映画グーニーズの紹介:1985年アメリカ映画。落ちこぼれ少年4人組『グーニーズ』が偶然見つけた宝の地図をもとに、凶悪犯のフラテリー一家の攻撃をかわしながら、大海賊「片目のウィリー」の残した財宝を探す冒険と、大人への成長の物語です。
監督:リチャード・ドナー 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ほか 出演:ショーン・アスティン(マイキー)、ジョシュ・ブローリン(ブランド)、ジェフ・B・コーエン(チャンク)、コリー・フェルドマン(マウス)、ケリー・グリーン(アンディ)、マーサ・プリンプトン(ステフ)、キー・ホイ・クァン(データ)、ジョン・マツザク(スロース)、アン・ラムジー(ママ・フラテリー)、ジョー・パントリアーノ(フランシス)、ロバート・ダヴィ(ジェイク)、ほか
映画「グーニーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グーニーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
グーニーズの予告編 動画
映画「グーニーズ」解説
この解説記事には映画「グーニーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グーニーズのネタバレあらすじ:起
アメリカ、オレゴン州の田舎町グーン・ドック。留置所に捕らわれていた一人の男ジェイクが逃げ出します。刑務所の前にはジェイクの家族”フラテリー一家”が待ち構えており、ママと弟フランシスと共に火を放って追手から逃げ出します。そして警察とのカーチェイスの末、なんとか逃げ切りました。
その町に住む、喘息持ちで気弱なマイキー(ショーン・アスティン)、大人のマネをして生意気な口のきき方をするクールなマウス(コリー・フェルドマン)、大食いで大ウソつきのチャンク(ジェフ・B・コーエン)、役に立たない発明をいつもしている中国人のデータ(キー・ホイ・クァン)の4人は、自らを「グーニーズ」と命名し、その名前の由来が「まぬけな連中(goonie)」と「グーン・ドック」というの町の名前をひっかけて作ったいわゆる、おちこぼれ4人組です。
マイキーの家は借金を抱えており、資産家に返済できなければ立ち退きをしなければいけないという状況。荷物整理のため屋根裏にある父親のガラクタをどうするのかと話していると、博物館に寄付するんだとマイキーは言う。何か宝物があるかもしれないとマウスが言い、みんなで屋根裏部屋へと上がります。
屋根裏を物色していると、偶然にも伝説の大海賊「片目のウィリー」が残したとされる宝物のありかを示した地図を発見。地図は、岬の灯台近くのレストランがある場所を指していた。
グーニーズのネタバレあらすじ:承
宝物が見つかり借金が返済できれば、マイキー達家族はこの家に住み続けることが出来ます。地図を頼りに、岬のレストランまでやってきたグーニーズの4人。しかしレストランは凶悪犯フラテリー一家のアジトになっていました。
フラテリー一家に見つかってしまうマイキー達。しかしマイキーは勇気を出してトイレに行くふりをして地下を探索します。するとそこには監禁された怪物のような男がおり、駆け付けたマイキーの兄ブランド(ジョシュ・ブローリン)と共に慌ててレストランから逃げ出すグーニーズ。
ひとまず退散したものの、やはり「片目のウィリー」の財宝が気になります。グーニーズに、ブランドとその恋人アンディ(ケリー・グリーン)そしてその親友ステファニーも加わり、フラテリー一家が出かけたのを見計らい、レストランの地下室へと侵入。するとそこで、そのまた地下へと続く洞窟を発見することとなるのです。
地下へと降りたチャンク以外の6人は、財宝を探して奥へと進みます。しかし、そこには「ウィリー」が仕掛けた危ない罠がたくさんあり、何度もピンチに見舞われます。
グーニーズのネタバレあらすじ:転
その頃、チャンクは警察に通報するために通りかかった車に助けを求めますが、その車に乗っていたのはフラテリー一家のジェイクとフランシスでした。チャンクはあえなく捕まり、フラテリー一家に地下に宝物があることを話してしまいます。
チャンクは、地下にいる怪物のような男と共に監禁され、フラテリー一家は地下の捜索をはじめます。その後、怪物のような男はスロースと名乗り、チョコレートをあげて仲良くなったチャンクは拘束を解かれ、警察に通報するもののウソつきの癖がたたり、信じてもらえません。
その後もマイキーたちは、洞窟に仕掛けられたさまざまな罠や、フラテリー一家からの攻撃をかわしながら、最後の試練も乗り越え、ついに宝物や白骨死体が満載の「片目のウィリー」の海賊船がある洞窟にたどり着いた。
船室で白骨化した片目のウィリーと対面したマイキーは「あんたもグーニーズだよ」と声を掛けて涙を流します。グーニーズの仲間たちが財宝をポケットいっぱいに詰め込んでいると、そこへ、追いかけてきたフラテリー一家が現れ、財宝を奪われてしまいます。
そして全員が海へと突き落とされそうになるグーニーズでしたが、そこへフラテリー一家の末っ子スロースと、彼と友達になったチャンクがグーニーズたちを助けにやってきました。スロースがフラテリー一家を懲らしめている間に、グーニーズたちは海賊船から逃げ出します。
グーニーズの結末
フラテリー一家の3人はしぶとく財宝を持ち出そうとしますが、そこにも罠が仕掛けられており、必死に泳いで逃げ出す3人。スロースはグーニーズたちを岩の隙間から逃がすと、家族のためにその場に残ります。グーニーズたちは崩れ落ちてくる岩をよけながら、海岸へと続く穴から脱出しました。
通報を受けていた警察が駆けつけ、その後グーニーズの親たちも駆けつけてきました。フラテリー一家もなんとか脱出してきましたが、すぐさま警察に連行されて行くのでした。チャンクは一人残されたスロースに「一緒に暮らそう」と声を掛けます。
マイキーの父は借金をしている資産家に言われるがまま、家の明け渡しのため、最後通告の書類にサインをしようとしますが、次の瞬間、マイキー宅のお手伝いさんが、袋に入っていた財宝を発見します。
片手に乗るほどの宝石が出てきたことで借金はなくなり家を明け渡さなくてもよくなりました。これでマイキー達グーニーズは離れ離れにならなくて済みました。
そこに、イカリが解放されて洞窟から出てきた「片目のウィリー」を乗せた海賊船が、堂々と大海原へと旅立っていきました。マイキーはウィリーにありがとうと言って見送るのでした。
以上、映画「グーニーズ」のあらすじと結末でした。
「グーニーズ」感想・レビュー
-
20年経っても大好きな映像です!子供の頃に初めて見て以来の大ファンで、大人の今でもDVDで鑑賞しています。物語は少年少女達の宝探しから始まり、悪等から逃げたり、イタズラをしたり、人助けをしたりとワクワクが止まりません!昔の映画なのでB級さはありますが…そんな雰囲気を撤回するのがシンディ・ローパーの《グーニーズはグッドイナフ》です♪あの曲は誰が聞いても気分が弾み元気になるので、まさにグーニーズにはらピッタリな主題歌です。ワクワクする物語とシンディの歌声…この映画は今後も永久に受け継がれていくことでしょうね!
おちこぼれの親友4人組のグーニーズが偶然見つけた海賊の宝を探しに行く冒険映画です。シンディ・ローパーの主題歌も大ヒット。更には当時ファミコンゲームとして発売されて大人気でした。
王道の冒険モノで大人になってから見ると、子どもの頃に田舎の田んぼの中や草むらを駆け回って遊んでたときの感じを思い起こさせてくれますね。
今の子供達が見ても十分に面白い映画だと思いますね。