マンハッタン・ラプソディの紹介:1996年アメリカ映画。美人を見るとめまいが起こるという数学教授グレゴリー(ジェフ・ブリッジス)と自分の容姿に自信が無く恋におびえる文学を教えるローズ(パーブラ・ストライサンド)の不器用な二人がおりなす恋とセックスのあり方についてをおかしくも真面目に考えさせる作品を豪華キャストで描かれた作品です。
監督:バーブラ・ストライサンド 出演:バーブラ・ストライサンド(ローズ)、ジェフ・ブリッジス(グレゴリー)、ローレン・バコール(ハンナ)、ミミ・ロジャース(クレア)、ピアース・ブロスナン(アレックス)、ほか
映画「マンハッタン・ラプソディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マンハッタン・ラプソディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マンハッタン・ラプソディ」解説
この解説記事には映画「マンハッタン・ラプソディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マンハッタンラプソディのネタバレあらすじ:起
コロンビア大学では数学教授グレゴリー(ジェフ・ブリッジス)の授業が行われています。生徒は大あくびをしており、授業を30分早く終わらせると蜘蛛の子を散らすかのように生徒は去って行きました。グレゴリーは出版記念講演会で1年前に別れたキャンディスを見てめまいを覚え、壇上を降りる事になりました。その後キャンディスとベッドを共にするがキャンディスから「あなたは一生の伴侶じゃない」と言われます。その後恋人募集の広告を出す事になったグレゴリーは最後の一行には「容姿は問わず」と書き込みます。一方、同じ大学で文学を教えるローズ(パーブラ・ストライサンド)は妹クレア(ミミ・ロジャース)の結婚式に肉付きの良い身体にピンクのドレスを身にまといます。
マンハッタンラプソディのネタバレあらすじ:承
グレゴリーの元には何人かの女性から応募書類と写真が届きその中に気になる写真が。写真の裏にはコロンビア大学文学部教授と書いてあり、早速電話をするとローズの妹クレアが電話に出ました。「姉は臆病なので・・・」早速グレゴリーはローズの講義を見に行くと、その教室はあふれんばかりの生徒達と流暢に生徒達に語りかけるローズが居ました。グレゴリーはローズに電話をして食事に誘います。数学の話もわかり教養のあるローズをグレゴリーは来週の音楽会へ誘います。音楽会の帰り「家に寄らないか?本を贈呈したい」との誘いに戸惑うローズに対してグレゴリーは「堅くなる必要は無い」「セックスには興味がないんだ」と言い放ちました。そして「セックスが絡んでくると僕は頭がヘンになる」と、グレゴリーは自分の思想をまくし立てます。
マンハッタンラプソディのネタバレあらすじ:転
そして3ヶ月が過ぎ、ローズはグレゴリーの誕生日に彼を家に招待する事になりました。グレゴリーは母のハンナに対して(恋愛とセックスの理論)を話しだしました。必死に止めようとするローズだったがハンナに止められる。そしてハンナとグレゴリーと二人きりに。ローズは数学者のグレゴリーにぴったりのダイスのカフスボタンをプレゼントする。そしてグレゴリーからプロポーズ「結婚しよう」「情熱の対象はセックスではなく知識」「セックスも提供しても良い、予告をくれ」。ローズは「あなたと結婚する?私達まだ一度も・・・」そしてどちらからともなく軽くキスをしました。
マンハッタンラプソディの結末
結婚、もちろん初夜は何も無く終了します。時が経つにつれローズの気持ちに変化が現れ、グレゴリーも又二人で外食をしている時めまいを覚えます。ある朝ローズは出掛けに何気なくグレゴリーに「予告だけど」「今夜セックスしない?どう?」と言います。そして夜を迎えると全てがおじゃんになると怯えるグレゴリーだったが、ローズが押し倒す様な形で始まろうとしたがグレゴリーが拒否をします。ローズは家を出て実家に戻ります。自分に自信をなくしたローズはハンナに美しいと感じるのはどんな気分かと尋ねる。翌朝母はローズの子供の頃の写真を見せます。かわいかったし亡き父親に似ていて父は一度抱くと離さなかったと。その後講演依頼を受けヨーロッパに行ったグレゴリーは何度もローズに電話をするが電話を取らないローズ。ローズは自分磨きを始めます。ジムに通いメイクや髪型も替え服装も。グレゴリーが帰国、そしてそこには変貌をとげたローズがいたが変貌振りに対して詐欺だと言ったグレゴリーにローズは別れを告げます。だがローズの居ない生活に我慢が出来ず早朝にローズを訪ね、マンション内に入れないグレゴリーは外からローズの部屋に向けてローズを呼び出し、あの夜「君が欲しかったのに自分を抑えた」「君を愛してる」と伝えます。そしてグレゴリーはめまいを覚えながらの濃いキスをする。恋をすると聞こえるという(プッチーニの「トゥーランドット」)の曲を聞きながら。
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