セントラル・インテリジェンスの紹介:2016年アメリカ映画。 高校の英雄で将来の成功間違いなしと言われながらも出世できないサラリーマンのカルヴィン、そんな彼にかつてのいじめられっ子、ロビーがコンタクトします。ロビーに会ったカルヴィンは強くなったロビーにびっくり、しかしロビーはカルヴィンに危いお願いをする。かってのいじめられっ子が、高校時代の英雄から助けてもらった恩を忘れずに、友情を大切にするストーリーです。ハリウッドでもっとも稼ぐ男、ドウェイン・ジョンソン(ロック様)とコメディアン、ケヴィン・ハートとのやりとりが面白い『セントラル・インテリジェンス』、アメリカでも社会問題化するいじめ撲滅のメッセージも込められた作品です。
監督:ローソン・マーシャル・サーバー 出演:ケヴィン・ハート(カルヴィン・ジョイナー)、ドウェイン・ジョンソン(ロビー・ウィアディクト/ボブ・ストーン)、エイミー・ライアン(パメラ・ハリス)、アーロン・ポール(フィル・スタントン)、ダニエル・ニコレット(マギー・ジョンソン=ジョイナー)、ジェイソン・ベイトマン(トレヴァー・オルソン)、他
映画「セントラル・インテリジェンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「セントラル・インテリジェンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
セントラル・インテリジェンスの予告編 動画
映画「セントラル・インテリジェンス」解説
この解説記事には映画「セントラル・インテリジェンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セントラルインテリジェンスのネタバレあらすじ:起・落ちぶれたカルヴィンと変貌したロビー
1996年、高校の卒業式でカルヴィン・ジョイナーは優秀な卒業生代表として、ガールフレンドのマギーら卒業生の前でスピーチをします。その一方で、黒人のロビーはいじめられっ子で、トレヴァー率いる白人グループにシャワー室から裸のまま連れ出され、カルヴィンがスピーチをする体育館で裸のまま投げ飛ばされます。慌てるカルヴィンはロビーに自らのジャンバーを使い、ロビーの下半身を隠します。それから20年後、カルヴィン(ケヴィン・ハート)はマギー(ダニエル・ニコレット)と結婚していました。会計士として働きますが、出世もできず仕事に満足できません。開催される高校の同窓会で、今の境遇を知られるのは耐えられません。そんな時フェイスブックでボブ・ストーン(ドウェイン・ジョンソン)という名の男からコンタクトを受けます。彼はかつての黒人いじめられっ子のロビーでした。ボブに会ったカルヴィンは彼の変貌にびっくり、ボブはスポーツ選手のような屈強な男に変わっていました。バーで拳銃を持ったグループにからまれたボブはグループをぶっ飛ばします。ボブはカルヴィンに会計のファイルについて質問、それはいくつかの国際的なオークションに関する金でした。その日、ボブはカルヴィンの家に泊まります。
セントラルインテリジェンスのネタバレあらすじ:承・ブラックバッジャーを追え!
翌朝、カルヴィンの家にCIA(アメリカ政府の諜報機関)のパメラ・ハリス(エイミー・ライアン)と名乗る女性が訪れます。ハリスは、ボブが秘密のコードを盗み殺人で追われる身だと説明します。カルヴィンはハリスと自分の会計オフィスを訪れますが、そこにボブが登場します。ボブとCIAは激しい銃撃戦を行います。カルヴィンを捕まえ逃げるボブ、ボブはカルヴィンに、自分もCIAの人間でブラックバッジャーと名乗る人物が偵察衛星の機密コードを盗み、オークションで売ろうとしているのを防ごうとしている、とカルヴィンの助けを求めます。車で逃走する2人、ボブはカルヴィンに事情を説明します。以前、ボブの同僚のフィル(アーロン・ポール)が、エレベーターに閉じ込められて殺された。ブラックバッジャーと名乗る人物が偵察衛星の機密コードを悪用のためオークションで売ろうとしている。ボブがただ一人信用できるのはカルヴィンだから、秘密のコードをブラックバッジャーが売るための取引番号を探してくれ、と頼みます。恐怖感を感じるカルヴィンは逃げ出します。逃げる途中、CIAに捕まったカルヴィン、CIAはボブこそがブラックバッジャーでフィルを殺したのだと言い、ボブを捕まえろとカルヴィンに要求します。自宅に帰ったカルヴィン、妻のマギーはセラピストのダンのカウンセリングを受けています。そのカウンセラーはボブで、セラピストのダンを押入れに閉じ込めて、カウンセラーになりすましています。カウンセリングの後、2人は昔のクラスメートで当時いじめグループのリーダーで、今は会計士になったトレヴァー(ジェイソン・ベイトマン)に会い、取引番号を探してもらいます。トレヴァーは相変わらず下半身をネタにボブをバカにしますが、取引番号は探して渡します。
セントラルインテリジェンスのネタバレあらすじ:転・誰がブラックバッジャー?
結局、ボブとカルヴィンはCIAに捕まります。CIAで拷問されるボブ、後悔のカルヴィンはボブを助け、ボブに協力することを誓います。取引番号からブラックバッジャーがコードを売る場所をボストンだと突き止めた2人は飛行機を盗み、二人は墜落の危機を逃れボストンに到着します。ボストンについた2人はコードの取引場所に向かいます。一人で取引場所に向かうボブ、そこにはハリスも現れます。カルヴィンは彼女がブラックバッジャーでは?と疑い、取引現場に向かいます。そこにいたのは、かつてのボブの同僚で死んだはずのフィルと、コードを買う人物でした。ボブはカルヴィンを銃で気絶させます。そこにハリスとCIAが登場、銃撃が始まります。目覚めたカルヴィンは逃げますが、ボブとフィル、そしてコードの買手が追いかけます。橋にたどり着いたカルヴィンと3人、フィルは自分こそがブラックバッジャーと名乗ります。ブラックバッジャーのフィルはCIA時代の同僚のボブに愛想が尽きたのも、ボブがいつも「カルヴィンが自分の英雄」と言うからだった、と言います。ボブはフィルを殺害しコードをCIAのハリスに渡ます。ボブはカルヴィンを気絶させたのは、安全のためだったと謝ります。
セントラルインテリジェンスの結末:同窓会の英雄になったボブ、CIAで働くこととなる幸せなカルヴィン
ヘリコプターで同窓会の開催場所に向かうボブとカルヴィン、妻のマギーはボブの変貌ぶりに驚きます。そこにトレヴァーが登場、ボブをバカにしますが、ボブにぶっ飛ばされます。ボブはステージでスピーチをしパンツを脱ぎ去ります。かつての女性クラスメートと感動の再開をするボブ。カルヴィンとマギーはダンスを始めます。同窓会後、カルヴィンはCIAで働くことになりました。妻のマギーは妊娠、幸せなカルヴィンをボブが迎えます。ボブがカルヴィンに渡したプレゼント、それは、20年前にいじめられたボブの下半身を隠したジャンパーでした。
以上、映画『セントラルインテリジェンス』のネタバレあらすじと結末でした。
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