沈黙の陰謀の紹介:1998年アメリカ映画。スティーヴン・セガール主演の「沈黙」シリーズの一作品となるアクション作品です。元CIA研究者だった町医者が新型ウイルスをばら撒こうとする過激派と死闘を繰り広げます。
監督:ディーン・セムラー 出演者:スティーヴン・セガール(ウェズリー・マクラーレン)、ホイットニー・イエロー・ローブ(アン・ホワイト・クラウド)、L・Q・ジョーンズ(フランク)、カミーラ・ベル(ホリー・マクラーレン)、ゲイラード・サーテイン(フロイド・チショルム)ほか
映画「沈黙の陰謀」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の陰謀」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「沈黙の陰謀」解説
この解説記事には映画「沈黙の陰謀」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙の陰謀のネタバレあらすじ:起
かつてCIAの免疫学者として秘密研究所に勤めていたウェズリー・マクラーレン(スティーヴン・セガール)は愛娘のホリー(カミーラ・ベル)と共にモンタナ州の片田舎の町エニスに移り住み、この町で町医者として平和な日々を送っていました。そんなある日、反政府主義を標榜する過激思想のテロリスト集団が立て籠もり事件を起こし、FBIの特殊部隊に投降しました。しかしテロ集団のリーダー、フロイド(ゲイラード・サーテイン)は政府施設から盗み出した空気感染性の新型致死性ウイルスを自らの身体に打ち込んでおり、自らが感染源となってウイルスを拡散しようと企んでいました。
沈黙の陰謀のネタバレあらすじ:承
フロイドはあらかじめウイルスのワクチンも同時に打ち込んでいました。フロイドを取り調べた保安官や裁判所の判事らは次々と発症して死んでしまい、ウイルスは瞬く間にエニス周辺に蔓延、一帯は軍隊によって完全封鎖されました。ウェズリーはこの新型ウイルスが、かつて自身がCIA時代に開発に関与していた新型ウイルス“NAM-37”であることを見抜き、ワクチンを持った医師団と特殊部隊がエニスに入りましたが、ウイルスはもはや突然変異を繰り返しており、ワクチンも効かなくなっていました。そしてフロイドも感染症にかかり、命の危険を感じるようになりました。
沈黙の陰謀のネタバレあらすじ:転
テロ集団は留置場を襲撃してフロイドを救出、病院を占拠して多数の人質を取ります。その中にはホリーの姿があり、ホリーを含む一部の人間がウイルスに対して免疫を持っていました。その事実を知ったフロイド一味はワクチンを開発するためホリーを拉致して血液成分を調べようとしましたが、ウェズリーは親友のフランク(L・Q・ジョーンズ)や仕事仲間でもある医学生のアン(ホイットニー・イエロー・ローブ)と共にホリーを救い出して逃亡、かつてウイルスを研究していた秘密研究所でワクチンの研究を始めました。
沈黙の陰謀の結末
ウェズリーは研究の結果、ウェズリー親子が毎日のようにハーブティーとして飲んでいた、ネイティブ・アメリカンが“秘密の花”と呼ぶ野生のハーブが抗ウイルス作用を示すことを突き止めました。病院に戻ったウェズリーとホリーはテロ集団に捕まりますが、ウェズリーは鍛え上げられた格闘術を駆使してテロリストたちをなぎ倒していき、最後はフロイドを殺してテロ集団を壊滅させました。ウェズリーは医療チームに治療法を伝え、ヘリコプターから“秘密の花”の花びらを町中に撒き散らし、人々にその花を煎じて飲むよう呼びかけました。
この映画の感想を投稿する