ハムナプトラ 失われた砂漠の都の紹介:1999年アメリカ映画。カイロ博物館で働くエヴリンに放浪癖のある兄ジョナサンが会いにきた。彼はある物を見つけたとしエジプトの歴史に詳しいエヴリンに調査を頼んだのだ。それは伝説のハムナプトラへの地図。兄はそれをある男からもらったという。その男に詳しい話を聞こうとしたがあろうことか彼は死刑寸前だった。リックという名のその男を死刑から救い出したエヴリンは兄とその謎の男と共にハムナプトラへと向かった。しかしそこは伝説の地であり呪われた地でもあった。1959年に製作された「ミイラの幽霊」の二度目のリメイク作。
監督:スティーブン・ソマーズ 出演者:リック・オコーネル(ブレンダン・フレーザー)、エヴリン・カナハン(レイチェル・ワイズ)、ジョナサン・カナハン(ジョン・ハナー)、アーデス・ベイ(オデッド・フェール)、イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)、アナクスナムン(パトリシア・ヴェラスケス)、ベニー(ケヴィン・J・オコナー)ほか
映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」解説
この解説記事には映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハムナプトラ 失われた砂漠の都のネタバレあらすじ:3000年前
紀元1290年、エジプトの司祭であるイムホテップが酷い刑を受けた。王の女を奪ったとして前例のない刑に処せられたのだ。女アナクスナムンは愛したイムホテップに蘇らせることを約束し殺される。そしてイムホテップは罰として生きたままエジプトの地に埋められた。それから3000年後。かの地は伝説の地として語り継がれた。ある日カイロ博物館で働くエヴリンの元に兄ジョナサンが現れる。彼はなんとあの伝説の地、ハムナプトラへの地図を手に入れたのだ。しかし手違いで地図は燃えてしまう。そこで二人はその地図をくれたという男に会いに行くことにした。
ハムナプトラ 失われた砂漠の都のネタバレあらすじ:男
その男は刑務所で今まさに死刑に処されようとしていた。彼が唯一の地図だと真実エヴリンはその男を救出、共にハムナプトラへ行くことになる。ハムナプトラは伝説の地。言い伝えでは金銀財宝が眠ると言われている。その噂を聞きつけ数々のトレジャーハンターがその地へ向かった。その時エヴリンとその男、リック達と同じ船にたくさんのトレジャーハンターが乗っていた。船旅は優雅なものだった、しかし突如謎の黒服の男達が襲撃してくる。なんとか襲撃から免れたリック達だったが荷物はほとんど失くしてしまった。
ハムナプトラ 失われた砂漠の都のネタバレあらすじ:復活
なんとか目的地まで辿り着いたリック達はトレジャーハンター達と競い合うように発掘を進める。しかしライバルの学者が先に一冊の本を見つけてしまう。エヴリンは兄にならいその本を強奪、持っていた鍵で本を開けそこに書かれる文を読み上げてしまう。すると辺りに不穏な気配が漂い突如イナゴの大群が押し寄せてきた。エヴリンの読んだ分は邪悪な者を復活させる呪文だった。かつてこの地に封印されたイムホテップの復活。さらにそれをきっかけにエジプト全土に災厄が降りかかり始める。
ハムナプトラ 失われた砂漠の都の結末:金色の本
イムホテップは初めこそ完全な復活ではなかったが次第に力を取り戻し度々リック達に襲い掛かった。そして愛するアナクスナムンの復活のためエヴリンをさらってしまう。イムホテップを倒すには金色の本が必要だった。リック達はハムナプトラでその本を探しまわった。既に数多くの犠牲者をその地に残ったのはリックとエブリン、ジョナサンの3人だけだった。しかし本を見つけたリック達はイムホテップの撃退に成功。彼を再びあの世に送り返すことができた。そして闘いが終わるころリックとエヴリンの間に新たな気持ちが芽生えていた。
「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」感想・レビュー
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エジプトが舞台なのでピラミッドや延々と広がる砂漠の映像がとても美しかったです。邪悪な者として封印されていたイムホテップが復活するとエジプトに災いが起こる。だからこそイムホテップを退治することに成功してよかったと思います。
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ハラハラ、ドキドキしながら2時間たっぷり楽しめる冒険映画です。B級という声もありますが、面白ければいいじゃないの。
そして主な登場人物が皆さん、キャラが立ってて魅力的です。ブレンダン・フレーザーは精悍でカッコいいし、のちに大物女優となるレイチェル・ワイズはまだ初々しく愛らしい。悪役アーノルド・ヴォスルーも堂々たる存在感を放っています。見て損はしません!
中身はよくあるアドベンチャーもので、ストーリーとしては新鮮さはないのですが、何だかエジプトが舞台だとついつい見たくなってしまうんですよね。昔のエジプト王朝の呪いというだけで、ワクワクしてしまいます。有名なインディ・ジョーンズに比べると迫力は劣りますが、コメディ要素が強いので何も考えず楽に見たい娯楽映画としておすすめです。