素敵な人生のはじめ方の紹介:2006年アメリカ映画。有名ながら落ち目の俳優と、スーパーのレジ係。ともに人生をあきらめかけていたような2人が偶然出会い、新しい人生を切り開いていこうとするまでを描く。モーガン・フリーマンが製作総指揮。
監督:ブラッド・シルバーリング 出演: モーガン・フリーマン(彼)、パス・ベガ(スカーレット)、ボビー・カナヴェイル(ボビー)、アン・デュデック(ロレイン)、ジョナ・ヒル(パッキー)、ほか
映画「素敵な人生のはじめ方」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「素敵な人生のはじめ方」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「素敵な人生のはじめ方」解説
この解説記事には映画「素敵な人生のはじめ方」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
素敵な人生のはじめ方のネタバレあらすじ:落ち目の俳優
誰もが知る有名俳優の“彼”は、この4年1度も映画の仕事がなく落ち目気味。出演した過去の映画のDVDもあちこちでディスカウントされている。そんな彼に低予算のインディペンデント映画に出演のオファーがあり、復活の足がかりにすることを考えていた。その映画での役どころはスーパーの店長だったため、彼は役作りのため映画のロケ地である郊外のスーパーを訪れる。
素敵な人生のはじめ方のネタバレあらすじ:驚異のレジ係
ところが店長は不在でしかたなくひとり店内をうろついていた彼は、レジ係の女性スカーレットの客あしらいの良さと計算の速さに目を見張る。彼は美人で仕事もできるスカーレットに興味をもつ。一方のスカーレットは仕事に嫌気がさしていた。同僚のレジ係は店長の愛人で仕事もせずにそこに居るだけ、おかげで「10品以下専用」レジである自分のところに全ての客が集まってくる。その不満を彼にぶちまける。
素敵な人生のはじめ方のネタバレあらすじ:元夫の正体
店長不在のまま、店内リサーチを終えた彼だったが、いつまでたっても迎えがこない。自宅の電話番号も覚えておらず困り果てた彼を見かねたスカーレットは大事な用があるといいながらも彼を送っていくことにする。そこで彼女は車を元夫に取られたことを思い出し、彼を連れて元夫の家へ行くとそこには同僚のレジ係の女がいた。なんと元夫は店長で、同僚のレジ係と浮気のあげくその愛人は妊娠していた。スカーレットは車とお金を力づくで取り返し、自分の車で愛人の車に一発体当たりをカマしてその場を後にする。
素敵な人生のはじめ方のネタバレあらすじ:いざ面接へ
彼女のこの後の大事な用事が転職の面接だと知った彼は、新しいブラウスを買いに行き、化粧品売り場のテスターできっちりメイクをすることをすすめる。緊張しているスカーレットに彼は面接官となって面接の予行練習を始める。しかし仕事や結婚の失敗から全てに諦め気味で投げやりになっているスカーレット。そんな彼女に対し、彼は自分に似たものを感じ、その若さで将来を悲観するなと励ます。彼と一緒にいるうちにスカーレットもだんだん前向きになり、面接先の会社についたころには緊張も解け、堂々としていた。
素敵な人生のはじめ方の結末:人生をあきらめるな
面接を終えたスカーレットは彼に合否はまだわからないが、もうレジ係には戻らないと宣言。彼女は人生を前向きに進む決意をしていた。そして彼をロスの豪邸まで送り届けると、彼はスカーレットにインディペンデント映画に出る決意を告げ、2人は互いに“人生をあきらめない”と約束して別れた。
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