ジグソウ:ソウ・レガシーの紹介:2017年アメリカ映画。2004年から第7作まで公開された大人気ホラーシリーズの第8作となる続編。猟奇的殺人鬼ジョン・クレイマー(ジグソウ)の死から10年後、再び彼と似た手口の事件が起こる。死のゲームを仕掛けられた罪人とそれを追う人々の姿が描かれる。監督は「プリデスティネーション」の双子の兄弟マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ。
監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ 出演:マット・パスモア(ローガン)、カラム・キース・レニー(ハロラン)、クレ・ベネット(キース)、ハンナ・エミリー・アンダーソン(エレノア)、ローラ・バンダーボート(アナ)、マンデラ・バン・ピープルズ(ミッチ)、ポール・ブラウンスタイン(ライアン)、トビン・ベン(ジョン・クレイマー、ジグソウ)ほか
映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジグソウ ソウレガシーの予告編 動画
映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」解説
この解説記事には映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジグソウ ソウレガシーのネタバレあらすじ:起
ジョン・クレイマー(ジグソウ)による悲惨な事件から10年後。警察に追われビルの屋上まで追い詰められた犯罪者エドガーは、警察に射撃され重傷を負い、「ゲームは始まった」と言葉を残し昏睡状態に陥ります。一方、長方形の部屋に閉じ込められ、首に繋がれた鎖の先に、いくつもの電動丸鋸がある部屋で目を覚ました4人の男女がいました。彼らは気付いたらこの部屋に閉じ込められており、どうやら誘拐されたようです。すると今は亡きジョン・クレイマー(ジグソウ)の声と思われるテープが再生されます。「脱出するには血を流し、自らの罪を告白せよ」 突然ブザーが鳴り、電動丸鋸が回転し始めます。同時に彼らに繋がれた鎖が丸鋸の方へ動き出します。ゲームスタートです。このままでは全員丸鋸にバラバラにされてしまいます。彼らは、少しでも体を傷付け血を流せば助かる事に気付き、各々身体の一部を丸鋸に当てて傷つけ、罪を告白すると丸鋸の回転は止まりました。しかし、この部屋にはもう1人、5人目の人物がいました。目を覚まさなかった彼はそのまま丸鋸の餌食になり死んでしまいます。一命を取り留めた4人の前に、扉が開きます。彼らが恐る恐る進んでいくと、扉の先は農場の小屋の一部のようです。そんな中、参加者の1人、カーリーは喘息持ちの女性から金目当てでバッグを奪った事で、その中に喘息対策の吸入器も入っていたため、女性を喘息で死なせてしまった過去が明らかになります。突然部屋の天井から注射針3本降りてきます。ジョン・クレイマー(ジグソウ)の声によると、カーリーには毒物が投与されており、それぞれ解毒剤、生理食塩水、酸だと判明します。その中の1本を自身に注入するように迫られます。すると天井に繋がれた鎖が動き出し、4人は首吊り状態になってしまいます。このままでは全員死んでしまうと判断した他の参加者ライアンは注射針3本全てをカーリーに注入します。案の定鎖からは解放された4人でしたが、3本の注射の中には酸が含まれていた為、カーリーは死んでしまいます。
ジグソウ ソウレガシーのネタバレあらすじ:承
一方、ハローラン刑事とハント刑事は発見された男の死体とカーリーの死体を元に事件の捜査をしていました。そんな中、昏睡中のエドガーが病院から消え、ジョン・クレイマー(ジグソウ)の墓を掘るとエドガーの死体が出てきます。ジョン・クレイマー(ジグソウ)のゲームに参加中の3人は部屋からの脱出を試みます。ライアンは「出口ではない」と書かれた扉の方へ行くと床が抜け、脚をワイヤーで固定されて身動きが取れなくなってしまいます。残りの2人、アンナとミッチはサイロに繋がれた部屋へ入ると扉が閉まり出られなくなります。すると頭上から大量の穀物が落ちてきます。穀物に埋れ、身動きが取れない2人の元へ更に包丁や鋭い農具が落下してきます。アンナとミッチが助かるには、ライアンの近くにあるレバーを引く必要がありました。ライアンはジョン・クレイマー(ジグソウ)に「レバーを引けばお前は自由になれる」と言われ、その言葉の真意に戸惑っていましたが、遂にレバーを引き、アンナとミッチを解放します。しかし、ライアンに絡まっていたワイヤーは更に彼の脚を締め付け、ライアンの脚はワイヤーによってバラバラにされてしまい、身動きが取れなくなります。一命を取り留めたアンナとミッチでしたが、容赦なく新たなゲームが彼らを襲います。ミッチはジョン・クレイマー(ジグソウ)の甥を轢き殺した男にブレーキが壊れた車を売りつけた事が発覚します。ミッチはブレーキを引かないと身体が切り刻まれる装置の中に入れられますが、失敗し死亡します。
