潮風のいたずらの紹介:1987年アメリカ映画。金持ちで高慢なジョアナが、記憶をなくして行きついた先は、貧乏人とさげすんでいた職人ディーンの家でした。彼らの悪ふざけから始まった出来事が、皆の人生をハッピーに変えていくのでした。
監督:ゲイリー・マーシャル 出演:ゴールディ・ホーン(ジョアナ)、カート・ラッセル(ディーン)、エドワード・ハーマン、キャサリン・ヘルモンド、マイケル・ハガティ、ロディ・マクドウォール、ほか
映画「潮風のいたずら」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「潮風のいたずら」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「潮風のいたずら」解説
この解説記事には映画「潮風のいたずら」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
潮風のいたずらのネタバレあらすじ:起
エルクコーブの漁船がひしめく小さな港に、場違いな豪華クルーザーが停泊しています。持ち主は、グラントとジョアナ夫妻。エンジントラブルをおこし、修理の為、寄港したのでした。暇と不満をもて余したジョアナは、クローゼットの改修に地元の大工ディーンを雇いました。美人でスタイル抜群のジョアナに、初めはときめくディーンですが、高慢でわかままなジョアナに腹をたて、喧嘩の末に解雇されてしまいます。
潮風のいたずらのネタバレあらすじ:承
出港して間もなく、クルーザーからジョアナが転落する事故がおこりましたが、無事にエルクコーブへ流れ着きました。保護されたジョアナは、全ての記憶を失っていました。ニュースを見たグラントは、ジョアナの扱いに辟易していたので、知らんぷりを決め込みます。逆にディーンは、喧嘩の仕返しに悪ふざけでジョアナを自分の妻として引き取り、ごみだらけのボロ家に連れて帰ります。迎えたのは、教師も見放す悪ガキ4兄弟。あらかじめディーンに言い含められ、ママ、と連呼します。
潮風のいたずらのネタバレあらすじ:転
ショックを受けるジョアナですが、ディーン達の悪ふざけはエスカレートする一方で、家政婦がわりにジョアナをこきつかいます。最初は、全くできなかった家事もだんだん様になってきました。それでもまだ、自分の過去を信じられず、ディーンに証拠を求めます。その度に、合成写真などを駆使して切り抜けます。次第に、(嘘の)現実を受け入れ始めたジョアナに変化があらわれます。働き者のディーンや子供達に対して愛情が芽生え、彼らの教育に心を砕き始めます。気が付くと、ディーン一家はジョアナのお陰でとてもいい環境で暮らせる様になりました。ディーンは良心の呵責に耐えきれず、ジョアナに真実を何度も伝えようとしますが、なかなかいいだせません。
潮風のいたずらの結末
ディーンがパターゴルフ場の企画を提案して、スポンサーから予算を勝ち取りました。アイデアはジョアナのものでした。この出来事で家族の絆は強く結ばれ、ディーンはジョアナに指輪を送ります。ジョアナは心から幸せを感じるのでした。突然、グラントがあらわれます。彼を見た途端、記憶が蘇ったジョアナ。ディーン達に感謝しながら、泣いて追いかける子供達を残してクルーザーに帰っていくのでした。元の生活に満たされない思いを感じるジョアナは、ディーン達に対する愛情が本物であることに気付き、クルーザーを引き返させます。同じ頃、ディーン達も船でジョアナを追いかけ、お互いの姿を見て海に飛び込みます。無事に救助された二人は、永遠の愛を誓いあうのでした。
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