猟奇島:REBORNの紹介:2017年アメリカ映画。酒癖の悪い有名ハンターのリックが乗るクルーズ船が遭難し、女性カメラマンのアナと一緒に島に泳ぎ着きました。この島こそ、遭難して上陸してきた人間を狩る二人組がいる島でした…という内容のサバイバルアクションです。
監督:スティーブン・ラモート 出演者:ジョン・ヘニガン(リック)、ミシェル・テイラー(アナ)、エリック・エテバリ(ザロフ大佐)、ジョセフ・ガット(イヴァン)ほか
映画「猟奇島:REBORN」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「猟奇島:REBORN」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
猟奇島:REBORNの予告編 動画
映画「猟奇島:REBORN」解説
この解説記事には映画「猟奇島:REBORN」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
猟奇島:REBORNのネタバレあらすじ:起
ある海域で船舶の遭難が相次ぎ、磁場の狂いが原因と思われる報告がなされていました。その海域にある島で、男女3人が逃げ回っています。そして3人は何者かに追われ次々殺されました。
出港を待つウィルダネス・エクスプローラー号の搭乗口付近で、ハンターのリックが柵にもたれて寝ています。船の所有者のトムが起こすと、リックは泥酔状態でした。二人は顔見知りで、トムの案内でリックが船に乗りこむと、トムがアンドレス船長に最短コースをとるよう指示していましたが、アンドレス船長は「あの海域は危険だ、磁場がおかしい」といって反論します。
そのころリックは船内のレストランで「酒をくれ」と頼んでいましたが、有名ハンターでありながら酒癖の悪い事で評判のリックには、オーナーから酒の提供を止められていました。ボーイが居なくなったのを見て、リックはカウンターに入り酒を探し始めます。周囲にいた客は、リックの言動にドン引きして居なくなります。
そこへアナというブロンドのカメラマンがやって来て、リックを撮影し始めます。自分が人気者だと思って悪い気はしないリックは、撮影させながらアナにちょっかいを出そうとしますが、アナの方から逃げていきます。この様子を見ていたトムが、リックに話しかけた時、突然船が大きく揺れます。
猟奇島:REBORNのネタバレあらすじ:承
船から火の手が上がり、船内はパニック状態になります。乗組員は乗客にボートに乗って逃げるよう指示しますが、やがて船は海中に飲みこまれました。リックが島に泳ぎ着くと、ボートの中で倒れたサミュエルを介抱するアナがいました。サミュエルは骨折と火傷で重傷でした。
その時、側で船から流れてきた乗客の荷物を拾う、島の住人イヴァンが見えました。アナはイヴァンに助けを求めると、イヴァンは「ついて来い」と言って、小屋に案内します。小屋にはザロフ大佐がいて「こいつはもうダメだ」と言うものの、イヴァンがサミュエルの傷の治療を始めます。二人ともロシア人のようで、イヴァンの治療にアナが付き添い、リックはザロフ大佐とウォッカを奥の部屋で飲み始めます。
ザロフ大佐がハンターの話をすると、リックが「オレはプロのハンターだ」と言って、ザロフ大佐の話にケチをつけ始めます。二人の事が気になるアナは、「トイレに行く」と言って、別の部屋で探していると、ザロフ大佐は政治犯で指名手配中であることがわかりました。しかしアナはイヴァンに見つかり捕まえられます。
泥酔状態のリックが動けないのを見て、ザロフ大佐は「これから命がけのゲームをする。お前たちが島の反対側のボートを見つけるか、オレを殺せば生き残れる」と言って、リックとアナを小屋から出します。
猟奇島:REBORNのネタバレあらすじ:転
酔いがさめてきたリックがアナを連れて海岸線からジャングルに入った時、アナがトラップに引っかかります。リックがどうにか助けるものの、今度はリックが底なし沼にはまりアナに助けられます。島にはそこらじゅうトラップが仕掛けられ、それによって殺された死体が転がっていました。二人がその都度、足止めを食らっているとイヴァンが追ってきていました。
夕方になると、リックがウサギを捕まえ焚火で焼いて夕食にし、二人はそれぞれ生い立ちを話し、朝を迎えます。リックはアナに「君を何としてもこの島から出してやる」と言います。ジャングルを歩いているとイヴァンが襲ってきます。リックとイヴァンが格闘していると、アナが仕掛けられたトラップを使ってイヴァンを襲います。その隙にリックがイヴァンを殴り倒すと、ザロフ大佐がやって来ました。ザロフ大佐はイヴァンを起き上がらせて連れて帰ります。
アナは「何故二人を殺さなかったの?」とリックを責めると、「背後から襲うのはフェアじゃない」と持論を述べます。あきれて一人で歩き出したアナが地雷を踏んで動けなくなります。リックが父親と狩りに行って、父親が鹿の角で死んだ話をして気を落ち着かせ、アナに飛び掛かります。幸いにも地雷は不発でした。アナは「なんであんな話をしたの?」と言うもののリックは苦笑いしただけでした。
猟奇島:REBORNの結末
再び海岸線に戻ると、自分たちの荷物が漂着しています。二人は服を着替え、リックは自分のバッグから武器を取り出し装備します。そして「サミュエルを助けに行こう」と小屋に戻りますが、イヴァンに待ち伏せされ銃を突きつけられて捕まってしまいます。
ザロフ大佐がやって来て「オレはリックと話がある」と言うと、イヴァンはアナとサミュエルを外に連れだします。しばらく歩くとイヴァンが「早く逃げろ、ここを行けばボートがある。それに乗って行けば逃げられる」と言って二人を逃がし、空に向け銃を2発発砲します。
小屋に戻ったイヴァンを見たザロフ大佐は、アナら二人を殺していないことに気づき、イヴァンの胸を撃ちます。そして「サシで勝負だ」と言ってリックにナイフを渡すと、二人の殺し合いが始まります。一方、逃げるアナらでしたが、サミュエルがトラップに引っ掛かり矢が胸に突き刺さります。やがてサミュエルは死に、アナは小屋に戻ります。
リックは一進一退の末、ザロフ大佐の胸にナイフを突き刺して殺しました。戻ってきたアナと一緒に、死んだイヴァンに礼を言い、ボートへと向かいます。イヴァンの言った事は本当で、ボートが浮かんでいました。喜んだ二人は抱き合いキスをするのでした。
以上、映画「猟奇島:REBORN」のあらすじと結末でした。
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