ナイトクローラーの紹介:2014年アメリカ映画。事故や殺人現場に出向きスクープ映像を撮影、テレビ局に販売する事で生計を立てる「ナイトクローラー」達の苛烈な毎日を描いたサスペンス作品。主演は実力派として知られるジェイク・ギレンホール。
監督:ダン・ギルロイ 出演:ジェイク・ギレンホール(ルイス・ブルーム)、レネ・ルッソ(ニーナ・ロミナ)、リズ・アーメッド(リック)、ビル・パクストン(ジョー・ロダー)、アン・キューザック(リンダ)、ほか
映画「ナイトクローラー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナイトクローラー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナイトクローラーの予告編 動画
映画「ナイトクローラー」解説
この解説記事には映画「ナイトクローラー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナイトクローラーのネタバレあらすじ:起
ルイス(ジェイク・ギレンホール)は働く気がありながらも学歴も人脈もない事から、なかなか就職できずにくすぶっていました。次第にルイスは窃盗に手を出し、それで生計を立てるようになります。そんなある日、ルイスの人生を変える出来事が起きました。外に出ていたルイスは、たまたま自動車の事故現場に遭遇したのです。その事故を周囲から撮影している人物がいました。彼らは事故などのスクープ映像を誰よりも早く撮影してテレビ局に売り飛ばす「ナイトクローラー」と呼ばれる人達でした。
ナイトクローラーのネタバレあらすじ:承
何故かその職業に強く惹かれたルイスは、自身もビデオカメラで事故のスクープ映像を撮影、テレビ局に向かいました。そんな中、ニーナ(レネ・ルッソ)というプロデューサーが彼の映像、そして才能に目をつけました。アシスタントとしてリック(リズ・アーメッド)という青年を雇ったルイスは次第に暴走していきます。より良いスクープ映像を撮影するために遺体を動かしたり、不法侵入といった犯罪行為を躊躇なく行うようになったのです。
ナイトクローラーのネタバレあらすじ:転
そしてある夜、ルイスは警察よりも早く殺人現場に辿り着きました。ルイスはその住宅に忍び込み、被害者の死体と逃走する犯人の映像を撮影するのでした。強烈すぎる映像に、さすがにテレビ局内でも倫理に反するのではないかという声が上がりました。しかし自身の出世に目が眩んだニーナはほぼ独断でその映像を放映する事を決定します。一方、ルイスは撮影した映像から犯人達を特定していました。そしてより良い映像を撮影する為に、犯人達と警察のカーチェイスが生じるように仕組み、実際その通りに物事が動き出しました。
ナイトクローラーの結末
激しいカーチェイスの果てに、犯人の車が横転しました。ルイスはまだ犯人が生きている事を知っていましたが、最近口うるさくなってきたリックを処分する為に、犯人の死体を撮ってくる様にリックに命じます。そしてルイスの狙い通り、リックは犯人に射殺されました。ルイスはその一部始終をカメラに納めており、この映像もテレビ局に売り飛ばすつもりでした。警察はルイスが何らかの形でこの事件に関与している事に気が付きながらも、証拠がないために手を出せずにいました。そしてルイスは稼いだ金で更に事業を拡大、新たなアシスタントを雇い、ナイトクローラーとしてさらなるスクープ映像撮影に乗り出すのでした。
以上、ナイトクローラーのあらすじと結末でした。
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