スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーの紹介:2014年アメリカ映画。ミステリー作家として活躍するテスはある日講演会に呼ばれる。無事にその講演会を終えるとテスに理事長が帰りの近道を教えてくれた。来た道とは少し違う森の中を抜ける道。しかししばらく進むと落ちていた釘を踏んでしまいタイヤがパンクしてしまう。立ち往生するテスだったが運よくそこに一台のトラックが止まった。しかし止まったトラックに乗る男は別の目的を持っていた。スティーブン・キング原作「ビッグ・ドライバー」のテレビ映画化。
監督:ミカエル・サロモン 出演:
ウィル・ハリス、マリア・ベロ、オリンピア・デュカキス、ジョーン・ジェット、アン・ダウド、ほか
映画「ビッグ・ドライバー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビッグ・ドライバー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ビッグ・ドライバー」解説
この解説記事には映画「ビッグ・ドライバー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーのネタバレあらすじ:近道
講演会に向かう車の中、テスは友であるカーナビと話し込んでいた。作家として活躍するテスにはいつも話し相手がいた。車の中ではこのカーナビ、家では彼女のヒット作となった「編み物クラブ」にも登場する女性達だ。
会場に着いたテスは予定通り講演を行った。そしてその帰り、理事長であるラモーナに小切手を貰い、さらに家までの近道を教えてもらう。それは来た道とは少し違った森の中を抜ける道だった。
ラモーナに言われた通りに進む途中、テスの車は突然大きくバランスを崩した。路肩へ車を寄せて見てみると、タイヤに釘の付いた板が刺さっていた。
スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーのネタバレあらすじ:大男
気が付くとテスは水の溜まった排水管に横たわっていた。身体中が痛く記憶も曖昧な彼女は、なんとか身体を動かしそこから這い出た。
ひと気のないその排水管には人間の遺体が転がっていた。震える身体を動かしながら近くの小屋へと向かった。そこは彼女の車がパンクした場所。
そして助けてもらおうとした男にレイプされた場所だった。携帯の電波もないその場に現れたトラック。降りてきた身体の大きな男。レイプされ排水管へと捨てられた。
既に日は沈んだ森の中。ゆっくりと道路沿いを歩いていると、バーとさらにその先にコンビニを見つけた。
スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーのネタバレあらすじ:推理
コンビニでいつも使っているリムジンを呼び、家まで送ってもらったテス。初めて被害者となった彼女は誰にも相談できない事実と、ゆっくりと復讐の文字が浮かんでいた。
次の日、テスの元に電話が入る。それは昨日通り過ぎたあのバーの店主からの電話だった。車を預かってくれているという。
自分の車に乗り、久しぶりに再会したカーナビと話すうち、テスはある事実に到着する。何故彼は自分があそこにいることを分かったのか。たまたまにしては行き過ぎている。
ミステリー作家としての持前の推理力を使い、テスはもう一人の人物へとたどり着いた。ラモーナ。
スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーの結末
ラモーナがあの男の母親だという事実に辿り着いたテスは、家に置いていた銃を持ちラモーナの元へと向かった。そして彼女を殺したテスは、自分に傷を負わせた張本人の元へと向かう。
あるトラック休憩所で待ち伏せていたテス。その男は現れた。そして男が去った後、トラックに書かれていた住所へと向かう。
ついに男の元へとたどり着いたテス。驚く男に容赦なく銃を発砲した。留めの一撃は男の股間に向けて発砲。これでテスの復讐は終わった。
それからすぐ、排水管から遺体が見つかったという記事を見た。だが自分の身に起きた事実は墓まで持っていくと決めたテスは、さっそく新しい作品を書き始めた。
以上、映画「ビッグ・ドライバー」のあらすじと結末でした。
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