ハドソン・ホークの紹介:1990年アメリカ映画。ブルース・ウィリスが長年温めていた構想を映画化したアクション・コメディ・アドベンチャー作品です。ダ・ビンチが発明した純金製造マシーンを巡り、怪盗ハドソン・ホークとマシーンを狙う夫婦、CIAやマフィアなど多くの人々の思惑が交差していきます。
監督:マイケル・レーマン 出演者:ブルース・ウィリス(エディ・ハドソン・ホーク・ホーキンス)、ダニー・アイエロ(トミー・ファイブ=トーン)、アンディ・マクドウェル(アンナ・バラグリー)、リチャード・E・グラント(ダーウィン・メイフラワー)、サンドラ・バーンハード(ミネルバ・メイフラワー)、ドナルド・バートン(アルフレッド)、ジェームズ・コバーン(ジョージ・キャプラン)ほか
映画「ハドソン・ホーク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハドソン・ホーク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハドソン・ホーク」解説
この解説記事には映画「ハドソン・ホーク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハドソン・ホークのネタバレあらすじ:起
1481年、天才芸術家レオナルド・ダ・ビンチは鉛を青銅に変える機械を発明したところ、生み出されたのは純金でした。ダ・ビンチはその装置の主要パーツを自身の発明品に分散して隠しました。そして現在。盗みのプロフェッショナルのエディ・ホーキンス、通称“怪盗ハドソン・ホーク”(ブルース・ウィリス)が10年の刑期を終えて出所しました。ホークは出所祝いに長年の相棒トミー(ダニー・アイエロ)が経営する店で大好物のカプチーノを飲もうとしたところ、保護監察官のゲイツ(バート・ハリス)と地元マフィアのマリオ・ブラザーズ(フランク・スタローン、カーマイン・ゾーラ)が現れ、翌日オークションにかけられる予定の木製の馬の置物「スフォルツァ」を盗むよう脅されます。盗みから足を洗って堅気になろうとしていたホークでしたがやむなく引き受けることになり、トミーと共にオークション会場に侵入、危うく捕まりそうになりながらも何とか「スフォルツァ」を盗み出すことに成功します。
ハドソン・ホークのネタバレあらすじ:承
ホークは「スフォルツァ」をゲイツとマリオ・ブラザースに届けますが、そこに現れた謎の紳士アルフレッド(ドナルド・バートン)が突然「スフォルツァ」を破壊し、中から謎のクリスタルを取り出すと、用済みになったゲイツを抹殺します。翌朝の新聞にはなぜか、「スフォルツァ」の窃盗に失敗したという記事が載っていました。オークション会場には盗んだはずの「スフォルツァ」があり、自称鑑定士の女アンナ・バラグリー(アンディ・マクドウェル)は本物だと断定します。オークションは大富豪メイフラワー夫妻(夫ダーウィン:リチャード・E・グラント、妻ミネルバ:サンドラ・バーンハード)が落札しようとしたその時、突然会場に仕掛けられた爆弾が爆発、ホークは落ちてきたペガサス像に激突し失神してしまいます。ホークが目を覚ますとそこは救急車であり、マリオ・ブラザースが乗っていました。何とか逃げ出したホークでしたが、今度はCIA捜査官ジョージ・キャプラン(ジェームズ・コバーン)が目の前に現れました。マリオ・ブラザースを事故に見せかけて始末したキャプランは新たな手下を引き連れており、ホークはまたしても気絶されられ、今度はローマに送られます。
ハドソン・ホークのネタバレあらすじ:転
ホークはローマで、メイフラワー夫妻からバチカン博物館に保管されてあるダ・ビンチのスケッチブック「コデックス」を盗んでくるよう依頼されます。仕方なく下見に出向いたホークは、そこで偶然にもアンナと再会します。アンナの正体はバチカンの秘密防諜員であり、密かにメイフラワー夫妻の動向を探っていたのです。その夜、ホークは博物館に侵入、「コデックス」を盗み出しますがアンナに見つかってしまい、その隙にホークを見張っていたキャプランの手下らによって連れ去られてしまいます。メイフラワー夫妻の目的は世界制覇のためにダ・ビンチの純金マシーンを完成させることにあり、そのためにマリオ・ブラザースやキャプランと手を組んでホークを利用していたのです。ホークはトミーを人質にとられ、を協力しなければ彼を殺すと脅されます。
ハドソン・ホークの結末
メイフラワー夫妻は遂に「スフォルツア」と「コデックス」に加え、キャプランがパリのルーブル美術館から盗み出したヘリコプターの模型、そしてこれらに隠された純金マシーンの重要パーツであるクリスタル全てを揃えてしまいました。ホークはトミーと共に脱走しますが、今度はアンナが捕まってしまいます。ホークはトミーと共にアンナを助けるためメイフラワー夫妻のいるダ・ビンチの工房へ潜入しますがメイフラワー一味に捕まってしまいます。そしてメイフラワー夫妻は遂に純金マシーンを作動させましたが、ホークは密かにマシーンからクリスタルを抜いており、マシーンは暴走を起こして大爆発、メイフラワー夫妻は巻き込まれて死亡します。ホークはキャプランやアルフレッドを倒し、アンナと共に崩壊寸前の工房から脱出、辛うじて生き延びていたトミーと合流します。そして、ホークはようやく大好物のカプチーノにありつきました。
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