大いなる決闘の紹介:1976年アメリカ映画。ブライアン・ガーフィールドの原作を基に、アメリカ建国200周年の1976年に製作された西部劇です。西部開拓時代末期のアリゾナを舞台に、引退間近の保安官と彼に復讐を誓う元列車強盗の脱獄囚との宿命の対決を描きます。
監督:アンドリュー・V・マクラグレン 出演者:チャールトン・ヘストン(サム・バーゲード)、ジェームズ・コバーン(ザック・プロボ)、バーバラ・ハーシー(スーザン・バーゲード)、クリストファー・ミッチャム(ハル・ブリックマン)、マイケル・パークス(ノエル・メイ)ほか
映画「大いなる決闘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「大いなる決闘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「大いなる決闘」解説
この解説記事には映画「大いなる決闘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
大いなる決闘のネタバレあらすじ:起
1909年、西部開拓時代も末期に差し掛かったアメリカ・アリゾナ州トゥーソン。保安官のサム・バーゲード(チャールトン・ヘストン)はかつて“鬼の保安官”と恐れられていましたが、暴力にまみれた世界から足を洗い引退を決意します。サムは妻に先立たれ、今は一人娘のスーザン(バーバラ・ハーシー)と二人暮らしを送っています。サムにはひとつだけ大きな心残りがありました。それは、かつて列車強盗の常習犯ザック・プロボ(ジェームズ・コバーン)を逮捕する際、誤って彼の妻を殺してしまったことでした。
大いなる決闘のネタバレあらすじ:承
一方、服役中のザックは他の囚人たちとともに鉄道の敷設作業に駆り出されていましたが、7人の囚人を味方につけると監視役を殺害して逃亡、サムへの復讐を誓ってトゥーソンに向かいます。一方、新聞でザックの脱獄を知ったサムは、後任保安官のメイ(マイケル・パークス)の元に向かい、現役に復帰して自らザック逮捕のため陣頭指揮を執ります。ザックが自分に復讐を仕掛けるであろうことを確信したサムは偽の金貨輸送情報を流して罠を張り、メイと共に輸送車で待ち構えていましたが、ザックはその裏をかいていました。
大いなる決闘のネタバレあらすじ:転
ザックはサムの家に押し入り、スーザンを誘拐して逃走します。ザックの置手紙で事情を知ったサムはメイやスーザンの恋人ハル(クリストファー・ミッチャム)と共に後を追います。一方、インディアンの居住区に逃げ込んだザックは、復讐に付き合う気の全くない手下らを金で繋ぎ留め、インディアンらを金で買収してサムを待ち構えます。やがてインディアン居住区に辿り着いたサムたちでしたが、現地のインディアンの協力を得られず、さらにメイは居住区が捜査権が及ばない土地であることから事件から手を引いてトゥーソンに引き上げてしまいます。
大いなる決闘の結末
残ったサムとハルは二人で追跡を続け、遂にザックらの居場所を突き止めます。しかしザックは卑劣にもサムの目の前で手下らにスーザンをレイプさせようとします。サムとハルは枯草に火を放ち、一面を火の海に包んでザックをいぶり出そうとしますが逆に炎に巻かれてしまい、レイプされるスーザンを目の当たりにしてどうすることもできませんでした。遂にサムの怒りは爆発、ハルと共に次々とザックの手下を血祭りにあげ、ようやくスーザンを助け出すとザックを追い詰めます。しかしサムはスーザンに気を取られた隙にザックに撃たれて重傷を負い、止めを刺そうとしたザックを渾身の力で射殺します。サムは駆け付けたスーザンとハルに助け出されました。
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