紀元前1万年の紹介:2008年アメリカ,ニュージーランド映画。紀元前1万年の世界を舞台に、巨大ピラミッドを作らせようと企む邪悪な大神集団に村人を連れて行かれた若者が、命をかけて立ち向かう姿を描いたアクション作品です。
監督:ローランド・エメリッヒ 出演者:スティーヴン・ストレイト(デレー)、カミーラ・ベル(エバレット)、クリフ・カーティス(ティクティク)、ジョエル・ヴァーゲル(ナクドゥ)、アフィフ・ベン・バドラ(隊長)ほか
映画「紀元前1万年」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「紀元前1万年」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
紀元前1万年の予告編 動画
映画「紀元前1万年」解説
この解説記事には映画「紀元前1万年」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
紀元前1万年のネタバレあらすじ:起
紀元前1万年の世界。雪の山奥に住む民族ヤガル族は、“マナク”と呼ばれる巨大マンモスを狩って暮らしていました。
村の少年デレーの父(クリスチャン・ビーズリー)は優秀な戦士として名高い存在でしたが、ある日、突然親友ティクティク(クリフ・カーティス)に愛用の白い槍を託すと、我が子や村人を置いて村から姿を消してしまい、デレーは裏切り者の子呼ばわりされて、いじめの対象となってしまいました。
月日は流れ、デレー(スティーヴン・ストレイト)は逞しい若者に成長していました。デレーは青い目の少女エバレット(カミーラ・ベル)に心を惹かれていました。村の巫母(モナ・ハモンド)は、村に最後のマナクが訪れ、それを倒した者がエバレットと結婚でき、そして村に新たな時代が到来すると予言しました。
紀元前1万年のネタバレあらすじ:承
ある日、予言通りに最後のマナクの大群が村に押し寄せてきました。デレーは必死で食らいつき、最も大きなマナクを倒すことに成功、リーダーの象徴である白い槍を手に入れ、エバレットとの結婚も許されましたが、デレーは自分の実力不足を痛感して素直に喜べませんでした。
その夜、突如村を“4本足の悪魔”と呼ばれる異民族が襲撃し、エバレットを含む村人たちを連れ去っていきました。
物陰に隠れて難を逃れたデレーとカレン(モー・ゼイネル)、ティクティク、バク(ナサニエル・バリング)らは、エバレットと村人を救い出すため、異民族を追って旅立ちました。
紀元前1万年のネタバレあらすじ:転
旅の途中、デレーたちは落とし穴に落ちていたサーベルタイガーを助けます。サーベルタイガーは命を助けてもらった恩からか、デレーたちには牙を向けずに立ち去りました。
更に旅を続けると、同じように異民族に襲撃された村を発見、村人たちはデレーらに敵対心を抱きましたが、先程助けたサーベルタイガーが現れ、デレーたちを助けて去っていきました。
この村ではサーベルタイガーと話せる者は村の救世主となるという言い伝えがあり、村人たちはデレーたちの心強い味方となりました。デレーの軍は難所を潜り抜け、遂に敵の本拠地である巨大なピラミッドに辿り着きました。
紀元前1万年の結末
このピラミッドでは、自らを“大神”と名乗る支配者(ティム・バーロウ)の元、連れてこられた人々が奴隷として強制労働に従事させられていました。デレーらは奴隷らの中に紛れ込み、決起を促すも大神への恐怖心から立ち上がろうとはせず、そのうちにデレーらの正体もバレてしまいます。
デレーの軍と大神の軍は戦闘となり、ティクティクやカレンらが命を落とすなか、デレーは使役されていたマナクを暴れさせて敵を混乱させ、見事白い槍で大神を討ち取りました。大神の死を知った奴隷たちも一斉蜂起し、戦いはデレーの軍の勝利に終わりました。
デレーとエバレットは晴れて結ばれ、デレーの父が遺した種をまいて農業が始まり、世界には新たな時代が訪れました。
以上、映画「紀元前1万年」のあらすじと結末でした。
エキストラの人数の多さにビックリ。
人権費が大変だったと思います。