潮風とベーコンサンドとヘミングウェイの紹介:1993年アメリカ映画。元船乗りで破天荒な男と、パズル好きでまじめな男。全く正反対ながら孤独を抱えた2人の老人が出会い、友情を深めていくヒューマンドラマ。
監督:ランダ・ヘインズ 出演:ロバート・デュヴァル、リチャード・ハリス、シャーリー・マクレーン、サンドラ・ブロック、ほか
映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」解説
この解説記事には映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
潮風とベーコンサンドとヘミングウェイのネタバレあらすじ:2人の老人
海辺のアパートで暮らすフランクは元船乗りで、最年少で船長になったことと大昔にヘミングウェイとレスリングをしたことが大の自慢だった。しかし口が悪くて飲んだくれの彼も、孤独と老いの不安を抱えていた。
ある日フランクは公園を散歩していて、ベーコンサンドを傍らにパズルをしている男を見かける。翌日も同じ場所で同じようにベーコンサンドと食べながらパズルをしているのを見たフランクは、近くのダイナーでベーコンサンドを作ってもらっていると聞き、彼を誘ってそのダイナーへ行く。その男ウォルトはダイナーのウェイトレス、エレーンに密かに想いをよせていた。
彼女の特注のベーコンサンドを日に2度注文し、エレーンの仕事が終わると彼女を待って一緒にバスに乗って一周して帰ってくるのが日課だった。彼女を町のダンスパーティに誘いたいウォルトは一人部屋でダンスの練習をするがなかなか誘いの言葉を言い出せないでいた。
潮風とベーコンサンドとヘミングウェイのネタバレあらすじ:友情
週末、エレーンの住む町で花火大会があることを知ったフランクは花火大会に行きたいと言い出すが、祝日でバスも運休だったため、2人乗り自転車で花火大会へ向かう。
途中で休憩しているうちに花火大会が始まり、会場まではたどり着けなかったものの花火をを見ることができた2人は、互いのことを語り合い、友情が芽生える。フランクは以前は理髪店をしていたというウォルトにに散髪と髭剃りをしてもらい、行き着けの映画館に就職することができた。
潮風とベーコンサンドとヘミングウェイの結末:絆
ある日、いつものようにダイナーをおとずれたウォルトは、エレーンが結婚して引っ越すことを知り、別れの品をプレゼントすることにする。フランクのアドバイスにしたがってウォッカをプレゼントするが、酒が飲めないと言われて受け取ってもらえなかったことで、ウォルトはフランクのせいで恥をかいたと怒り、勢い2人はお互いの人生を批判しあう大喧嘩になる。
喧嘩別れしたあとで孤独感に打ちのめされたフランクは公園のウォルトのもとへ行き、2人はそこで互いに謝罪し仲直りする。そしてフランクに後押しされたウォルトは自転車でエレーンの家に行き、彼女に別れの挨拶をすることができた。
潮風とベーコンサンドとヘミングウェイのネタバレあらすじ:別れと出会い
町のダンスパーティが開かれる日、2人は誘い合わせてパーティに行く約束をする。夜になってウォルトがフランクを迎えに行くと、フランクは永遠の眠りについていた。
ウォルトはフランクの身だしなみを整えてやり、最後の別れを告げてダンスパーティに行くと、フランクの「ダンスは2人で踊るもの」という言葉を胸に、女性を誘ってみごとなステップを決めていた。
以上、映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する