ジグソウ ソウレガシーのネタバレあらすじ:転
検死を受け持っているローガンとエレノアはハローラン刑事を疑っていました。同時にハローラン刑事はローガンとエレノアを疑っていました。エレノアはジョン・クレイマー(ジグソウ)の熱狂的信者で、彼のファンサイトを出入りしたり、ジョン・クレイマー(ジグソウ)の殺人装置のレプリカを収集していたからです。ある日、エレノアは自身の収集品をローガンに見せます。その様子をハント刑事が写真を撮り、ハローラン刑事に密告します。ローガンとエレノアが一連の事件に関係あると見たハローラン刑事は2人を逮捕するべく動き出します。そんな中、ローガンとエレノアは検死から出た情報から事件現場を特定し、そこへ車を走らせます。同時にハローラン刑事は2人を追跡します。一方ゲームに参加中のアンナは脱出を試みますが、豚の被り物を被った男に囚われてしまいます。アンナが目を覚ますとライアンと同じ部屋に囚われていました。そこには10年前に死んだはずのジョン・クレイマー(ジグソウ)の姿がありました。ジョンはアンナの罪を語ります。アンナはなかなか泣き止まない幼い息子を、旦那が寝ているベッドへ移し、旦那が寝返りをうった際窒息死するように仕向けたのです。これがきっかけで旦那は精神を病み自殺してしまいます。実はジョン・クレイマー(ジグソウ)はアンナの隣人でその一部始終を見ていたのでした。ジョンは「優れたゲームは常に単純だ、一発の銃と弾、これが生きるための鍵だ」と言い、2人の間に銃を置き立ち去ります。アンナは素早く銃を取り、ライアンに向け撃ちます。しかし弾は銃口とは逆に発射され、アンナは顔面を打ち抜かれ死亡します。実は弾の中に脱出する鍵が入っていたのですが、アンナの暴発により鍵は破損し、脱出が不可能と悟ったライアンは途方に暮れ泣きだします。
ジグソウ ソウレガシーの結末
ローガンとエレノアは事件現場に到着し、捜査を始めます。2人を追跡していたハローラン刑事も到着します。現場には風化した2体の死体が横たわっていました。その死体はライアンとアンナのものでした。実は一連のゲームは10年前に行われていたものだったのです。ローガンとハローランは突然何者かに襲われ、気付くと首に謎の装置を付けられていました。2人の間にはボタンがあり、「ボタンを押した方から罪を告白せよ」と告げられます。ハローランはローガンのボタンを押し、強制的に罪を告白させようとします。すると首につけられた装置が作動します。8方向から放たれたレーザーメスが顔面に迫ってきます。ローガンは臨床医時代にジョン・クレイマー(ジグソウ)を担当しており、彼のミスによりジョンの癌は手遅れになってしまったことを告白します。しかしレーザーはローガンの顔面を貫通し、ローガンは血を流して倒れます。続いてハローランの番です。首元のレーザーが作動します。そんな中、死んだと思われたローガンが立ち上がります。ローガンはハローランに罪を告白させる為に捕まり死んだふりをしていたのです。更に最初のゲームで目を覚ますことが出来ず死亡したと思われる男もローガンだと判明します。ジョン・クレイマー(ジグソウ)は自身のミスでローガンを殺す訳にはいかないと考えローガンを助けます。その後ローガンはジョンの弟子になります。更に、発見された男の死体はハローラン刑事が見逃した犯罪者だと発覚します。また、ローガンはハローラン刑事が逮捕しなかった為、妻が犯罪者に殺された事も明かします。しかし、ハローラン刑事はそれらの罪を認めなかった為レーザーメスはハローラン刑事の頭部を切断し、死亡します。ローガンは部屋のドアを閉め、立ち去ります。
以上、ジグソウ:ソウ・レガシーのあらすじと結末でした。
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