マチルダの紹介:1996年アメリカ映画。ロアルド・ダールの児童文学作品『マチルダは小さな大天才』を映画化したファンタジー・コメディ作品で、明晰な頭脳と超能力を持つ少女マチルダが周囲の悪い大人たちに立ち向かう姿を描いています。
監督:ダニー・デヴィート 出演者:マーラ・ウィルソン(マチルダ・ワームウッド)、ダニー・デヴィート(ハリー・ワームウッド)、リー・パールマン(ジニア・ワームウッド)、エンベス・デイヴィッツ(ミス・ハニー)、パム・フェリス(ミス・アガサ・トランチブル)ほか
映画「マチルダ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マチルダ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マチルダ」解説
この解説記事には映画「マチルダ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マチルダのネタバレあらすじ:起
アメリカの田舎町に住む、金のことしか頭にない中古車販売業者のハリー・ワームウッド(ダニー・デヴィート)と妻ジニア(リー・パールマン)との間に初の女の子となるマチルダ(マーラ・ウィルソン)が誕生しました。
仕事で忙しい両親や意地悪な兄マイケル(ブライアン・レヴィンソン)から邪見に扱われるなか、マチルダは幼くして図書館で借りた本を読み漁り、大人顔負けの頭脳明晰ぶりを見せつけました。
そしてマチルダが6歳になった頃、彼女は父ハリーが売る中古車はいずれも欠陥品であることを見破り、意地悪な父への報復として帽子の裏に接着剤を塗るなどのいたずらを仕掛けました。この頃から、マチルダには何やら不思議な超能力が目覚めようとしていました。
マチルダのネタバレあらすじ:承
ようやく小学校への入学を許されたマチルダでしたが、入ったクランチェム・ホール小学校は粗暴な女校長ミス・アガサ・トランチブル(パム・フェリス)が暴力と体罰で支配する地獄の世界そのものでした。
そんなマチルダの理解者となってくれたのは心優しい担任教師ミス・ハニー(エンベス・デイヴィッツ)でした。一方、違法行為を繰り返すハリーはFBI捜査員のボブ(ポール・ルーベンス)とビル(トレイシー・ウォルター)からマークされていましたが、ハリーらはマチルダの警告を完全に無視しました。
やがてマチルダは反りの合わないトランチブル校長と対立し、その際に自分の中に超能力が宿っていることに気付きました。
マチルダのネタバレあらすじ:転
ある日の放課後、ミス・ハニーはマチルダを自宅に招待し、自らの秘められた過去を打ち明けました。実はトランチブル校長はミス・ハニーの継叔母であり、ミス・ハニーを虐待したあげくその父マグナスを自殺に見せかけて殺害、家と財産を奪っていたのです。
マチルダは超能力を上手く使いこなせるよう訓練し、トランチブル校長の罪を暴いて学校から追い出そうと決意しました。マチルダはトランチブル校長の目の前でマグナスの幽霊を装い、全ての罪を責めました。
マチルダの結末
マチルダは超能力を使ってトランチブル校長に警告を発し、逆ギレした校長はことごとくマチルダの超能力の前にやり込められ、更には今まで虐げられてきた学校の子供たちも遂に立ち上がり、袋叩きにされた校長は逃げ出して学校にようやく平和が戻りました。
そしてミス・ハニーの元に家と財産が取り戻されました。一方、FBIに追い詰められたハリーらはグアムに逃亡を決意、マチルダは意地悪な家族とは決別してミス・ハニーの養子になることを決意しました。
その後、マチルダはめでたくクランチェム・ホール小学校校長となったミス・ハニーと幸せに暮らしました。
以上、映画「マチルダ」のあらすじと結末でした。
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