グレッグのダメ日記の紹介:2010年アメリカ映画。アメリカで出版された「グレッグのダメ日記」を原作とする映画。日本でも本屋さんの児童コーナーへ行くと必ず置いてある本です。内容は中学生になったグッレグのダメな日常を描いています。この映画を見ると大人が子供のことに口出しするのは良くないなと思うと同時に、親としてどうやって子供を見守っていくかを考えさせられます。「自尊心」と「友情」についてよく描かれています。
監督:トール・フロイデンタール 出演:ザカリー・ゴードン(グレッグ)、ロバート・キャプロン(ロウリー)、レイチェル・ハリス(スーザン)、スティーヴ・ザーン(フランク)、デヴォン・ボスティック(ロドリック)、ほか
映画「グレッグのダメ日記」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グレッグのダメ日記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グレッグのダメ日記の予告編 動画
映画「グレッグのダメ日記」解説
この解説記事には映画「グレッグのダメ日記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グレッグのダメ日記のネタバレあらすじ:グレッグの日記
両親と兄と弟と暮らしている主人公は日々の不満を日記に綴りながら毎日生活をしていました。そんなグレッグももうすぐ中学生になります。中学生活のことを兄から聞いていたグレッグは、学校でのマウンティングに興味を持ち、卒業までには上位の生徒になることを目標とします。家庭では兄からは意地悪をされ、母親はまだ小さい弟にかかりきり、調子に良い父親に振り回されいるため、学校では確固たる自分の地位を築きたいと思っていました。グレッグには小学生からの仲の良い太めの男の子ロバートと言う親友がいました。グレッグは彼とツルんでいる限りマウティング上位は望めないと思っており、良い機会を経て彼とは疎遠になろうと思っていました。
グレッグのダメ日記のネタバレあらすじ:中学生、最初の登校日
グレッグは中学校への最初の登校日を迎えます。実際に学校へ行ってみると、学校ではつわものの上級生や手ごわい同級生がたくさんおり、とてもマウンティング上位は望めない状況でした。ツルむ相手も結局親友のロバートしかいませんでした。学校での1日の中で、道に腐ったチーズが落ちており、グレッグはそのチーズを拾おうとしますが、同級生から腐ったチーズを拾ってしまうとその菌をだれかに押しつけない限り(タッチをしない限り)ずっといじめられると忠告を受けます。グレッグはマウンティング下位の者とはなるべく接触しようとせず一日を過ごしました。グレッグは家に帰って早速日記を付け、一日の様子から自分が今マウンティングの中で何位なのかを記入します。
グレッグのダメ日記のネタバレあらすじ:マウンティング上位になるために
それからと言うもの、グレッグはなんとか学校で人気者になろうと(マウンティング上位になろうと)奮闘をします。親友のロバートを使って自分が人気者になるためにいろいろと企みますが、全く上手く行かず状況は悪くなる一方で、日記に記す順位はどんどん落ちて行きます。自分の企みが上手くいかないのはグズでのろまなロバートが足をひっぱているからだと思うようになります。グレッグの冷たい態度にロバートは彼から友情を感じられなくなります。そんなある日、ロバートがひょんなことから学校で人気者になります。手のひらを返したように接してくるグレッグをロバートは冷たくつき離します。グレッグは学校で一人になってしまいます。
グレッグのダメ日記の結末:反省と本当の友情
一人になったグレッグのマウンティング順位はとうとう最下位になります。学校での居場所がなく途方に暮れる毎日の中で、いかに自分が身勝手であったこと、ロバートにひどいことをしていたことを反省します。グレッグはロバートに謝り、僕にとって君は大切な友達だと言います。けれどもロバートは相変わらずそっけない態度をしめします。ある日、ロバートは誤って道に落ちている腐ったチーズを踏もうとしてしまいます。そのチーズを踏んでしまったら人気者になったロバートもたちまちマウンティン最下位に落ちてしまいます。それを目撃したグレッグはロバートを助けて腐ったチーズを自ら踏みます。「腐ったチーズを踏んだのは俺だ!」と叫ぶグレッグの手をロバートはタッチします。「今俺がグレッグからタッチしたぞ!」と叫びます。驚くグレッグにロバートは笑います。二人は笑い合いながら手を取り合って逃げます。2人の友情が元に戻った瞬間でした。
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