ザ・コンサルタントの紹介:2016年アメリカ映画。自閉症のクリスチャンは数字に強い事を生かし会計士になるが、彼は裏社会にクライアントを持ち彼らの会計士をしながら大金を稼ぐ顔も持つ。ある日依頼を受けた大企業の財務調査で不正を見つけるが、それをきっかけに命を狙われることとなる。
監督:ギャビン・オコナー 出演:ベン・アフレック(クリスチャン・ウルフ)、アナ・ケンドリック(デイナ・カミングス)、J・K・シモンズ(レイモンド・キング)、ジョン・バーンサル(ブラクストン)、ジェフリー・タンバー(フランシス)、シンシア・アダイ=ロビンソン(メリーベス・メディナ)、ジーン・スマート(リタ・ブラックバーン)、ジョン・リスゴー(ラマー・ブラックバーン)、ほか
映画「ザ・コンサルタント」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・コンサルタント」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・コンサルタントの予告編 動画
映画「ザ・コンサルタント」解説
この解説記事には映画「ザ・コンサルタント」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・コンサルタントのネタバレあらすじ:1
クリスチャンの父親と母親は自閉症息子を、障害を持つ子供達の為の児童施設に連れて行き相談していた。そこでパズルをするクリスチャンは最後の1ピースがないことに激しく動揺する。彼は全てを完璧に終わらせないとパニックを起こしてしまうのだ。そこへ施設で生活する口のきけない少女ジャスティンが来て最後のピースを彼に渡す。そしてクリスチャンは裏返しにしたままでパズルを完成させるのだった。この施設で短期間生活したクリスチャンだったが症状は改善せず、この事に耐えきれなくなった母親はクリスチャンと弟のブラクストン、父親を置いて家を出て行ってしまう。クリスチャンの父親は軍人で、障害を持ったクリスチャンに対しても厳しく彼はクリスチャンとブラクストンに小さい頃から武道を習わせ、喧嘩したらやり返せと教えていた。クリスチャンとブラクストンは軍に入隊し、クリスチャンは射撃の名手となる。
ザ・コンサルタントのネタバレあらすじ:2
レイ捜査官は分析者として面接にやって来たメディナに彼女の過去の犯罪歴を知っている事を彼女に伝え、彼に協力させる事を約束させる。クリスチャンに目をつけていたレイはメディナに彼のことを調べ、レイに直接報告することを命じるのだった。その頃クリスチャンは彼のオフィスに来ていた老夫婦にファイナンシャルプランについてアドバイスをしていた。彼に感謝した老夫婦は今度家に来るようにと彼を誘うのだった。家に帰ったクリスチャンは奇妙なほどに全てが完璧に揃った家で一人食事をする。次の日、老夫婦の家を訪ねたクリスチャンは広い庭で射撃をする。老夫婦は的に百発百中で命中させるクリスチャンに驚くのだった。
ザ・コンサルタントのネタバレあらすじ:3
クリスチャンはトランクルームに行くと自分の倉庫にあるトレーラーハウスに入っていく。そこで彼は機械のような女性の声と電話で横領疑惑のある大企業の社長ラマー・ブラックバーンからの依頼について話す。翌日クリスチャンはラマーの会社に行き彼の妻リタと親友のエドに会い15年分の会計帳簿の提示を求めるのだった。次の日クリスチャンがクライアント会社を訪ねるとそこにはダナというこの会社の若い会計士がいた。彼女が最初に横領があるのではと気づいた人物であった。クリスチャンは一人で大丈夫だとダナを出て行かせ、一日中部屋にこもると部屋の壁中に数字を書いていく。翌日出勤したダナに彼が横領があったことを伝えると、ダナは彼が一日で終わらせてしまったことに驚く。そこへリタがやって来てクリスチャンが、横領があった事実を伝えると彼女はショックを受けるのだった。
ザ・コンサルタントのネタバレあらすじ:4
翌日になりクリスチャンが会社に行くと彼が書いた数字が消されていた。彼はまだ終わっていないのにと動揺する。そこへ気が立った様子のラマーがやって来る。彼は前夜に横領が発覚したと知って自殺したエドのことでクリスチャンに対して怒っていたのだ。ラマーに解雇されたクリスチャンはクライアントの老夫婦の家でまた射撃をしていた。しかしその老夫婦の家の中では二人の殺し屋が老夫婦と共にクリスチャンを待っていたのだ。殺し屋は老夫婦に外にいるクリスチャンを呼ばせるのだがそこへクリスチャンが銃で攻撃し二人の殺し屋を殺し老夫婦を助ける。自分とダナが狙われていることを知ったクリスチャンはダナの家に行きすでに襲われていた彼女を助け出しホテルに避難する。
ザ・コンサルタントのネタバレあらすじ:5
クリスチャンとダナはリタが横領をしていると睨む。そこでクリスチャンはリタの家へ向かった。するとリタの家から不審な男が出て来るのを目撃する。家の中に入ったクリスチャンは頭を撃ち抜かれて死んでいるリタを見つけ、そこに置いてあったリタとラマーの夫婦写真を見て横領しているのがラマーだと言う事に気づく。同じ頃メディナはクリスチャンが数年前に起きたガンヴィーノというマフィアたち殺害の犯人であることや彼の正体を暴いていっていた。この報告を受けたレイはメディナに実は自分がクリスチャンを知っていて手伝いをして来た事を告げる。レイはガンヴィーノ殺人の現場にいち早く到着していて、そこでクリスチャンに殺されずに逃がされていたのだった。そしてクリスチャンが刑務所で同部屋だったガンヴィーノの会計士フランシスが出所後殺されたと知って復讐をした事も説明する。レイは自分の引退後メディナに次の協力者になるように言う。
ザコンサルタントの結末
ラマーの別荘では簡単に終わるはずだったクリスチャンとダナの殺害計画が失敗して苛立つラマーが暗殺者グループたちと共に自分の家に避難していた。そこへクリスチャンがやって来て次々に暗殺者を殺して行く。暗殺者グループのリーダーは監視カメラで小さい頃から歌っていたソロモンの歌を口ずさむクリスチャンの姿を驚いた様子で見ている。そして彼の姿を見たクリスチャンもまた少し驚いた様子で出て行く。暗殺者のリーダーは弟のブラクストンだったのだ。ブラクストンは出て行った母親の葬儀で暴れ誤って父親を殺して、その後も10年も姿を眩ませたクリスチャンに怒りをぶつける。しかし小さい頃から助け合って来た二人は殴り合いの末仲直りをする。これを見ていたラマーはクリスチャンに理解を求めようとするがクリスチャンは自分のためにエドやリタを殺害しダナまで殺そうとした彼を迷いなく射殺する。その後街を移動するクリスチャンはドライブをしながら電話で機械音声と会話していた。この機械音声は彼が小さい頃に居たあの児童施設で出会った少女ジャスティンであったのだった。
以上、映画ザ・コンサルタントのあらすじと結末でした。
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