宇宙人の解剖の紹介:2006年ドイツ,イギリス映画。違法コピー製品を販売していたレイが、ある老人から宇宙人の解剖フィルムを見せられます。このフィルムで金儲けをしようと買ったものの、フィルムには何も映っていなく悩んだ末、ヤラセフィルムを作ることにしました。しかしこれが本物と称され二人の嘘は嘘の上塗りをはじめ後戻りできなくなりました・・・とう話の実在する『宇宙人解剖フィルム』に関する再現映画です。
監督:ジョニー・キャンベル 出演者:デクラン・ドネリー(レイ・サンティリ)、アント・マクパートリン(ゲイリー・シュフィールド)、ビル・プルマン(モーガン・バナー)、モーウィーナ・バンクス(ジャスミン)、ハリー・ディーン・スタントン(ハーヴェイ)、オミッド・ジャリリ(メリック)、ジョン・カーター(モーリス)ほか
映画「宇宙人の解剖」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「宇宙人の解剖」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
宇宙人の解剖の予告編 動画
映画「宇宙人の解剖」解説
この解説記事には映画「宇宙人の解剖」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
宇宙人の解剖のネタバレあらすじ:起
ドキュメンタリー映画監督のモーガンがとある事務所を訪ねました。机の前に座る男に今からのインタビューは誰にも口外しないという書類にサインさせられました。サインした後し二人の男が紹介されました。レイ・サンティリとゲイリー・シュフィーウドの二人でした。この二人は巷で噂の宇宙人解剖フィルムを世に出した張本人でした。そしてモーガンは世界の一大スクープになるかもしれない期待と共に彼らのインタビューを開始しました。
宇宙人の解剖のネタバレあらすじ:承
レイはDVDを違法にコピーし販売していましたがオトリ操作で捕まり在庫全て没収されました。あくまでも違法な商売をしたいレイはゲイリーを誘いマイアミに行きました。ハーヴェイという男がプレスリーの未公開フィルムを持っているとのことで、また金儲けをしようというものでした。ハーヴェイにプレスリーのフィルムを見て契約した後、ハーヴェイからまだ凄いフィルムがあると知らされ、夜レイはハーヴェイの家に行き見せられたものは50年前のロズウェルに墜落したUFOから回収された宇宙人の解剖フィルムでした。そしてハーヴェイは当時軍のカメラマンだったと言いました。そして複製したフィルムを長年持っていたが、レイに売りたいと言ってきました。金額は3万ドルでした。そこでレイはゲイリーに相談するとUFOマニアのマフィアを紹介され3万ドルを手にしてフィルムを買い取りました。
宇宙人の解剖のネタバレあらすじ:転
レイは早速友人たちを招待しフィルムを鑑賞しましたが、何も映っていませんでした。知人に修復を依頼するも無理で、このままだとマフィアに殺されると覚悟したレイはヤラセフィルムを作ることにしました。知り合いのマネキン製作者に頼み、そしてカメラマンも構え、自分が見たフィルム通りに撮影しました。フォリムもモノクロで荒くしアラ隠しも兼ねていました。完成したフィルムをマフィアに見せると、感動してくれました。これをいいことにレイは複製を次々作り売り出すことにしました。更にロンドンの博物館で入場券を販売して上映会も開きました。さらにテレビ局にまで売り込みをかけ、レイらは大金を手にし部屋中金だらけになりました。
宇宙人の解剖の結末
しかし大儲けする二人にマフィアが儲けの取り分を要求してきました。困った二人でしたが、その後マフィアが殺されました。裏でマフィアより怖いものが動いていました。話を聞いたモーガンは、UFOを回収した国家が動いているかもしれないと思いました。一方テレビはさらに過熱し、レイやゲイリーはもとより撮影したとされるハーヴェイにまで白羽の矢が立ちますがハーヴェイは逃げ回ります。そこで二人はホームレスをハーヴェイに仕立てインタビュー受けさせました。その後その時フィルムの修復が一部成功したとの報告が来ました。そこに映っていたのは本物のエイリアンでした。偽物を作ったのに本物が出てきたら困るという事で本物のフィルムを土に埋めました。今から10年前の話でした。この話を聞いたモーガンはレイらと契約を交わし掘り起こすことになりました。しかしこれもレイらの手口でした。エンディングクレジットの最後に本物のレイとゲイリーが映し出されます。
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