エクスプロラーズの紹介:1985年アメリカ映画。宇宙に憧れる三人の少年が手作り宇宙船で宇宙に飛び立ち、異星人と交流するというSF冒険ファンタジーです。イーサン・ホークとリバー・フェニックスは本作品が映画デビュー作となりました。
監督:ジョー・ダンテ 出演者:イーサン・ホーク(ベン・クランドール)、リバー・フェニックス(ウォルフガング・ミューラー)、ボビー・ファイト(スティーヴ・ジャクソン)、アマンダ・ピーターソン(ロリ・スウェンソン)、ジェイソン・プレソン(ダレン・ウッズ)ほか
映画「エクスプロラーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エクスプロラーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エクスプロラーズ」解説
この解説記事には映画「エクスプロラーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エクスプロラーズのネタバレあらすじ:起
ワシントンD.C.の郊外に住む14歳の少年ベン・クランドール(イーサン・ホーク)は、古いSF映画を観て眠りについたその夜、夢の中で不思議な電子回路板の図式のような世界を見つけました。目覚めたベンは早速その図式をメモし、頭脳明晰で研究好きな親友ウォルフガング・ミューラー(リバー・フェニックス)に見せてみました。ウォルフガングはその図式をコンピューターに打ち込むと、何やら青い光を放つ謎の球体が現れました。ある日の放課後、上級生にいじめられていたベンは仲間のダレン・ウッズ(ジェイソン・プレソン)に助けられたことから彼も誘うことにし、ウォルフガングの家を訪れて実験に立ち会っていました。
エクスプロラーズのネタバレあらすじ:承
やがて三人は青い球体を自由自在に操れるようになり、球体の中に入って空を飛べるようにもなっていました。これで宇宙にも行けると考えた三人は町のクズ鉄置場などからガラクタを寄せ集めて手作りの宇宙船を完成させ、“サンダーロード号”と名付けました。三人は近くのドライブイン上空などでテスト飛行を繰り返しましたが、危うくヘリコプターに見つかってしまい、サンダーロード号はまるでUFOのような動きを見せて何とか逃げおおせました。ベンはテスト飛行を経て自信がつきましたが、ウォルフガングは命の保証はできないとして慎重な態度を見せました。
エクスプロラーズのネタバレあらすじ:転
ある日、ベンはかねてかた想いを寄せているロリ・スウェンソン(アマンダ・ピーターソン)の夢を見ていました。奇しくもウォルフガングやダレンもまた同じ夢を見ており、三人は“誰かが僕らを呼んでいるんだ”と強く感じるようになっていきました。そんな時、森の中に隠していたサンダーロード号が人に見つかりそうになり、三人はサンダーロード号で緊急発進し、そのまま宇宙へと旅立ちました。機体に胸を膨らませる三人の前に巨大な宇宙船が現れ、サンダーロード号はその中に引き寄せられていきました。
エクスプロラーズの結末
三人は巨大宇宙船の中を探索し、まるで昆虫のような二人の異星人の子供と遭遇しました。最初はその奇妙な姿に怯えていた三人もやがて打ち解け合い仲良くなりました。異星人は地球のテレビ番組を見るのが大好きで、まさにベンら三人と同じく無邪気で遊び盛りでした。実はベンに夢を通じて図式を送ったのも異星人だったのです。そんな時、さらに超巨大な宇宙船が現われ、中から異星人二人の親が我が子を迎えに来ました。ベンら三人は異星人から緑色に輝く石をプレゼントされ、地球への帰路につきました。地球に帰り着いたサンダーロード号は力尽きて故障しました。後日、ベンはまたしても新たな図式の夢を見ていました。
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