サンタモニカの週末の紹介:1967年アメリカ映画。アイラ・ワラックの小説「マッスル・ビーチ(筋肉海岸)」を映画化した作品で、真夏のサンタモニカの海岸を舞台に、ある交通事故を機に接点を持った三組の男女が織りなす騒動を描いたラブコメディです。
監督:アレクサンダー・マッケンドリック 出演者:トニー・カーティス(カーロ・コフィールド)、クラウディア・カルディナーレ(ローラ)、ロバート・ウェバー(ロッド・プレスコット)、ジョアンナ・バーンズ(ダイアン・プレスコット)、シャロン・テイト(マリブ)ほか
映画「サンタモニカの週末」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サンタモニカの週末」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サンタモニカの週末」解説
この解説記事には映画「サンタモニカの週末」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サンタモニカの週末のネタバレあらすじ:起
赤いフォルクスワーゲン・ビートルに全財産を詰め込み、カリフォルニアを旅していたカーロ(トニー・カーティス)は、真夏のサンタモニカ海岸に差し掛かった時、三重衝突の自動車事故に巻き込まれてしまい、車ごと全財産を失ってしまいます。事故に遭った車はカーロのビートル、ローラ(クラウディア・カルディナーレ)という女性のオープンカー、そしてボディビルダーのハリー(デイブ・ドライパー)が恋人のマリブ(シャロン・テイト)と乗った車の三台でした。無一文になったカーロは事故の原因となったローラの自動車保険で弁償してもらうことになります。
サンタモニカの週末のネタバレあらすじ:承
カーロはとりあえずローラの家に身を寄せることにしますが、ローラは水泳プール建設会社社長のロッド(ロバート・ウェバー)と愛人関係にあり、ロッドはローラの家を訪れるやカーロと出くわし、彼をロッドの妻ダイアン(ジョアンナ・バーンズ)が差し向けた廻し者だと勘違いしてしまいます。ロッドの弱みに付け込んだカーロは、うまいことロッドの会社のセールスマンの仕事をもらい、更にはローラが見つけた丘の上の新築の物件をロールスロイス付きで譲ってもらいます。
サンタモニカの週末のネタバレあらすじ:転
やがてロッドの浮気に気付いたダイアンはカーロに興味を持ち始め、一方のローラもカーロに想いを寄せるようになりますが、当のカーロは健康美のマリブに首ったけで、マリブとハリーの間を引き離そうと画策します。ある日、カーロは自宅のプール開きと会社の宣伝を兼ねてマリブをスカイダイビングさせてマスコミの注目を集め、更にカーロはマリブに熱を上げるようになっていきます。そんな中、ロッドの浮気がバレてしまい、ダイアンはとうとう離婚を決意します。
サンタモニカの週末の結末
カーロはマリブを家に招いて口説こうとしますが、離婚騒動で揉めるロッドとダイアン、そしてローラまでもがカーロの家に押しかけてしまいます。そんな中、一日中降り続いた豪雨により地滑りが発生、カーロの家は崩壊を始め、遂には海の藻屑へと沈んでしまいました。カーロら全員は一命を取り留め、そこへマリブを心配してハリーが駆け付けてきました。一同はようやくそれぞれの本当のパートナーに気付き、ロッドとダイアンは和解、マリブとハリーは寄りを戻し、そしてカーロとローラは結ばれました。
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