エンド・オブ・ホワイトハウスの紹介:2013年アメリカ映画。ホワイトハウスが北朝鮮の凶悪テロリストに襲撃され、アメリカ大統領が人質に取られたホワイトハウスを舞台に、元シークレット・サービスの特別捜査官が大統領を救うためテロリスト相手に戦いを挑む姿を描いたアクション・スリラー映画です。2016年には舞台をイギリスに移しての続編『エンド・オブ・キングダム』が公開されています。
監督:アントワーン・フークア 出演:ジェラルド・バトラー(マイク・バニング)、アーロン・エッカート(ベンジャミン・アッシャー)、モーガン・フリーマン(アラン・トランブル)、アンジェラ・バセット(リン・ジェイコブス)、リック・ユーン(カン・ユンサク)、ディラン・マクダーモット(デイヴ・フォーブス)、フィンリー・ジェイコブセン(コナー・アッシャー)、メリッサ・レオ(ルース・マクミラン)、ロバート・フォスター(エドワード・クレッグ)ほか
映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エンドオブホワイトハウスの予告編 動画
映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」解説
この解説記事には映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エンドオブホワイトハウスのネタバレあらすじ:起
アメリカ大統領の護衛を担うシークレット・サービスのマイク・バニング特別捜査官(ジェラルド・バトラー)は、ベンジャミン・アッシャー大統領(アーロン・エッカート)一家の護衛の任に就いていました。ところがクリスマスの日、大統領専用車は雪道でスリップする事故を起こし、バニングはアッシャー大統領を助けるも大統領夫人(アシュレイ・ジャッド)は命を落としてしまいます。
自責の念に駆られたバニングはシークレット・サービスを去り、財務省のデスクワークへと異動しましたが、未だにシークレット・サービスへの未練は根強く残ったままでした。
あの事故から1年半後、アメリカ独立記念日の翌日の7月5日に韓国のイ・テウ首相(ケオン・シム)が北朝鮮への対応の協議のためにホワイトハウスを訪れました。ところが会談の最中、ワシントン上空に国籍不明の未確認機が飛来、警告を発する米軍機を撃墜するとホワイトハウス周辺への無差別攻撃を開始しました。多くの民間人に犠牲者が出るなか、間もなく未確認機は撃墜され、アッシャー大統領は韓国首相と共にホワイトハウスの地下にある大統領危機管理センターへ避難しましたが、息子のコナー(フィンリー・ジェイコブセン)のことが気掛かりでなりませんでした。
エンドオブホワイトハウスのネタバレあらすじ:承
バニングは財務省を飛び出してホワイトハウスに急ぎますが、今度は近くに停車していたバスが爆発、更には不審な男が柵の付近で自爆テロを起こし、こじ開けられた穴に武装した集団が次々と入り込み、シークレット・サービスの者たちを倒してホワイトハウス内へと進入していきました。
一方の危機管理センターでは、韓国政府関係者を装っていたテロリストのリーダー、カン・ユンサク(リック・ユーン)が本性を現し、一気に難攻不落のホワイトハウスを陥落させるとアッシャー大統領を人質に取り、手始めに見せしめとして韓国首相を処刑しました。
ペンタゴンではアラン・トランブル下院議長(モーガン・フリーマン)やバニングの元上司リン・ジェイコブス長官(アンジェラ・バセット)らが対策に追われるなか、ホワイトハウス内の衛星電話を入手したバニングが現状を報告、周囲には特殊部隊が突入できないよう罠が仕掛けられているとしてホワイトハウスの構造を知り尽くしている自分に任せるよう告げました。
エンドオブホワイトハウスのネタバレあらすじ:転
カンの狙いは在韓米軍の撤退の他にも、アメリカ中の核ミサイルの自爆コードである“ケルベロス・コード”の解除を要求してきました。カンは核の自爆によってアメリカを死の大地にしようと目論んでいるのです。コードはアッシャー大統領、ルース・マクミラン国防長官(メリッサ・レオ)、ジョー・ホエニッヒ統合参謀本部長(ジェームス・インガーソル)の3人しか知らず、カンは人質を殺すと大統領を脅してコードを吐かせようとしました。
一方のバニングは秘密の部屋に身を隠していたコナーを保護、テロリストの執拗な攻撃から守り抜くと無事に外へと脱出させました。続いてバニングはテロリストを捕らえてカンの情報を吐かせ、ペンタゴンもカンの実情を知ることができました。カンは英国大使館爆破の黒幕とされる人物で全世界に指名手配されているのです。
カンは人質からコードを聞き出す一方、かつてのバニングの同僚であり自分たちに寝返ったフォーブス(ディラン・マクダーモット)を差し向けますがバニングの敵ではありませんでした。フォーブスは死の間際に良心を取り戻し、カンにバニングは死んだと嘘の報告をして息絶えました。
エンドオブホワイトハウスの結末
カン一味の襲撃から一夜が明け、しびれを切らしたペンタゴンはバニングの制止を振り切って特殊部隊の突入を強行しましたが、カンが奪った秘密兵器“ハイドラ”の前に壊滅させられました。作戦失敗を受けたペンタゴンは遂にカンの要求を呑む決断を下しますが、バニングは30分だけ時間がほしいと申し出、アッシャー大統領の救出に向かいました。
カンは人質に袋を被せて脱出用に用意させたヘリに乗せ、その直後にヘリは爆破炎上しました。誰もが大統領の生存を絶望視するなか、バニングはカンが別の経路から逃走しようとしていることに気付き、先回りして大統領を救い出し、カンを死闘の末に倒しました。しかしケルベロスは既に発動されてしまっており、バニングはペンタゴンに連絡を取るとコンピューターを操作して間一髪で核爆発を阻止しました。
生還を果たしたアッシャー大統領は国民に復活を告げる力強いメッセージを送り、バニングは再びシークレット・サービスに戻って大統領を陰で支える決心を固めました。
以上、映画「エンドオブホワイトハウス」のあらすじと結末でした。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」感想・レビュー
-
マイクがカンを倒した時は気分爽快でした。
ある日、空からアメリカを襲撃し、ホワイトハウスがテロリストに占拠される。輸送機で襲撃中を目撃したマイク・バニング特別捜査官(ジェラルド・バトラー)は、銃撃の最中にホワイトハウスに向かい、何とか阻止しようと奮戦するがどんどん同僚が殺されていく。内部に入り、大統領の息子を救出し、内部から外に出す。テロリストが大統領達を人質になっている報せを聞くと助けに向かう。マイクの接近戦技術が早くて的確な打撃が、凄い!格闘演技がスムーズで緊迫感を与えて見応えあり!