300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～の紹介：2014年アメリカ映画。前作が大ヒットを記録したことで、内容を前作に絡めて、今作では史実に基づく海戦を圧倒的なグラフィックで作り上げました。今作は前作に及ばずとも、ヒットしました。
監督：ノーム・ムーロ 出演：サリヴァン・ステイプルトン（テミストクレス）、エヴァ・グリーン（アルテミシア）、レナ・ヘディ（王妃ゴルゴ）、ハンス・マシソン（アイスキュロス）、ロドリゴ・サントロ（クセルクセス）、ほか
映画「300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～の予告編 動画
映画「300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～」解説
この解説記事には映画「300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：ゴルゴのお話
スパルタの王妃ゴルゴは、ある話を始めました。ペルシアのダレイオス１世は、大軍を率いてギリシアを侵攻してきます。ギリシアを率いるのはアテネの将軍であるテミストクレス。彼はペルシア軍を海岸で攻め落とします。
テミストクレスは、ダレイオスを殺すために船の上に乗り、矢を放ちます。ダレイオスの息子であるクセルクセスは、危険を察知し、父のもとへ駆け寄りますが、矢はダレイオスを貫き、ペルシアの王は倒れます。
クセルクセスはテミストクレスの目を見ると、復讐を誓います。ゴルゴは、テミストクレスがクセルクセスを殺さなかったことは、間違いであると言います。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：神王、クセルクセスの誕生
宮殿に戻ると、ダレイオスは床につき、息子のクセルクセス、さらには海軍司令官であるアルテミシアが王を見舞いにきます。ダレイオスは息子に対して、ギリシャを負かすことができるのは神のみ。だからもう討伐しないようにという遺言を残し、死亡します。
数日間クセルクセスは悲しみに暮れます。そこにアルテミシアが来て、父の遺言は挑戦であり、神という言葉はあなたに対してであり、クセルクセスが神王として生まれ変わることを勧めます。
アルテミシアは、クセルクセスを砂漠に追放します。そして生死をさまよう中、金色に輝く水の中に入り、全ての身体の毛が抜け落ち、彼は完全に生まれ変わります。彼が砂漠にいる間、アルテミシアはクセルクセスの重臣たちを全て惨殺します。宮殿に帰ったクセルクセスは、神王として君臨し、アルテミシアを臣下としてギリシアとの戦争に突入すると民衆に宣言します。しかし、その言葉は全てアルテミシアが操っていました。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：スパルタとギリシアの戦い
ギリシアでは自国の兵士が戦闘で死亡するのはよくないとして、戦争を回避することが会議されますが、将軍のテミストクレスはギリシアは自由のために戦うのが主義であり、スパルタへの応援も視野に作戦を進めていきます。
テミストクレスはスパルタへ赴き、ダレイオス王へ応援を頼もうとしましたが、すでにダレイオス王は３００人を従えてスパルタを出ていった後でした。妻のゴルゴも、アテネに兵を貸す事は断ります。テミストクレスはギリシアの軍だけで攻め入ることを考え、自由のために戦うと兵士の士気を上げていきます。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：アルテミシアの過去
アルテミシアは、以前ギリシアの兵士に陵辱され、さらに家族を殺されるという悲劇に遭い、ペルシアの密使に助けられて戦士として育てられたという悲しい過去がありました。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：テミストクレスの策略
テミストクレスは、少数の船でペルシアの大艦隊を攻めるという作戦を立てます。テミストクレスは小型の船で艦船に体当たりしていき、多くの兵士を殺します。その結果に憤慨したアルテミシアは、部下の将軍に鎖を巻き、海に沈めます。
翌日、テミストクレスはペルシアの軍隊を狭い海域に誘い込み、崖に潜んでいた兵士がペルシアの船に乗り込み、多くの兵士を惨殺、ギリシアは勝利を手にします。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：アルテミシアの誘惑
その戦法を見たアルテミシアは、テミストクレスを賞賛します。アルテミシアは、テミストクレスを自分の船に誘うと、彼を誘惑し、ペルシア側につくよう言いますが、彼は拒否をします。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：火攻めの戦い
３日目の戦いで、ペルシア軍は襲ってくるギリシア軍に対して、海にタールを流して火攻めにします。それにより、ギリシア側の多くの将兵が死亡し、船を失います。
アルテミシアは、この戦いでテミストクレスが死亡したと思っていましたが、実は海に潜り込んで生きていたのです。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～のネタバレあらすじ：悲しみのスパルタ
陸の方ではスパルタのダレイオス率いる３００の精鋭がクセルクセスに戦いを挑むものの、破れてしまいます。
テミストクレスは王妃ゴルゴに面会し、一緒に戦うよう言いますが、彼女は悲しみ、これ以上の戦死者を出したくないと言って拒みます。
300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～の結末：ギリシアの逆襲
テミストクレスは少数の船で再びアルテミシア率いる大艦隊と勝負をすることになり、ギリシアの船は大艦隊に激突をし、両者入り乱れての大殺戮が行われます。
テミストクレスはアルテミシアと戦い、お互いの喉に剣を突きつけます。テミストクレスはアルテミシアの腹部を刺し、彼女は崩れ落ちます。
彼女の目には、ペルシア軍をも上回るギリシア連合軍が見えます。その様子を見ていたクセルクセスは、部下を置き去りにし、退散します。船の上にはゴルゴ女王も現れ、彼らはペルシア軍を蹴散らしていきます。
以上、映画「300 ＜スリーハンドレッド＞ ～帝国の進撃～」のあらすじと結末でした。
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