アナライズ・ミーの紹介:1999年アメリカ映画。パニック障害を患ったマフィアのボスと、無理やり彼の主治医にさせられた精神科医の奇妙な関係を描いたコメディの第1弾です。2002年には続編「アナライズ・ユー」が公開されています。
監督:ハロルド・ライミス 出演者:ロバート・デ・ニーロ(ポール・ヴィッティ)、ビリー・クリスタル(ベン・ソベル)、リサ・クドロー(ローラ・マクナマラ)、チャズ・パルミンテリ(プリモ・シンドーネ)、ジョー・ヴィテレリ(ジェリー)ほか
映画「アナライズ・ミー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アナライズ・ミー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アナライズ・ミー」解説
この解説記事には映画「アナライズ・ミー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナライズ・ミーのネタバレあらすじ:起
バツイチの精神科医、ベン・ソベル(ビリー・クリスタル)はTVレポーターのローラ・マクナマラ(リサ・クドロー)との再婚を控えていました。そんなある日、ベンはひょんなことから、マフィアのジェリー(ジョー・ヴィテレリ)を介してニューヨークを仕切る悪名高いマフィアのボス、ポール・ヴィッティ(ロバート・デ・ニーロ)を紹介されます。ポールは対立するマフィアのプリモ・シンドーネ(チャズ・パルミンテリ)一家との全面戦争を目前に控えた頃からパニック障害の発作に悩まされるようになり、ベンに治療を依頼してきたのです。
アナライズ・ミーのネタバレあらすじ:承
ベンのことを非常に気に入ったポールは所構わずベンを呼び出しては最優先で治療をさせ、あげくの果てにはマイアミで行われたベンとローラとの結婚式にまで乱入、式場で敵対勢力との銃撃戦を展開してしまい、式を台無しにされてしまいます。ベンは激怒しますがポールはそんなことはお構い無しでベンから離れようとしません。そんなある日、FBIがベンに接触してマフィア捜査への協力を依頼、ベンはやむ無く隠しマイクを手渡されてレストランでポールとの会食に臨むことになります。その一方で、ポールの周りの人間たちは、ベンは内情を知りすぎた上にFBIと接触したことを危険視、ポールにベンを始末するよう忠告していました。
アナライズ・ミーのネタバレあらすじ:転
会食の席で、ポールは少年時代に目の前でマフィアだった父を殺されたことを明かし、ベンはこの事件がポールの長年のトラウマになっていると確信します。ベンは医師としての守秘義務を優先して隠しマイクを外し、ポールはベンを人気のない空き地へ連れ出します。ポールはベンに銃口を向けるものの、やがて泣きながら自分のトラウマを告白し始めます。そこにプリモ一味のヒットマンが現れ、ポールの代わりにベンが拳銃を手に応戦しました。これでセラピーは終わったものと思われましたが、ポールはプリモとの全面抗争を前に計画されていた総会を目前にした矢先、発作が再発して倒れてしまいます。
アナライズ・ミーの結末
その頃、ベンはローラとの結婚式の仕切り直しに臨んでいましたが、そこにジェリーが現れ、ベンは何とポールの代理として総会に無理やり出席させられてしまいます。ベンはマフィアの大物たちを相手にひと芝居打ってこの場を収めようとしたその時、復活したポールが現れ、マフィアの世界から足を洗うと宣言します。ポールはベンを連れて外に出ようとしますが、そこにプリモ一味が現れ遂に全面戦争に突入してしまいます。しかしそこに警官隊が駆け付け、ポールらマフィアは全員逮捕されました。1年後、ベンは服役中のポールを刑務所に尋ねます。病を克服したポールにベンは改めてセラピーを約束、二人は固い絆を確かめあいました。
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