しあわせへのまわり道の紹介:2014年アメリカ映画。突然夫に分かれを告げられた、書評家のウェンディ。免許を持っていない彼女は、夫が出ていった後、タクシー運転手に車の運転を習い出します。そんな彼女がタクシー運転手とのかかわりの中で少しずつ変わっていく物語です。
監督:イザベル・コイシェ 出演:パトリシア・クラークソン(ウェンディ)、ベン・キングズレー(ダルワーン・シン・トゥール)、ジェイク・ウェバー(テッド)、サリタ・チョウドリー(ジャスリーン)、ほか
映画「しあわせへのまわり道」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「しあわせへのまわり道」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
しあわせへのまわり道の予告編 動画
映画「しあわせへのまわり道」解説
この解説記事には映画「しあわせへのまわり道」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
しあわせへのまわり道のネタバレあらすじ:起
ウェンディの夫テッドはある日浮気したあげく、家を出てその浮気相手のもとへと去ります。50代のウェンディは呆然としながらも、自分は車の運転ができず、人里離れた農場にいる娘ターシャに会いにも行けないことに気付きます。そこでひょんなことから知り合った、敬虔なシク教徒で、昼間は車の運転の講師、夜はタクシー運転手として働くダルワーンに車の運転を習うことにします。直前になって心が揺れ、レッスンを断るウェンディでしたが、ダルワーンは彼女を運転席に座らせてしまいます。
しあわせへのまわり道のネタバレあらすじ:承
こうしてレッスンが始まりました。ウェンディは慣れない運転に苦戦し、失敗を重ねます。そのたびに、ダルワーンはユーモアを持って、彼女を教えていきます。彼女はその教えに自分の今までの人生、生き方を重ね、反省し、少しずつ変わっていきます。かたくなだった彼女はだんだんダルワーンと打ち解けていき、ダルワーンも彼女に親しみを感じはじめます。ダルワーンはアメリカ国籍を持っていますが、同居している同郷の人々は持っていなかったので、移民局にばれ、同郷の人たちは連れていかれます。
しあわせへのまわり道のネタバレあらすじ:転
インドにいるダルワーンの妹から紹介された、同じシク教徒のジャスリーンと、ダルワーンは結婚することになります。そのジャスリーンを、ウェンディとダルワーンは一緒に空港に迎えに行きます。ジャスリーンに会ったウェンディは少し複雑な気持ちになります。ダルワーンはジャスリーンと結婚し一緒に暮らし始めます。ダルワーンはジャスリーンにアメリカでの生活に慣れさせようと、2人の会話も英語でするように伝えます。ジャスリーンは英語もあまり話せず、仕事で留守がちなダルワーンをただ待つだけの孤独な生活を送ります。
しあわせへのまわり道の結末
ジャスリーンと打ち解けられず、ダルワーンはウェンディに惹かれはじめます。ウェンディもダルワーンに惹かれていましたが、彼の誠実さを尊敬しているため、ジャスリーンを裏切らせるようなことはしません。ジャスリーンは、買い物の仕方が分からずに困っていた時にインド人の女性に助けられたことで、女性やその友人たちと友達になり明るさを取り戻します。ウェンディは1度落ちましたが、再試験で合格し、晴れて運転免許を取ります。帰宅したダルワーンはジャスリーンに一緒に過ごす時間を増やすため、仕事を減らすと告げます。ウェンディは、車を運転して娘に会いに行きます。
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