悪魔の秘め事の紹介:2013年アメリカ映画。往年の大女優である母親と、同じ女優の道を歩むものの母に対するコンプレックスを抱える娘との愛憎と、2件の殺人事件の真相を描くサスペンスドラマ。
監督:ジェームズ・オークリー 出演:レナ・オリン、ロザムンド・パイク、ディーン・ウィンタース、モリー・プライス、バーン・コーエン、ほか
映画「悪魔の秘め事」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔の秘め事」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悪魔の秘め事の予告編 動画
映画「悪魔の秘め事」解説
この解説記事には映画「悪魔の秘め事」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔の秘め事のネタバレあらすじ:母と娘
伝説の名女優キャサリンはかつて夫マックスを殺害された後に引退していたが、3ヶ月前に脚本家ジェイクと再婚し、映画女優となった娘ゾーイの撮影に立ち会ったことをきっかけに復帰を決意する。すぐに主演映画も決まり、マスコミへの宣伝も始まる。自分が大女優の娘としか見られていないコンプレックスを抱え、酒に溺れるゾーイは、母の復帰でますます自分の立場が脅かされると反発し、ジェイクを誘惑して関係を持つ。そして長年キャサリンの有能な秘書として務めてきたエディは、ジェイクと結婚してから自分のアドバイスを受け入れなくなっていったキャサリンに不満を感じ、ジェイクの存在を快く思っていなかった。
悪魔の秘め事のネタバレあらすじ:見えない脅迫者
キャサリンの復帰が決まった頃、家に“人殺し”と書かれた黒い手紙が届くようになる。誰が何の目的で送ってくるのかがわからないままキャサリンは不安が募り、不眠症に拍車がかかる。ある日、「バラされたくなければひとりで別荘に来い」という黒い手紙の脅迫で、キャサリンはマックスが殺された別荘に向かう。キャサリンが脅迫の相手を待っていると、そこに現れたのはエディ、ゾーイ、ジェイクだった。それぞれがキャサリンの身を案じて、という理由で別荘に来たと言い、脅迫者はわからないままだった。その夜、銃声がして駆けつけたキャサリンはゾーイが倒れているのを目にする。ゾーイとの関係をキャサリンに話すと脅されたジェイクがゾーイを撃ったと言うエディと、デタラメだと言い張るジェイク。呆然と2人の言い争いを聞いていたキャサリンの前に死んだと思われたゾーイが銃を持って現れる。
悪魔の秘め事の結末:悪魔の居場所
自分がジェイクに殺されたと思わせることでキャサリンにジェイクを殺させようと、ゾーイとエディが仕組んだことだったが、キャサリンが手を下さなかったためにゾーイは自らの手でジェイクを撃つ。その場から走り去るゾーイを追いかけるキャサリンだったが、かつてゾーイが義理の父マックスを殺した時のようにはもう守れない、と言い放ち、追うことをやめる。それから1年後、キャサリンの主演映画は好評を博し、相変わらず隣にいるエディとともにその口元には笑みが浮かんでいた。
この映画の感想を投稿する