くちづけはタンゴの後での紹介:1996年アメリカ映画。都会に憧れて田舎から出てきた娘が、列車事故に巻き込まれたことをきっかけに大富豪の家族のもとで幸せを手に入れるまでを描いたラブストーリー。
監督:リチャード・ベンジャミン 出演:シャーリー・マクレーン、リッキー・レイク、ブレンダン・フレイザー、ミゲル・サンドヴァル、ローレン・ディーン、ほか
映画「くちづけはタンゴの後で」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「くちづけはタンゴの後で」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「くちづけはタンゴの後で」解説
この解説記事には映画「くちづけはタンゴの後で」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
くちづけはタンゴの後でのネタバレあらすじ:間違われた女
都会に憧れ田舎からNYに出てきたコニーは、小悪党スティーブにナンパされ同棲、ところが妊娠したことを告げるとあっけなく捨てられる。行くあても無く途方に暮れていていたコニーは駅で人波に流されるままボストン行きの列車に押し込まれてしまい、その列車内でヒューとパトリシアの新婚夫婦に助けられる。パトリシアはコニーと同じく臨月近い妊婦で2人は意気投合。パトリシアが落とした指輪をコニーが拾ってすすめられるまま自分の指にはめたその時列車が脱線、横転する大事故が起こり、コニーは意識を失う。病院で目覚めたコニーは意識を失っている間に男の子を出産、ヒューとパトリシアは事故で亡くなってしまうが、パトリシアの指輪をはめていたことからコニーはパトリシアに間違われてしまう。慌てて人違いだと説明しようとするものの誰にも聞き入れてもらえず、ヒューの実家であるウィンターボーン家から迎えがやってきて、コニーは誤解を解けないままウィンターボーン家へ向かうことに。
くちづけはタンゴの後でのネタバレあらすじ:偽りの家族
着いた先は大豪邸、迎えてくれたヒューの母グレースはコニーと子供を優しく迎え入れ、孫の存在を心から喜んでいたが、ヒューの双子の弟ビルは、コニーに不審の目を向ける。母親を亡くしていたコニーはグレースの優しさと温かい家庭に触れ、本当のことが言い出せないでいた。ある日、コニーはグレースのすすめで髪型から服装まで上流階級らしく整えられ、その姿にビルは思わず目を瞠る。その日一日ビルは昔話しをしながらボストンの街をコニーに案内するが、途中買物に寄った店で小切手にサインしたコニーはうっかり自分の本名を書いてしまう。それを目にしたビルはコニーがパトリシアでないことに気づく。そんな中、グレースは本当の親子のように思い始めたコニーを遺産相続人に追加することを決意するが、彼女はは財産目当てではないからやめてほしいと訴える。それを聞いたビルは不審に思っていた気持ちが消え、逆に彼女に惹かれるようになる。素性に関係なくコニーを愛するようになっていたビルはやがてコニーにプロポーズ、コニーもビルに惹かれていたため、一度は偽りに耐えかねて屋敷を出ようとしたコニーだったが、愛する人たちと本当の家族になれる幸せに沈黙を守っていた。
くちづけはタンゴの後での結末:本当の自分
結婚式を翌日に控えパーティが開かれるが、そこにコニーがパトリシアとして御曹司と結婚することを知ったスティーブが現れてコニーを脅す。思いつめたコニーは銃を持ってスティーブの部屋を訪れるが、スティーブは既に何者かに撃たれて死んでいた。そして結婚式当日。教会に警察がやってきて、スティーブ殺害の犯人はコニーと同じように妊娠してスティーブに捨てられた女の犯行だったことがわかる。事件がグレースの知るところとなったことでコニーは自分がパトリシアではなく、子供の父親はスティーブだということを告げる。それでも子供は自分の孫だといってグレースはビルとの結婚を許し、コニーはパトリシアではなくコニーとしてビルと結婚、正式にウィンターボーン夫人となった。
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