アイリスへの手紙の紹介:1989年アメリカ映画。夫を亡くした女性アイリスと読み書きができずに孤独を抱えて生きてきたスタンリー。お互いの境遇を乗り越えて、不器用に愛を育んでいく二人を描く、大人のラブロマンスです。
監督:マーティン・リット 出演:
ロバート・デ・ニーロ(スタンリー・エヴェレット・コックス)、ジェーン・フォンダ(アイリス・エステル・キング)、スウージー・カーツ(シャロン)、マーサ・プリンプトン(ケリー・キング)、ハーレイ・クロス(リチャード・キング)、ほか
映画「アイリスへの手紙」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アイリスへの手紙」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アイリスへの手紙」解説
この解説記事には映画「アイリスへの手紙」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アイリスへの手紙のネタバレあらすじ:起
製菓工場で働くアイリスは、8ヶ月前に最愛の夫を病気で亡くし、未だ立ち直れないまま日々を過ごしていました。ある日、勤め帰りにバッグをひったくられ、必死で犯人を追いかけますが、逆に襲われそうになります。その時、スタンリーという男性があらわれ、 アイリスを救ってくれます。彼は、製菓工場の社員食堂で働き、密かにアイリスに想いを寄せていました。
アイリスへの手紙のネタバレあらすじ:承
それから言葉をかわすようになった二人は、スタンリーが読み書きが出来ない事、その事実を隠して生きてきた事を知るのでした。字が読めない事を理由に仕事を解雇されたスタンリーは、年老いた父をやむなく老人ホームへ預け、日雇いの仕事を転々としながら生活を続けていました。訃報を知らせる電報が読を読めない為に父の死を後で知ったスタンリーは、真剣にアイリスに“字を教えて欲しい”と懇願するのでした。アイリスは、高校生の娘の妊娠などで精神的にも大変な時期でしたが、スタンリーの決意に心を打たれ、二人の特訓が始まります。
アイリスへの手紙のネタバレあらすじ:転
しかし、思うように進まない字の特訓やアイリスとの関係にスタンリーは苛立ち、挫折してしまい、身を隠してしまいます。スタンリーの居場所を何とか調べ訪ねたアイリスは、そこで機械を組み立てる姿を見て、スタンリーにエンジニアとしての才能を見いだすのです。再び、読み書きの勉強を始めた二人に運命が好転し始めます。アイリスの娘に可愛らしい女の子が産まれ、スタンリーの文字の習得も順調で、二人の仲も深まってゆきます。そんな時、スタンリーの才能に目をつけたデトロイトの企業から正社員としてのスカウトがきます。旅立つ決意をするスタンリーに、寂しさを隠せないアイリスは、手紙のやり取りを約束させて見送るのでした。
アイリスへの手紙の結末
月日が経ったある日、車を運転したスタンリーがアイリスの前にあらわれます。車の免許をとった事、仕事は順調で昇進も果たした事、そしてデトロイトに皆で住む家を見つけた事を伝え、あらためて感謝します。そして驚くアイリスに、プロポーズするのでした。これからの生活に希望を抱く二人は、仲良くアイリスの家に帰って行くのでした。
日本も雇用形態が様々で、教育も不平等になった。この映画は、ハッピーエンドで甘くても救いがあるし
物語として楽しめた