エッセンシャル・キリングの紹介:2010年ポーランド,ノルウェー,アイルランド,ハンガリー映画。米軍に追われるアフガニスタン兵士から見たアメリカの姿をまじまじと映像化した作品で、多くの批評家が高評価をしました。主人公がセリフを言わないことでも話題となった作品です。
監督:イエジー・スコリモフスキー 出演者:ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ、ザック・コーエン、デイヴィッド・プライスほか
映画「エッセンシャル・キリング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エッセンシャル・キリング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エッセンシャル・キリングの予告編 動画
映画「エッセンシャル・キリング」解説
この解説記事には映画「エッセンシャル・キリング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エッセンシャル・キリングのネタバレあらすじ:紛争地帯で逃げるアフガニスタン兵士
アフガニスタンの紛争地帯、そこは何時でもアメリカ軍のヘリが飛び交い、そして兵士が偵察活動をしていました。荒涼とした大地に一人逃亡するアフガン兵がいました。彼は洞窟の中に逃げ込み、中に偵察してきたアメリカ兵をロケットランチャーで撃ち殺してしまいます。そして米軍に追われる身となった彼は、ヘリコプターにも追われ、上空からのミサイル攻撃により彼は爆風とともに飛ばされ、そして耳の聴覚も損傷してしまいます。
エッセンシャル・キリングのネタバレあらすじ:アメリカ兵による拷問
攻撃されて動けなくなった彼をアメリカ兵は拘束をし、トラックで運ばれていきます。頭に袋をかぶせられ、そして服装を囚人服のようなオレンジ色の服に着替えさせ、施設の中を移動していきます。時折袋から外界が見え、そこでは彼と同じような人がアメリカ兵に捕まえられ、そして逆さベッドに寝かされてチューブから口に水を入れられていました。そんなものを見て恐怖を抱いた彼ですが、彼もベッドに寝かされ、口にチューブを入れられると、アメリカ兵により水を流し込まれます。それが終わると、彼は兵士に引きずられ、ヘッドフォンをさせられます。
エッセンシャル・キリングのネタバレあらすじ:必死の脱走
彼は軍用機へと乗せられ、そして飛行機を降りた地点で軍用車に乗り換えて移動をします。途中故障で動けなくなった軍用車は、崖に転落してしまいます。彼は車から脱出すると、走ってその場から遠ざかるように逃げていき、途中民間人の車を奪い、手錠をはずして森の中へ逃げ込みます。
エッセンシャル・キリングのネタバレあらすじ:飢えをしのぐ兵士
捕虜が逃亡したことを知ったアメリカ軍は、上空にヘリコプターを旋回させ、彼を探しにいきます。彼は雪にまぎれたりしながらなんとかアメリカ兵士に見つからないようにすると、木の皮などを食べて飢えをしのぎます。そして森の離れで赤ちゃんに乳を与えている女の乳を飲むと、また歩き続け、無我夢中になって逃げ続けます。
エッセンシャル・キリングの結末:一つの希望
そしてある一軒家に入ると、そのまま倒れ込みます。その家には一人の女性が住んでおり、倒れた彼を介抱してあげます。そして彼に一頭の馬を与え、男は乗っていきます。
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