リプレイスメント・キラーの紹介:1998年アメリカ映画。刑事に息子を殺されたチャイニーズマフィアのボスが復讐のために雇った凄腕の殺し屋が、組織を裏切ったことから書類偽装屋の女と共に壮絶な死闘に突入していく姿を描いたクライム・アクション作品です。
監督:アントワーン・フークア 出演者:チョウ・ユンファ(ジョン・リー)、ミラ・ソルヴィノ(メグ・コバーン)、マイケル・ルーカー(スタン・ジーコフ)、ケネス・ツァン(テレンス・ウェイ)、ユルゲン・プロホノフ(マイケル・コーガン)ほか
映画「リプレイスメント・キラー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リプレイスメント・キラー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リプレイスメント・キラー」解説
この解説記事には映画「リプレイスメント・キラー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リプレイスメントキラーのネタバレあらすじ:起
麻薬捜査担当の刑事スタン・ジーコフ(マイケル・ルーカー)は、チャイニーズマフィアの麻薬取引の現場を押さえるために深夜の港の倉庫で張り込んでいました。取引成立の瞬間と共に踏み込んだジーコフはマフィアと銃撃戦を繰り広げ、マフィアのボスで裏社会の大物テレンス・ウェイ(ケネス・ツァン)の息子を射殺しました。息子を失ったウェイはジーコフへの報復を決意、自らの傘下にある凄腕の殺し屋ジョン・リー(チョウ・ユンファ)を呼び、ジーコフの幼い息子をジーコフの目の前で射殺するよう命じます。ウェイは自分と同じ苦しみをジーコフにも味わらせようと考えているのです。
リプレイスメントキラーのネタバレあらすじ:承
ジョンは中国にいる母と妹を人質に取られており、ウェイの命令は絶対でした。ジョンはジーコフの自宅近くの高台でライフルを構え、ジーコフの息子に照準を合わせますが、ジョンは引き金を引くことができませんでした。ウェイを裏切ったことで追われる身になることを覚悟したジョンは親友のアラン(ランドール・デューク・キム)に自分の母と妹を安全な場所へ逃がしてもらえるよう手配し、自らも中国へ渡るために書類偽造屋メグ・コバーン(ミラ・ソルヴィノ)に偽造パスポートを作ってもらおうとしました。しかし、メグの事務所に待ち構えていたのは、ウェイの側近マイケル・コーガン(ユルゲン・プロホノフ)率いる刺客でした。
リプレイスメントキラーのネタバレあらすじ:転
銃撃戦の末に何とか逃げ出したジョンとメグでしたが、警察もメグの事務所から押収したパソコンからジョンの情報を得ており、ジョンはウェイの組織と警察の両方から追われるハメになってしまいます。組織の追っ手を振り切るうちにメグはジョンの人柄に触れ、いつしか良き相棒となっていきます。ジョンは母と妹を逃がしてくれた礼を言うためアランの元を訪れますが既に彼は殺害されており、しかも組織はジーコフの息子の命を狙っていることから、ジョンは中国へ渡る前に組織と対決し、ジーコフの息子を助ける決意をします。メグの知り合いのギャングから武器を調達したジョンとメグは、ジーコフが息子と共に出向いた映画館に急ぎました。
リプレイスメントキラーの結末
激しい銃撃戦の末にジョンとメグはジーコフ親子の命を救い、その時初めてジョンとジーコフは顔を合わせました。ジョンはウェイと決着をつけるためにアジトに乗り込み、海外へ逃亡しようとしていたウェイ一味と壮絶な銃撃戦を繰り広げます。メグの協力にも助けられたジョンはウェイとコーガン、その一味を全滅させることに成功します。全てが終わった後に遅れてジーコフが駆け付けますが、ジーコフはジョンを逃がすことにしました。偽造パスポートを完成させたジョンは空港でメグに別れを告げ、中国へと向かっていきました。
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