Do Not Disturb(Une heure de tranquillité)の紹介:2014年フランス映画。ジャズ愛好家のミシェルは市場で長年探していた一枚のレコードを手に入れます。家へ戻り、早る気持ちで一人静かにレコード鑑賞しようとするも、「大事な話がある」と妻ナタリーが言ってきたり、部屋の改装工事をしていたレオは問題を起こし、階下の住人は居座り、挙句愛人のナタリーも「話がある」と訪ねて来る始末。果たしてミシェルはレコードを聴く事ができるのか。パトリス・ルコンテ監督の2014年発表のコメディ映画。
監督:パトリス・ルコンテ 出演者:クリスティアン・クラヴィエ(ミシェル)、キャロル・ブーケ(ナタリー)、ヴァレリー・ボネットン(エルサ ミシェルの愛人でナタリーの親友)、セバスチャン・カストロ(セバスチャン ナタリーの息子)、クリスティアン・シャルマント(ピエール ミシェルの親友)ほか
映画「Do Not Disturb」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Do Not Disturb」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Do Not Disturb」解説
この解説記事には映画「Do Not Disturb」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Do Not Disturbのネタバレあらすじ:起
土曜日の朝、ミシェルは長年探していた一枚のレコードアルバム「Me, myself and I」を手に入れます。家へ戻ったミシェルは早速レコード盤に針を置こうとしますが、妻ナタリーが「大事な話があるの」と言ってきて20年以上も前の浮気をミシェルへ告白。そんな時、部屋の改装工事をしていたレオが水道管を破損してしまった事が原因で、階下の住人パヴェルが「天井から水が漏れてきている」と訪ねてきてきます。そこへ今度は愛人のエルサが「話がある」と訪ねてきて「ナタリーに嘘をついている事が辛い、全てを話す」と言うエルサをなだめ追い返しますが引き返してきたエルサを今度はナタリーが出迎えます。そして様子がおかしいナタリーを心配してエルサが相談に乗ることになります。
Do Not Disturbのネタバレあらすじ:承
妻ナタリーとエルサが一緒にいるのを見たミシェルはエルサを追い出します。浮気がバレたと慌てますがバレていないと分かりホッとするものの、今度はナタリーが20数年前の浮気相手はミシェルの親友のピエールだと告白。告白を聞いたミシェルが動揺しているところへレオが「緊急事態」と言ってきて見に行くと部屋中さらにひどい水浸しに。事態を収め落ち着いたところへ、ナタリーが息子セバスチャンはミシェルの子供ではないと告白。そこへ、今度はミシェルの親友ピエールが訪ねてきて「全部話した」というナタリーの言葉に気まずい雰囲気に。気持ちを落ち着けようと一人レコードを聴こうとレコード盤に針を置こうとした時、階下のパヴェルが「水漏れでパーティができない」と招待客を引き連れてミシェルの家でパーティを始めてしまいます。
Do Not Disturbのネタバレあらすじ:転
呆然としているミシェルをよそにパーティを楽しむパヴェル達や、『秘密』を吐き出しスッキリしてパーティに参加している妻ナタリーをみてミシェルは不機嫌になっていきます。そこへ今度はパヴェルがミシェルのコレクションのレコードをかけた事で怒りが爆発、パヴェルへ殴りかかり喧嘩になってしまった事でパーティはお開きに。また、レオは配管修理が上手くいかずどさくさに紛れて逃げ出し、息子セバスチャンはフィリピン人一家を引き連れて戻ってくる始末。一方、エレベータに閉じ込められていたエルサは無事出ることができ、再びミシェルの家へ戻ってきてナタリーにミシェルとのことを全て打ち明けスッキリして帰っていきます。
Do Not Disturbの結末
ミシェルの長年の裏切りを知ったナタリーは家を出ていき、フィリピン人一家は階下のパヴェルが面倒をみることになり、やっと静かになった家でやっとレコードを聴けると思ったところ今度はギックリ腰に。床に転がっているところへやってきたフィリピン人一家の女の子に、どうしてこの「Me, myself and I」が特別なのかを話して聞かせます。タクシーで父親がいる老人ホームへ向かい「父さんの一番のお気に入りのレコードを見つけたから一緒に聴こう」とレコードをかけ、父親と二人でレコード鑑賞していると、レコードが痛んでいて針が飛んで同じ箇所を何度も繰り返してしまいますが父親は「いい曲だろう」と楽しそうです。
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