ナショナル・セキュリティの紹介:2003年アメリカ映画。相棒を殺され復讐に燃える元警察官とお調子者で警察学校落第生の黒人がほんの些細なトラブルで出会い、さらに同じ警備会社で働くことになってしまい、共に相棒殺しの真犯人を追うというアクション・バディ・コメディ映画です。
監督:デニス・デューガン 出演者:マーティン・ローレンス(アール・モンゴメリー)、スティーヴ・ザーン(ハンク・ラファティ)、コルム・フィオール(マクダフ刑事)、ビル・デューク(ワシントン警部補)、エリック・ロバーツ(ナッシュ)ほか
映画「ナショナル・セキュリティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナショナル・セキュリティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ナショナル・セキュリティ」解説
この解説記事には映画「ナショナル・セキュリティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナショナル・セキュリティのネタバレあらすじ:起
生真面目で仕事熱心なロサンゼルス市警の白人警察官ハンク・ラファティ(マーティン・ローレンス)は、ある日相棒のチャーリー(ティモシー・バスフィールド)と共にパトロール中に倉庫へ強盗が押し入る現場に遭遇、激しい銃撃戦となりハンクの目の前でチャーリーが射殺されてしまい、犯人にも逃げられてしまいます。犯人の手首のタトゥーを手掛かりに復讐に燃えるハンクでしたが、上司から刑事でもないヒラ警官がそんな捜査をする必要はないと担当を外されてしまいます。
一方、ロサンゼルスのポリスアカデミーでは、お調子者の黒人アール・モンゴメリー(マーティン・ローレンス)がトラブルばかり起こしていました。教官をバカにしたような態度を取り、射撃でもパトカー演習でもふざけまくった挙句にアールはアカデミーを退学させられてしまいます。
ナショナル・セキュリティのネタバレあらすじ:承
ある日、いつものようにパトロールをしていたハンクは、誤って車にキーを置き忘れてしまい無理やりこじ開けようとしていたアールを自動車泥棒と勘違い、職務質問しますが、そこに1匹のスズメバチが舞い込み、アールは顔面を刺されてしまいハンクは警棒で必死に追い払おうとしますが、たまたま居合わせていた一般市民に「白人警官が黒人に暴力を振るっている」と誤解されてしまい、ハンクは警察をクビになり懲役6ヶ月の有罪判決を受けて刑務所送りになってしまいます。半年間の過酷な服役生活を耐え抜いて出所したハンクは警備会社「ナショナル・セキュリティ」に警備員として再就職しますが、実はアールも「ナショナル・セキュリティ」に勤めており、警備をサボっては事務所で女性と戯れていました。
ナショナル・セキュリティのネタバレあらすじ:転
ある時、勤務中のハンクは倉庫に強盗が押し入っている現場に遭遇、銃撃戦となります。この強盗はかつてハンクの相棒を撃ち殺した犯人でした。そこに女遊びを終えたアールが現れ、まさかの再会を果たした二人が口論になっているうちに犯人に逃げられてしまい、二人はすぐさま車で追跡します。途中でパトカーに追われることになった二人は何とかやり過ごし、ポリスアカデミーの教習車を奪って追跡を続行、そして強盗の目的が宇宙計画に利用される特殊合金であり、数百万ドルの値打ちがあるものだと知ります。そして犯人を追ううちに、ハンクとアールの間には奇妙な友情が生まれてきました。
ナショナル・セキュリティの結末
ハンクとアールは独自の捜査を続けているうちに、犯人が警察内部のマクダフ刑事(コルム・フィオール)と繋がっていることを知り、ワシントン副署長(ビル・デューク)にその事実を伝えると、マクダフに盗まれた特殊合金をエサに取り引きを持ち掛けます。そして取引現場の古い砦に向かったハンクとアールは犯人グループと銃撃戦となり、ハンクは爆発に巻き込まれて岩の間に落ちてしまいます。アールは犯人グループのボスにしてチャーリー殺しの主犯であるタトゥーの男ナッシュ(エリック・ロバーツ)と一騎打ちになり、追い詰められていたところにハンクが工事車両に乗って駆け付け、車両のフックでナッシュを真下の海に突き落として殺害します。一味も逮捕され、ハンクとアールはロス市警から表彰され、ハンクは警察官に復職、そしてアールも晴れて警察官となりました。
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