ネイビーシールズの紹介:2012年アメリカ映画。アメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsの活躍を描く本格ミリタリー・アクション。麻薬カルテルに囚われたCIAエージェントを奪還するため、ネイビーシールズのチーム7が動き出す。救出には成功したが、その過程でアメリカを標的にした大規模なテロ攻撃が計画されていると判明。凶悪なテロ犯罪を防ぐため、チーム7は再び危険な任務へと身を投じるのだった。本作に登場する武器や戦術は実際にNavy SEALsが使用しているもので、更にメインキャストに現役隊員を起用しかつてないリアリティを実現させた。
監督:スコット・ウォー、マウス・マッコイ 出演者:ローク大尉/ローク・デンヴァー(本人)、デイブ(本人)、ロゼリン・サンチェス(リサ・モラレス)、ジェイソン・コットル(アブ・シャバール)、アレックス・ヴィードフ(クリスト)ほか
映画「ネイビーシールズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ネイビーシールズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ネイビーシールズの予告編 動画
映画「ネイビーシールズ」解説
この解説記事には映画「ネイビーシールズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ネイビーシールズのネタバレあらすじ:出動
舞台は現代コスタリカ。医者として潜入捜査中のCIAエージェント、リサ・モラレスは、仲間のウォルター・ロスと共に1人の男を調査していました。その男はクリストと呼ばれる麻薬ディーラー。麻薬で得た金で武器を密輸し、麻薬カルテルなどに流している危険な人物です。更にイスラム系テロリスト、アブ・シャバールとも何らかの繋がりがあると疑われていました。モラレス達の動きを察知したクリストは部下に襲撃させ、ロスを射殺、モラレスを拉致します。彼女を救出するため、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズのチーム7が動き出しました。隊長はローク大尉、副長はデイブ。他にサニー、レイ、ワイミー、エイジェイ、マイキー、ミラーらが構成員です。毎回全てを捨てる覚悟で任務に向かう彼らを、家族は心配そうに見送ります。特に妊娠中のロークの妻は辛そうに夫を送り出しました。
ネイビーシールズのネタバレあらすじ:任務成功と危険な企み
コスタリカに到着したチーム7はモラレスが囚われている麻薬カルテルのアジトに接近します。周囲には凄惨な拷問を受けるモラレスの絶叫が響いていました。迅速な救出が必要だと判断したチーム7はアジトに突入、武装した麻薬カルテルと銃撃戦になります。マイキーが負傷したものの、何とかモラレスの救出に成功。その際、敵の携帯電話を発見し入手しました。麻薬カルテルの追撃を受けながら撤収するチーム7は、別ルートで現れた援軍と合流し無事任務を達成します。その頃、アブ・シャバールはウクライナで恐ろしい武器の準備をしていました。ベストに小さなセラミック球500個を縫い込んだもので、球に詰まっているのは新式のジェル型爆薬です。凄まじい威力の上に、金属探知機も通過出来るという代物でした。アブ・シャバールはこのベストを着用し、アメリカの主要都市で自爆テロを起こすつもりなのです。
ネイビーシールズのネタバレあらすじ:新たな任務
中米沿岸、強襲揚陸艦ボノム・リシャールに集まったチーム7。押収した携帯電話から、クリストがアブ・シャバール率いるテロリストをアメリカに密入国させるつもりだと発覚します。テロを防ぐためチーム7は新たな任務に就きます。偵察のためエイジェイとレイはアフリカ、ソマリアへ向かいました。ミラーはチーム4と合流し、南太平洋に逃げたクリストを追います。待機中のロークは、生まれてくる我が子に向けて書き写した詩をデイブに託しました。ソマリアの空港で監視を続けるエイジェイとレイの前に不審な航空機が現れます。メキシコ、セドロス島へ向かった航空機には、アブ・シャバール達テロリストが乗っていました。一方、チーム4は南太平洋でクリストを確保。ミラーによる尋問が行われます。家族の安全と引き換えにクリストは情報を渡しました。それは自爆用ベストを着た16人のテロリストがアメリカの国境を越えようとしている、というものでした。
ネイビーシールズのネタバレあらすじ:死闘
情報を受けたローク達はセドロス島に上陸し、潜んでいたテロリストを排除します。しかしアブ・シャバールの姿がありません。排除できたのは半数だけで、残り8人は既にアメリカ国境に近付いていたのです。上層部からの指示でローク達はメキシコ軍と合流し、テロリストを追います。どうやらアブ・シャバール達はミルク工場の地下にあるトンネル網を使ってアメリカに入国するつもりのようでした。そこは麻薬カルテルが守っている非常に危険な地域です。なりふり構っていられないローク達は、トラックで工場に突っ込み敵を倒していきます。テロリストがトンネルに入ってしまえば、捕まえるのはほぼ不可能です。急ぐローク達の前に敵の手榴弾が落ちて来ました。ロークは仲間を守るため手榴弾に覆いかぶさり死亡してしまいます。デイブは瀕死の重傷を負いながらもアブ・シャバールを追い詰め、メキシコ軍人と共にテロリストの全員排除に成功しました。
ネイビーシールズのネタバレあらすじ:彼らが守ったもの
任務は終了し、ロークの葬儀が執り行われます。悲しみに耐えながら参列するチーム7。デイブは生前ロークが託した詩と共に、生まれた彼の子どもへ手紙を書きました。それに目を通すロークの妻は涙を流します。彼女が我が子の小さな手を握り、この映画は終わりを迎えます。
以上、映画ネイビーシールズのあらすじと結末でした。
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