バスケットボール・ダイアリーズの紹介:1995年アメリカ映画。詩人ジム・キャロルの自伝的小説「マンハッタン少年日記」を映画化したもので、詩の才能がありながらも麻薬に手を染めて身を持ち崩していく高校生の姿を描いた青春ドラマです。
監督:スコット・カルヴァート 出演者:レオナルド・ディカプリオ(ジム・キャロル)、マーク・ウォールバーグ(ミッキー)、ロレイン・ブラッコ(ジムの母)、ジェームズ・マディオ(ペドロ)、アーニー・ハドソン(レジー)ほか
映画「バスケットボール・ダイアリーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バスケットボール・ダイアリーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バスケットボール・ダイアリーズ」解説
この解説記事には映画「バスケットボール・ダイアリーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バスケットボールダイアリーズのネタバレあらすじ:起
ニューヨーク・マンハッタン。カトリック系の高校に通うジム・キャロル(レオナルド・ディカプリオ)はバスケットボールに打ち込んだり詩を書き貯めるのが好きな少年でしたが、放課後になると悪友のミッキー(マーク・ウォールバーグ)、ペドロ(ジェームズ・マディオ)、ニュートロン(パトリック・マッゴウ)らと遊び歩き、煙草やシンナーを吸ったり盗みを働いたりと悪さを繰り返していた問題児でもありました。そんな中、ジムは只一人だけ自分の詩の才能を認めてくれた白血病の親友ボビー(マイケル・インペリオリ)と交流を深めますが、やがてボビーが亡くなると、勧められるままにヘロインに手を出すようになっていきました。
バスケットボールダイアリーズのネタバレあらすじ:承
母(ロレイン・ブラッコ)の心配をよそにジムはヘロインにのめり込んでいき、クスリ欲しさに盗みを繰り返すようになっていました。ある日、ジムははバスケ部コーチでゲイのスウィフティ(ブルーノ・カービー)から関係を求められて激昂、彼を殴ってしまいます。ジムはニュートロンの忠告も聞かず、バスケの試合中にもミッキーやペドロと共にクスリをキメ、最終的にジム、ミッキー、ペドロは退学処分となってしまいます。母と喧嘩して家出したジムはミッキーとペドロと共に盗みを繰り返し、その金でクスリを買っていました。
バスケットボールダイアリーズのネタバレあらすじ:転
ある日、盗みを働いていたペドロは逮捕され、ジムは全国大会で活躍するニュートロンの姿に衝撃を受けます。クスリの影響で死にかけていたジムは、近所の住人レジー(アーニー・ハドソン)に助けられて彼の自宅に身を寄せます。かつて自身もヘロイン中毒だった過去を持つレジーは何とかジムを更正させようとクスリを止めさせ、ジムの書く詩の才能を認めて励まします。一度は立ち直りかけたジムでしたが、クスリの魔力を絶ち切れずに逃げ出してしまいます。
バスケットボールダイアリーズの結末
再びクスリに走ってしまったジムは地下鉄のトイレでゲイの男に体を売り、その金を持ってミッキーと再会、売人からクスリを手に入れてしまいます。しかしそのクスリは偽物で、激怒したミッキーは売人をビルから突き落として殺害、逮捕されてしまいます。行き場を失ったジムは実家に戻り、母から金をせびろうとしますが、母は断腸の思いでジムを突き放し、警察に通報します。ジムは半年の間、少年院で完全にクスリを抜き、再びシャバに舞い戻りますが、極上のヘロインがあるというペドロの誘惑を断り、完全にクスリを絶ち切ります。そしてジムは舞台に立ち自らの経験を語ると、詩集「バスケットボール・ダイアリーズ」を完成させ、詩人として再出発を果たしました。
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