ハーフ・ア・チャンスの紹介:1998年フランス映画。高級車専門に窃盗を繰り返してきた女と、彼女の父親候補の2人男がマフィア相手に繰り広げるアクションコメディ。往年の二大イケメン俳優、A・ドロンとJ=P・ベルモンドが共演。
監督:パトリス・ルコント 出演:アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンド、ヴァネッサ・パラディ、エリック・デュフォス、ほか
映画「ハーフ・ア・チャンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハーフ・ア・チャンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハーフ・ア・チャンス」解説
この解説記事には映画「ハーフ・ア・チャンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハーフ・ア・チャンスのネタバレあらすじ:2人の父親
高級車専門に窃盗を繰り返し服役中だったアリスは、20歳になってようやく出所。しかし服役中に母ジュリエットは亡くなってしまい、残されたカセットテープにはアリスの父親に関することが吹き込まれていた。ジュリエットは2人の男性を愛したが、どちらが父親かは分からない。1人は表向きはレストランのオーナー、実は大泥棒のジュリアン。もう1人は高級車ディーラーで元エリート軍人のレオ。アリスはどちらか父親かを確かめに2人に会いに行くが、娘の存在を知ると、2人とも自分がアリスの父親だと張り合い、血液検査で確かめることにする。
ハーフ・ア・チャンスのネタバレあらすじ:マフィア登場
結果が分かるまで2人の元に滞在することになったアリスは、その晩1人でディスコへ遊びに行く。そこでしつこくナンパしてくる男から逃げるため、アリスは近くのガソリンスタンド止められていた車を盗んで帰る。ところがその車にはマフィアの金が積まれていて、アリスはマフィアと、マフィアを追う刑事らに追われる。家に戻って事情を聞いたジュリアンとレオは、証拠隠滅を図るため盗んだ車を離れた場所に放置して戻るが、追ってきた刑事が車から金を押収、あとから車を見つけたマフィアはアリスらが金を奪ったと思い、ジュリアンのヘリ、レオの高級車コレクションを爆破して金を返せと脅しをかける。身に覚えのない要求に怒ったジュリアンとレオはアリスとともに報復を計画、マフィアのボスの誕生日パーティの席でパーティ会場、自宅、経営するカジノ、クルーザー、おかかえの弁護士事務所に至るまで爆破し、2度と自分たちに手を出すな、と警告する。
ハーフ・ア・チャンスの結末:2人は父親
まるくおさまったかのように見えたが、アリスは接触してきた刑事から3人の隠れ家がマフィアに知られて狙われていることを知り、2人の元へ急ぐ。隠れ家につくとすでにマフィアの襲撃を受けている最中で、アリスは囚われてしまう。再び2人は武装して敵のアジトに潜入し、アリスを救出する。しばらく国外で過ごすことにした3人は、そこで血液検査を受け、結果を見たアリスはその場で検査結果を破り捨てる。やきもきしながら結果を待つジュリアンとレオに、アリスは2人とも父親でいいじゃないか、と微笑む。
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