悪魔のサンタクロース/惨殺の斧の紹介:1984年アメリカ映画。両親と一緒に病院へ行った帰り道でサンタクロースの恰好をした男に両親を殺害された幼いビリーでした。ビリーは殺害される様子をじっと見ていました。その後孤児院に入れられ大人となりおもちゃ店に就職したビリーでした。その年のクリスマスにビリーはサンタクロースの恰好をさせられました。この瞬間ビリーの脳裏にはあの惨劇が蘇り、ビリーは殺人鬼と化するのです。サンタクロースまで殺人鬼に仕立てたホラー映画の問題作です。
監督:チャールズ・E・セリアー・Jr 出演者:リリアン・ショーヴァン、ロバート・ブライアン・ウィルソン、ギルマー・マコーミック、リネア・クイグリー、トニー・ネロほか
映画「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悪魔のサンタクロース/惨殺の斧の予告編 動画
映画「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」解説
この解説記事には映画「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔のサンタクロース/惨殺の斧のネタバレあらすじ:起
幼いビリーは家族全員で祖父のお見舞いに病院へ行きました。祖父と二人きりになったビリーはサンタクロースは本当は怖いという話を聞かされます。そして帰り道その恐怖が待っていました。サンタクロースの恰好をした強盗がビリーの目の前で父親を殺害しその後母親を強姦しようとして抵抗され殺害しました。この惨劇を目の前で見たビリーはサンタクロースは本当は怖いものということが頭に焼き付いてしまったのです。
悪魔のサンタクロース/惨殺の斧のネタバレあらすじ:承
その後ビリーと弟は孤児院に収容されました。尼さんたちがビリーたちの面倒を見ました。ビリーにとって一番嫌なことは毎年訪れるクリスマスでした。ビリーがいくら嫌がっても孤児院の尼さんたちは優しいマーガレットを除いて規律が厳しく、ビリーも従わざる負えない状態でした。特に尼さんの長の女性にはとても厳しくしつけられ、いつもビリーは嫌な思いをしていました。18歳になったビリーは孤児院の紹介によりおもちゃ店に就職しました。ビリーは真面目に働き評判もよく社長もひいきにしてくれました。そうしているうちに今年もクリスマスがやってきました。
悪魔のサンタクロース/惨殺の斧のネタバレあらすじ:転
社長はビリーにクリスマスの間だけサンタクロースの恰好してくれと頼みました。嫌がるビリーはそれでも社長の為にサンタクロースの恰好をしました。恐怖に怯え、視点の定まらないビリーでしたが、なんとか耐えていました。一方バックルームでは従業員の男が同じ従業員の女性とエッチをしています。これを見たビリーは母親が襲われ殺害された光景が蘇り爆発します。サンタクロースの恰好のままおもちゃ店にある遊具で殺害します。アーチェリーで撃ったり、シカの角に突き刺したりしました。そして斧を持ったビリーはサンタクロースの恰好のまま街へ繰り出し次々殺害を繰り返していきました。ビリーは斧を持ったサンタクロース殺人鬼と変貌したのです。
悪魔のサンタクロース/惨殺の斧の結末
そしてビリーはかつて預けられていた孤児院に着きました。自分を厳しくしつけた尼さんの長を殺害するためです。尼さんの長を追いこみ殺害しようとした瞬間、駆け付けた警官によって銃撃されました。息絶え絶えのビリーは孤児院の子供たちの前で『サンタは死んだから大丈夫』という言葉を残して息を引き取りました。しかしその子供たちの中にビリーの弟がいました。兄の死を見たビリーの弟は怒りに燃え復讐を誓うのでした。
以上、映画「悪魔のサンタクロース/惨殺の斧」のあらすじと結末でした。
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