極楽島殺人事件の紹介:2008年韓国映画。ある港で釣り人が人の頭を釣り上げたことにより警察が近くの極楽島から流れて来たものと断定し調査に乗り出します。極楽島で捜査を始めた警察はこの島で起こった連続殺人事件を知りその謎を解明します・・という韓国のサスペンスミステリー映画です。
監督:チョン・ジウ 出演者:パク・ヘイル(チェ・ウソン)、パク・ソルミ(チャン・グィ ナム) 、ソン・ジル(ン・チュン ベ) 、チェ・ジュボン(村長)、キム・インムン(キム老人) ほか
映画「極楽島殺人事件」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「極楽島殺人事件」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「極楽島殺人事件」解説
この解説記事には映画「極楽島殺人事件」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
極楽島殺人事件のネタバレあらすじ:起
木浦の港で釣りをしていた釣り人の竿が曲がりました。大物だと釣り上げるとそれは人の頭でした。頭を調べた警察は近くにある離島の極楽島の住人であることがわかり航路島へ向かいます。島に降り立った警察は島の捜査をします。刑事たちは送電技師の宿舎と保険所で血痕を発見しました。荒れ果てた極楽島であるメモを発見します。
極楽島殺人事件のネタバレあらすじ:承
物語は一か月前に遡ります。極楽島は表彰を受け米と砂糖をもらいました。村長が演説をし終わったら村人が米と砂糖を順番に持って帰ります。住人17人の島ですのですぐ終わりました。そして夜は島のキム老人の喜寿のお祝いで宴席が設けられています。少ない島民が全員集まっています。宴席ではこの島に伝わる幽霊の話まで持ち出されています。そして宴も終わりのころ電気技師二人がトクスを花札に誘いました。そして翌朝電気技師2人は惨殺死体で発見されました。一緒にいたトクスが犯人と断定されますがトクスがいません。島民はトクスを探しているとパンスという男が未明にトクスが枕元に立っていて娘のポンスンの話をした後消えたといいます。その後海岸線のガケの上でトクスの靴と血の付いた包丁が見つかりました。
極楽島殺人事件のネタバレあらすじ:転
それを見た女性教師チャンは誰かに殺されたのだと言いました。しかし保健所長のウソンは自殺だと言います。その後チャンとウソンは話をし、自殺と言ったのは島民が混乱しないように言った事で、他殺だと思うので自分に任せと欲しいと言います。そしてウソンはかつて島民が閉じ込められていたと言う洞窟の中の牢屋に向かいます。ここにトクスの死体がありました。頭はありませんでした。そんな時犯人はウソンだと言い出した男がいました。村長の息子のサングです。疑われているのなら捕まえてくれというウソンは捕まり牢屋に入れられました。困惑した島民は村長に頼みに行くが村長も息子がやったことだけにそのままにしておこうと言います。そのころ学校の用務員のチュンベがスケッチブックを取りに学校へ行きました。スケッチブックの中にメモを見つけました。それは『村長が島に行けないものを持ち込んだ』と書かれています。その後島民たちに死んだはずの人たちの幻覚が見えるようになり一人ずつ死んでいきます。そしてバンズ達が村長の家に押し入り大金の入ったバックを奪おうとしました。そこに息子のサングが銃を持ってきてもみ合いになりパンズが撃たれ死亡します。銃の奪い合いになり偶然が重なりサングが死亡します。その後島民たちは争いとなり次々死亡します。残ったのはウソンとチャン先生、チュンベ、キム老人、保険所にいるボンスンの5人となりました。お寺を燃やして船で本土に逃げろうと言ったキム老人は大金のバックを見られチュンベの殺されます。これで島民は4人になりました。
極楽島殺人事件の結末
ウソンとチュンベが格闘し始めました。そこにチャン先生が現れチュンベを殺し残り3人になりました。チャン先生は大金のバッグを持ち保険所に向かいました。闘病中のボンスンは死にました。生き残りはウソンとチャン先生の二人になりました。その時チャン先生はウソンの記事を目にしました。ウソンは村長の了解のもと島民を使って新薬の実験を行っていたのでした。ウソンは本土で新薬の実験をしていたメンバーでした。絶大な効果がある代わりに副作用もあるという事で、倫理的に続けられないと言って辞めてこの島に来ていたのでした。しかし現実はこの島で実験を続けていたのでした。高熱、幻覚、充血、興奮などの副作用が原因で投与された島民が次々犠牲になっていたのでした。全てを知ったチャン先生はガラスの破片をもって戻ってきたウソンに襲い掛かりましたが逆に殴られ気絶しました。ウソンは過去を振り返っています。新薬のおかげで島民たちの知能が向上し、言葉が話せなくなったキム老人も喋れるようになりました。この成功に村長は喜びました。しかし喜びもつかの間副作用が出て殺人事件が起こりすべてが狂ってしまいした。そしてウソンは自分に新薬を投与しました。一方チャン先生は一人船に乗せられ流され本土に帰りました。ウソンが聞いた第一報は極楽島での生き残りは『貴女一人です』という言葉でした。ウソンがチャン先生だけ逃がして、自分は死んでしまったのでした。
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