ザ・モンスターの紹介:2016年アメリカ映画。アルコール依存症から脱却できないキャシーは娘のジェシーの将来を思って、別れた夫の元にリジーを預けるため夜車で向かっていると、途中で狼を撥ねてしまい、車も動かなくなってしまったことから、森に潜む怪獣に襲われるというモンスターホラー映画です。この作品では怪獣より、母と娘の関係に話の中心が置かれています。
監督:ブライアン・ベルティノ 出演:ゾーイ・カザン(キャシー)、エラ・バレンティン(リジー)、アーロン・ダグラス(ジェシー)ほか
映画「ザ・モンスター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・モンスター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・モンスターの予告編 動画
映画「ザ・モンスター」解説
この解説記事には映画「ザ・モンスター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・モンスターのネタバレあらすじ:起
10歳の娘のリジーと二人で暮らすキャシーはアルコール依存症から抜け出せず、なにもかもだらしなくて生活は乱れていました。リジーの将来を考え別れた夫にリジーを預けることになり、車で元夫の所に向かいました。夜になり、雨が降って来ました、途中で道路の真ん中にいた狼を撥ねてしまい、車も撥ねた反動で故障し動かなくなりました。キャシーは怪我をしていて早速救急車を呼びました。レッカー車と救急車が向かってくることになりました。二人は外に出ると狼は死んでいました。そして暗闇に何かが潜んでいる気配を感じました。そして狼の死骸も消えていました。
ザ・モンスターのネタバレあらすじ:承
やがて1台の車がやって来ました。ジェシーという男が乗っていて車の修理屋でした。車の状態を見ながら車の底に潜り修理をし始めました。その間リジーはキャシーと過ごした苦悩の日々を思い出していました。しかしキャシーの性格はいつも通りで、雨に濡れない車の中であれこれリジーに命令していました。雨に濡れながらキャシーの言われるがままに動いていたリジーでしたが何者かが迫ってくる気配を感じ車に乗り込みました。すると怪獣のような生物がジェシーに迫っていました。クラクションを鳴らし、逃げように警告をするのもむなしくジェシーは怪物に襲われ死んでしまいました。
ザ・モンスターのネタバレあらすじ:転
底に救急車が到着しました。救急隊員はキャシーの早く車を出せという呼びかけにも関わらず、キャシーの応急手当てをします。運転手も車を発進させず無線で連絡していました。その時フロントガラスに怪獣がアタックしてきました。やっと事態を把握した運転手でしたが、怪獣に襲われてしまいました。そしてキャシーも襲われますが、リジーと二人は生き残り逃げ出しました。しかし怪獣は潜んでいます。リジーはキャシーとの生活を合間に思い出していました。ふと我に返ると再び怪獣が襲ってきました。キャシーが殺されました。悲しむリジーでしたが、怪獣と闘う決心をしました。
ザ・モンスターの結末
リジーは向かってくる怪獣に向き合いました。決して怖がらず怪獣を見ていました。怪獣は牙を剥き吠えています。怪獣がたき火を避けるのを見たリジーは、怪獣が襲ってくるタイミングで簡易ガスボンベにライターで火を付け怪獣に放射しました。すると怪獣は燃え上がりのた打ち回り死んでしまいました。戦いが終わりリジーは、キャシーの優しかった頃を思い出しました。アルコール依存症から脱却できないキャシーを恨んだ時期もあったものの、母としてのキャシーの存在の大きさを知りました。
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