恋愛の温度の紹介:2013年韓国映画。同じ銀行に勤めるドンヒとヨンは3年間の交際の末、別れました。翌日から元恋人同士となった二人はお互い嫌がらせをして、ののしり合いを始めました。それでも何か気になっていた二人は、よりを戻すことになりますが…という内容の韓国のラブストーリー映画です。
監督:ノ・ドク 出演者:イ・ミンギ(イ・ドンヒ)、キム・ミニ(チャン・ヨン)、キム・ガンヒョン(パク係長)、パク・ピョンウン(ミン次長)、ラ・ミラン(ソン次長)、チェ・ムソン(キム課長)、ハ・ヨンス(ヒョソン)ほか
映画「恋愛の温度」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋愛の温度」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「恋愛の温度」解説
この解説記事には映画「恋愛の温度」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋愛の温度のネタバレあらすじ:起
同じ銀行に勤めるドンヒとヨンは同僚たちにわからぬように恋愛関係を続けていましたが、突然の破局を迎えました。ドンヒは荒れ狂い、ヨンは自分の部屋で泣き続けました。翌日からは二人は元恋人同士として勤務し始めました。そしてドンヒがヨンに対し、貸しているノートパソコンを返してくれと執拗に迫りました。そして交際時代に積もっていたヨンに対するうっぷんをぶちまけました。ヨンは宅配便の着払いでノートパソコンを返してきました。ドンヒが中を見るとパソコンは壊されていました。怒ったドンヒは、一緒に住んでいた時の思い出の品を全てヨンに送りました。
ヨンはドンヒのSNSにログインすると、ヒョソンというドンヒの新しい彼女を見つけました。ドンヒに成りすまし、ヒョソンに愛のメッセージを送りやり取りしました。ヨンの嫌がらせはエスカレートし、ドンヒのクレジットカードで買い物をしたりと出来る限りの事をしました。そしてドンヒは今までヨンのために使ったお金を返すよう迫りました。逆上したヨンも言い返し、ヒョソンの名前を出し、彼女からドンヒに使った金を取ると言い出しました。
恋愛の温度のネタバレあらすじ:承
ドンヒは新しい彼女のヒョソンとのデート中、ヨンとのことを思い出し「いつも食事をおごっているので、今日は逆におごってくれ」と言いました。この態度に怒ったヒョソンは帰ってしまいました。その後、ドンヒは食あたりを起こして寝込んでしまいました。ドンヒらの銀行に、ミン次長が着任してきました。結婚を控えたソン次長がヨンにミン次長を勧めました。イケメンの上司のミン次長の歓迎会で、ヨンはミン次長にアピールしました。これはドンヒを忘れるための気晴らしのつもりでしたが、二人はそのままホテルに行きベッドインしてしまいました。
一方、ドンヒの体調は悪化し、ヒョンソに電話して助けを呼びますが無視され、部下のパク係長に電話して病院に連れて行ってもらいました。ミンと関係を持った後、一人でホテルを出たヨンのスマホに、登録していたサイトから交際3年目のお祝いメッセージが届きました。同様にドンヒのスマホにも届きました。キム課長と不倫をしていたソン次長の結婚式の日、ヨンはドンヒに300万ウォンを返し、新しい彼氏が出来たと報告し、お互い良かったと話しました。
恋愛の温度のネタバレあらすじ:転
銀行の4泊5日の研修が始まりました。新入社員からヨンのベッドインの写真を見たと聞き、問い詰めると発信元はキム課長でした。キム課長に聞くと、愛人関係だったソン次長からでした。新婚旅行中のソン次長に電話すると、ミン次長が撮って見せたことがわかりました。その時、ソン次長との不倫がばれて、妻と離婚したキム課長はソン次長にやり直そうと電話で叫んだため、横にいたソン次長の夫が聞いて、ソン次長も離婚しました。怒りのドンヒはミン次長を問い詰め暴行を加え、次にヨンに対し、ゲスな男と付き合って恥をさらすなと言いました。するとヨンは別れておいて勝手な事を言うなと反発しました。ドンヒとヨンは別々にホテルを飛び出しました。
やがてドンヒはヨンに電話し、二人は落ちあいました。そしてよりを戻したカップルが成功する確率は3%だという話をしながら、二人はよりを戻しました。翌日から銀行でもラブラブな関係を続けました。以前のようにお互い意地をはらない、相手を思いやる新しい関係が続きました。そしてドンヒはソヒョンに別れを告げました。その後ソヒョンの友人からヨンに嫌がらせの電話がかかるようになりますが、ドンヒには黙っていました。
恋愛の温度の結末
ヨンはドンヒに結婚しようと言うと、ドンヒはしばらくして結婚しようと返しました。銀行の第3研修が始まりました。ミン次長と同じグループになったドンヒは机を蹴り倒し、会場を出て行きました。そして銀行の業務でも客の抗議にキレて逆上しました。ドンヒは降格になり、様子を見ていたヨンは自分との交際でストレスがたまっていると感じ始めました。ドンヒはヨンをテーマパークに誘いました。
当日、寝過ぎたドンヒはヨンに電話で起こされ、行くのを止めようと言われました。それでも行こうと言い、外に出ると大雨でした。客の居ないテーマパークで気を使った会話をし、遠慮しながら食べる弁当にヨンは遂に耐えれなくなり、一人泣きだしました。そして喧嘩しないように気を使って付き合うのは疲れたと言うと、ドンヒはそれはこっちも同じだと昔のように言い争いになりました。雨がやみ、稼働し始めた絶叫マシーンに乗った二人はお互い決心し、ここで別れを告げました。
月日がたち、転勤していたドンヒに銀行員たちのインタビューを収めた映画の試写会の招待状が届きました。この銀行では社内恋愛のカップルにインタビューをしながら映画を作っていました。会場で再会したドンヒとヨンは自分たちも出ている映画を見ずに、食事行こうと出かけるのでした。
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