処刑人の紹介:1999年アメリカ映画。決して激しく無いとは言い切れない展開と描写の為、一見男性人気が強いと思われる作品であるが、兄弟の仲睦まじい様子や愛らしいキャラクターに、案外女性人気も強い一作。第2弾も製作されている。
監督:トロイ・ダフィー 出演:ショーン・パトリック・フラナリー(コナー・マクマナス)、ノーマン・リーダス(マーフィー・マクマナス)、ウィレム・デフォー(ポール・スメッカー)
映画「処刑人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「処刑人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「処刑人」解説
この解説記事には映画「処刑人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
処刑人のネタバレあらすじ:起
都会にひっそりと存在する汚い路地裏に、その兄弟は2人で暮らしていました。コナー・マクマナスとマーフィー・マクマナスという双子の2人は、貧しいながらも2人で賑やかな日々を送っています。しかしそんなある日、マフィアに所属する人間を殺害してしまった事で2人の人生は大きく変わっていきます。直ぐに警察に自首した2人でしたが、そこで「悪人は殺しても構わない」という神の啓示を受けるのでした。
処刑人のネタバレあらすじ:承
正当防衛として出所が認められた2人は、法では捌き切れない悪人を退治する”処刑人”として立ち上がります。マフィアから武器を盗んだ2人は準備を整え、次々と街を震撼させている悪人達に裁きを下し始めます。元々何かの訓練を受けているわけでもない2人ですが、持ち前の身体能力と強運で、危ない場面も難なく乗り越えていきます。そんな、次々と悪人ばかりが倒されていく連続事件の容疑者としてマクマナス兄弟を挙げたのがスメッカーというFBIの敏腕刑事です。2人の犯行とにらみつつも、2人のこの行動は果たして悪と呼べるのかとスメッカーは彼らに手を出せずにいました。
処刑人のネタバレあらすじ:転
しかし、マクマナス兄弟に目をつけていたのはスメッカーだけではありませんでした。次々と仲間内を殺されているマフィア達もこの双子に手を焼いていたのです。そしてとうとう2人を始末するべく、1人の凶悪な掃除人に彼らの殺害を依頼するのでした。その男は既に初老に差し掛かった貫禄のある人物で、狙った獲物を逃したことは一度もないといいます。そしてそんな事を知る由も無い双子は、いつもの様にマフィアのアジトに忍び込む計画を立てていたのでした。しかし潜入したその先で、掃除人に捉えられてしまいます。
処刑人の結末
絶体絶命と思われたその時、驚愕の事実が判明します。なんとその掃除人は、双子の父親だったのです。そして父親にも根底には悪人を許さない正義の心がありました。双子と父親は丁度裁判中であったマフィアのボスの元へ駆けつけ、そしてそのボスを殺害するのでした。世間が彼ら「処刑人」の評価に割れる中、彼らは次々と裁きを下し続けるのでした。
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