ヒプノティスト-催眠-の紹介:2012年スウェーデン映画。一家惨殺事件を究明するために国際警察のヨーナは生存者で昏睡状態のヨセフから事情を聴きだすために、催眠療法の権威であるエリックに催眠を依頼するが彼には催眠療法ができなくなった過去があり・・・という話です。2012年のスウェーデン映画でアカデミー賞にも出品された作品です。
監督:ラッセ・ハルストレム 出演者:トビアス・ジリアクス(ヨーナ・リンナ)、 ミカエル・パーシュブラント(エリック・マリア・バルク)、 レナ・オリン(シモーヌ・バルク)、ヘレーナ・アフ・サンデバリ(ダニエラ)、ヨナタン・ボークマン(ヨセフ)、オスカル・ペッタソン(ベンジャミン )ほか
映画「ヒプノティスト-催眠-」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒプノティスト-催眠-」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヒプノティスト-催眠-の予告編 動画
映画「ヒプノティスト-催眠-」解説
この解説記事には映画「ヒプノティスト-催眠-」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒプノティスト-催眠-のネタバレあらすじ:起
ストックホルムの体育館で体育教師が滅多刺しにされ殺されました。国際警察のヨーナが現場にやって来ました。そして身元を確認しその男の自宅に入ると、一家が惨殺されていました。その中で唯一息子のヨセフが生きていましたが昏睡状態です。ヨーナは事情聴取をしたいもののまったく不可能でした。しかし病院で一人の女性がひとつだけ方法があると言いました。催眠療法によって状況を聞き出せると言うのです。その女性がヨーナの前でエリックに電話をかけました。
ヒプノティスト-催眠-のネタバレあらすじ:承
エリックの自宅では電話の音に妻のシモーヌが目をさましエリックを起こします。エリックは呼び出され外出しますが妻は浮気と疑っているようです。エリックはヨセフの病室に行きましたが、催眠療法は禁じられていると言って帰ろうとしましたが、ヨーナの説得により戻って来ました。そしてヨセフの姉が行方不明だという事も話しました。エリックはヨセフに催眠療法を行いましたが、ヨセフが極度の興奮状態になったため一旦やめました。エリックには一人息子のベンジャミンがいますが妻のシモーヌとはうまくいっていません。過去の浮気が原因でした。一方ヨーナは勝手に捜査して地元警察とトラブルになります。
ヒプノティスト-催眠-のネタバレあらすじ:転
エリックが深い眠りから覚めて2階に行くと妻のシモーヌが倒れていました。意識不明です。そして息子のベンジャミンが居ません。病院に収容されたシモーヌでしたが意識が戻ると息子がいないことを知り半狂乱になります。さらに、シモーヌに絵画を頼んでいた男性がシモーヌの絵描き小屋に入ると赤い絵の具で『催眠をやめろ』と大きく書かれていました。こうなったのはヨーナのせいだとエリック夫妻は怒り出します。それでもヨーナは催眠療法をやってくれと頼みます。過去にエリックの催眠療法で罪を着せられた男がヨーナと一緒にいるエリックに激しく詰め寄りました。その後エリックは催眠療法を封印した理由をヨーナに語りました。催眠療法によって無実の男を犯罪者にしたのでした。これで吹っ切れたのかエリックが一人でヨセフの病室を訪れ催眠療法を始めました。
ヒプノティスト-催眠-の結末
ヨセフの催眠を施し真実を聞いたエリックは内容をヨーナに伝えます。犯人はヨセフで、母親に指示されていたのです。ヨセフの母親は実はナースとしてヨセフの居る病院に侵入していました。そしてベンジャミンを誘拐しているのもヨセフの母親だと断定しました。ヨセフの母親がいる湖のほとりの家に向かいます。警察が包囲しヨーナが母親を説得するとベンジャミンを連れてバスで逃げ始めました。バスを追ってエリックとシモーヌが走って追いかけます。湖の氷の上を走っているとき氷が割れました。バスは徐々に沈んでいきます。水没するバスに飛び乗ったのはエリックでした。水没寸前のところでエリックはベンジャミンを救いました。バスはヨセフの母親もろとも沈んでゆきました。エリックの自宅ではシモーヌとベンジャミンそしてエリックが楽しそうに夕食をとっていました。
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