X線の眼を持つ男の紹介:1963年アメリカ映画。透視もできる視力を研究している博士が、財団からの資金援助を継続してもらうために自分で人体実験を繰り返し成功を経て破滅を迎えるまでの話です。B級映画専門のロジャー・コーマンの作品です。1963年の古い作品ですが、今見ても色あせない面白さがあります。
監督:ロジャー・コーマン 出演者:レイ・ミランド(ジェームズ・エグザビア博士)、ダイアナ・ヴァン・ダー・ヴリス (ダイアン・フェアファックス博士)、ハロルド・ストーン(サム・ブラント)、ジョン・ホイト(ウィラード・ベンソン)、ドン・リックルズ(クレイン)、ディック・ミラー(ヘッカー)、ジョナサン・ヘイズ(ヘックラー) ほか
映画「X線の眼を持つ男」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「X線の眼を持つ男」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「X線の眼を持つ男」解説
この解説記事には映画「X線の眼を持つ男」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
X線の眼を持つ男のネタバレあらすじ:起
エグザビア博士は仲のいい医師のサムに目の検査をしてもらっています。まったく問題ないと言われます。病院に戻った博士は助手のダイアンにレントゲン写真を見せ、こんなものでは正確な診断が出来ないといいます。そして猿の目に薬を落とすと実験を始めました。猿が透視をしているように見えますが猿がショック死してしまいました。博士の研究は財団からの資金援助で成り立っています。しかし猿を実験で死亡させてしまった事で雲行きは怪しくなりました。
X線の眼を持つ男のネタバレあらすじ:承
博士はサムの所に行き、自分で人体実験をすることにしました。内容は自分でテープに録音しました。そして開発した薬を自分の眼に落とし開始しました。何滴めかで透視に成功しました。喜ぶ博士ですがその後眩しい閃光に包まれ博士は倒れました。財団との会合に行けなくなった博士の代わりにダイアンが参加しますがテープを聞いて資金援助は打ち切りになりました。ダイアンがこの知らせを博士に言いますが博士は目に巻いた包帯から透視できることに成功を喜びました。そして博士は病院を追われる事になりますが開発した薬だけは隠し持っていました。そして診察室では透視で患者の悪いところを見つけ担当医師に誤診を正そうとしますが聞き入れてくれませんでした。
X線の眼を持つ男のネタバレあらすじ:転
博士はダイアンに誘われダンスパーティーに参加しました。会場で博士の眼が覚醒し、全員が全裸に見えました。そして手術室に入り、担当医師の手をメスで切り付け、正しい手術を施しましたが、誰にも認めてもらえず博士は逃亡することにしました。お金のない博士はサングラスを掛け、見世物小屋で透視をすることで生活費を稼いでいました。ある日怪我をした女性の骨折場所を透視し応急処置を済ませ医師に引き渡しました。この光景を見たオーナーは博士に患者の悪いところを見て言い当てる潜りの医師の商売を始めました。噂はすぐ広がり大盛況となりました。このことはダイアンの耳にも入りダイアンが病院小屋にやって来ました。博士を連れ帰ろうとするダイアンと金儲けが出来なくなるオーナーとが争いになりますが、隙を見て二人は逃げ出しました。
X線の眼を持つ男の結末
博士とダイアンはラスベガスに行きました。透視で大金を稼ごうというものです。博士は透視で勝ちまくりました。勝ちすぎるためイカサマを疑われもみ合になった時にサングラスが外れてしまいました。博士の眼に大量の眩しい光は入って来てフラフラニなりながら金をばらまいてその隙に車に乗って逃げました、警察が追ってきますが博士はかろうじて教会に逃げ込みます。博士の眼は真っ黒に変色していました。牧師の説教を聞く博士でしたが最後には目玉が無くなっていました。
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