夫たち、妻たちの紹介:1992年アメリカ映画。2組の夫婦の関係を皮肉な目で描いたコメディ・ドラマ。この映画の公開間際にアレンの浮気が発覚、おかげで1982年の「サマー・ナイト」以来続いてきたミア・ファローとのコンビ関係はこれで終わりとなった。
監督:ウディ・アレン 出演:ウディ・アレン(ゲイブ)、ミア・ファロー(ジュディ)、ジュディ・デイヴィス、ジュリエット・ルイス、リーアム・ニーソン、ほか
映画「夫たち、妻たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「夫たち、妻たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「夫たち、妻たち」解説
この解説記事には映画「夫たち、妻たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夫たち、妻たちのネタバレあらすじ:1
自宅でテレビを見ながらその内容に文句をつけるゲイブ。中年の大学教授です。その相手はジュディ。彼の妻。美術関係の出版社の編集者です。そこへジャックとサリーの夫妻が来訪。ゲイブたちとは親友でした。ワインを飲みながら話をするうち、ジャックたちが別居予定であることが分かります。彼らは離婚も考えているようです。仲が良いと見なしていた彼らの離婚に、ゲイブもジュディもショックを受けます。とりあえず全員で中華料理を食べにゆきますが、そのショックは癒えません。ジュディの方は特に心の動揺が激しく、ずっと気分が落ち込んだままです。子供を作るのにゲイブが反対していることから、自分たちもやがては離婚に至るのでは、と恐れているのです。
夫たち、妻たちのネタバレあらすじ:2
別居宣言のあと、ジャックは堂々とゲイブたちに新しい恋人を紹介。サムという名のエアロビクスのインストラクターで、サリーとはまるでタイプが違います。そして、サリーが寂しがっているだろうと考えたジュディは、彼女に職場の同僚の男性マイケルを紹介。マイケルは彼女に惹かれますが、サリーの方は彼に不満です。そしてゲイブの方は教え子であるレインと個人的な交際を始めます。自分の原稿を彼女に読ませ、色々と意見を聞くゲイブ。予想以上にレインは辛辣な意見を述べるので、ゲイブは戸惑います。
夫たち、妻たちの結末
サムと付き合っていたジャックですが、あるパーティでサリーが別の男性とデートしていたと聞かされて嫉妬します。そしてサムと口論となったあと、サリーの家へ。そこでは彼女がマイケルと寝ていました。ジャックは自分の本心に気づき、サリーに復縁を懇願。そんな彼にサリーは「出ていって」と冷たい態度です。しかし、結局彼らは元の鞘に収まり、再び同居することに。残されたマイケルはジュディに慰められます。これをきっかけにジュディはゲイブとの別れを決意。2人は別居することになります。やがてジュディはマイケルと結婚。ジャックとサリーも問題を抱えながら結婚生活を続けます。そしてゲイブだけが孤独に生きてゆくのでした。
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