アトミック・トレインの紹介:1999年アメリカ映画。キャビアと偽って核弾頭を積んだ貨物列車のブレーキが利かなくなり長い下り坂を加速し続けデンバーに向かっていました。その無線を聞いたジョンは単独で貨物列車を止める為にヘリに乗り向かいましたが・・という話です。貨物列車を止める話から、核の爆発で国家の存亡にまで関わる事態になるというパニック映画です。
監督:デビッド・ジャクソン、ディック・ローリー 出演:ロブ・ロウ(ジョン)、クリスティン・デイヴィス(メーガン)、イーサイ・モラレス(マック)、ジョン・フィン(ウォリー・フィスター)、ミーナ・スヴァーリ(グレース)、エドワード・ハーマン(大統領)ほか
映画「アトミック・トレイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アトミック・トレイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アトミック・トレイン」解説
この解説記事には映画「アトミック・トレイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アトミックトレインのネタバレあらすじ:起
踏切でエンジンがかからなくなったスークルバスに列車が迫ります。ブレーキをかけても列車は止まりません。危機一髪のとこ里でエンジンがかかり惨事にはなりませんでした。貨物列車では化学薬品などが積み込まれ出発の準備をしています。一方妻のメーガン、娘のグレース、息子のチャンスと暮らすジョンは彼氏のできた思春期のグレースに頭を悩ましていました。そこに妻の元夫のマックが実の子供であるチャンスをバスケットの試合のため連れに来ました。試合でシュートを打てなかったチャンスにキツく指導するマックに対し、義父であるジョンはチャンスを誘い出し男同士でスポーツをし、話をしました。そのころ貨物列車では怪しい二人が積み荷の『キャビア』について不穏な言動をしていました。
アトミックトレインのネタバレあらすじ:承
出発した貨物列車に異変が起こりました。ブレーキが利かなくなっていたのです。スピードが出過ぎているのに気づいたデンバー鉄道管理局が連絡を取りました。この無線を聞いたジョンは運輸安全委員会で働いていたため、ヘリに乗せてもらい貨物列車に向かいました。そしてヘリから後方を走る貨物列車に乗りこみ、加速させました。追いついたところで、貨物列車と連結に成功しました。そしてブレーキをかけますが、重力に耐え切れず連結部分が切れました。そこでジョンは再び貨物列車に接近させ貨物列車に飛び移りました。この様子はヘリからテレビ中継されジョンはヒーロー扱いされていました。そしてこのまま止まれないとデンバーまで着いて激突すると報道されてしまいした。そのころ『キャビア』を積んだ男が、一緒にいた男に実はキャビアではなく、ロシアの核弾頭が乗っていると話し、早くデンバーを離れろと言って去りました。聞いた男は匿名で核弾頭が乗っていることを鉄道管理局に電話しました。
アトミックトレインのネタバレあらすじ:転
軍は爆撃機で破壊する案を出しましたが大統領は却下しました。ジョンは貨物列車の中の荷物を軍の指示で調べました。中身はロシアの核弾頭でした。この事実はニュースに流れデンバーは混乱に陥り略奪が横行し、警察では制御できなくなっていました。ジョンの家族もデンバーを離れる準備をし、デート中のグレースに連絡しました。合流場所を決めますが街中は大混乱でスムーズに進めませんでした。途中で保安官をやっているマックと合流しますが、武器を略奪した市民が私設の軍隊を作って攻撃してきました。ジョンは外れた配線を命がけで繋ぎブレーキが回復しました。そしてブレーキをかけ徐々に減速し始めました。しかし後ろから仲間を助けようと全速力で走ってきた貨物列車が追突してしまいブレーキは壊れてしまいました。再び下り坂で加速し始めた貨物列車はデンバーの手前の急カーブで脱線するという予測通り脱線して積荷のコンテナが散乱しました。脱線の前に飛び降りたジョンが現場にたどり着くと所々炎を上げ、消火活動が行われていました。
アトミックトレインの結末
一方家族らは、マックがバイクでグレースとチャンスを逃がそうとしますが途中で転落しマックは死んでしまいました。現場ではジョンが核弾頭の場所を突き止め、発火装置を外す隊員が来て外し始めました。無線では消火活動に協力してくれるヘリを呼びかけていました。水を撒くと化学反応で爆発するので消火剤を撒くように説明しますが、電波の具合が悪く聞き取れないため、水を撒いたヘリによってついに核爆発を起こしてしまいました。ジョンは家族と再会しました。テレビでは大統領が今回の爆発の件と今後のこの国のあり方を国民に向かって話していました。
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