ツインズの紹介:1988年アメリカ映画。アーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デヴィートのダブル主演によるコメディ映画です。遺伝子操作によって生まれるも、その後生き別れた双子。心技体のどれを取っても最高な弟と、チビでデブでケチな、まったくさえない兄が出会い、共に母親を探す旅に出かけることになるが……。
監督:アイヴァン・ライトマン 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ジュリアス・ベネディクト)、ダニー・デヴィート(ヴィンセント・ベネディクト)、ケリー・プレストン(マーニー・メイソン)、クロエ・ウェッブ(リンダ・メイソン)、ボニー・バートレット(メアリー・アン・ベネディクト)ほか
映画「ツインズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ツインズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ツインズの予告編 動画
映画「ツインズ」解説
この解説記事には映画「ツインズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ツインズのネタバレあらすじ:起
今から約30年以上前、アメリカ政府は全知全能の究極人間を創り出す極秘プロジェクトを行っていました。それは超優秀なエリート男性6人の精液を混合し、美しく才能のあるメアリー・アン・ベネディクト(ボニー・バートレット)という女性に人工授精させるものでした。やがてメアリー・アンは双子を出産、弟は研究機関の狙い通りの超優良児でしたが、もう片方の兄は超が付くダメ人間で、二人は母から引き離され兄は孤児院に送られます。そして現在。フィジー諸島で研究対象として育てられた双子の弟ジュリアス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、35歳の誕生日に初めて双子の兄の存在を知り、まだ見ぬ兄を探して旅に出ます。
ツインズのネタバレあらすじ:承
一方、超ダメ人間に育った双子の兄ヴィンセント(ダニー・デヴィート)は高級車を盗んでは売り飛ばして生計を立てていました。しかしヴィンセントは200回以上に渡る駐車違反と免許証の期限切れにより留置場に放り込まれ、面会に来たジュリアスと再会を果たします。ジュリアスが保釈金と罰金を立て替えることによりシャバに出たヴィンセントでしたが、ジュリアスに嘘をついてまたしても車を盗んでしまい、その途中でヴィンセントの行きつけの店に立ち寄ります。そこでジュリアスはウェイトレスをしているヴィンセントの恋人リンダ(クロエ・ウェッブ)の妹マーニー(ケリー・プレストン)と知り合い、互いに親近感を抱きあいます。
ツインズのネタバレあらすじ:転
母メアリー・アンが生きていることを知ったジュリアスはヴィンセントを説得、リンダとマーニーも加えて4人で盗んだ車に乗って旅に出ます。しかし盗んだ車には総額500万ドルもの盗品のジェット用燃料噴射装置があり、車を奪われた組織のボスのウェブスター(マーシャル・ベル)は彼らの行方を追っていました。その頃、かつて極秘プロジェクトに参加していた科学者トレーブン教授(ネヘミア・バーソフ)に会った兄弟は、実験の失敗により全ての長所はジュリアスに、全ての短所はヴィンセントに集中したことを聞かされます。落胆するヴィンセントをジュリアスが励まし、4人はメアリー・アンが住むサンタフェ近辺の文化村を訪ねますが、そこで出会ったメアリー・アンは彼らを地上げ屋と勘違いしてしまい、「彼女は死んだ」と言って追い返してしまいます。
ツインズの結末
落胆したヴィンセントは、単身で取引先のヒューストンに向かいますが、車を狙うウェブスターの罠にハマり、危うく殺されそうになったところを駆け付けたジュリアスに助けられ、二人はウェブスターの頭上に鎖付きのフックを落として生き埋めにして倒します。ヴィンセントは盗品の燃料噴射装置を元の持ち主に返却し、報酬をもらって借金を完済、残った金でコンサルタント会社「ヴィンセント商会」を設立、ジュリアスも会社を手伝うことにします。そして二人は、誤解が解けた母メアリー・アンとの再会を果たします。数年後、ジュリアスとマーニー、ヴィンセントとリンダは結婚、それぞれにそっくりな双子の赤ん坊が誕生、一家は幸せな家庭を築いていました。
劇中にジェフベックとニコレットラーソンが出てるの トラボルタの奥さんケリープレストンは2020年に亡くなったんですけど若い頃は本当にきれいな女優さんでした