レイチェルの結婚の紹介:2008年アメリカ映画。姉レイチェルの結婚式に出席するため、依存症治療施設から妹キムが帰ってくることに。幸せな結婚式になるはずが、姉妹と両親の消したい記憶がふつふつと蘇ってくる…。
監督:ジョナサン・デミ 出演:アン・ハサウェイ(キム)、ローズマリー・デウィット(レイチェル)、ビル・アーウィン(ポール)、トゥンデ・アデビンペ(シドニー)、マーサー・ジッケル(キーラン)、アンナ・ディーヴァー・スミス(キャロル)、アニサ・ジョージ(エマ)、ほか
映画「レイチェルの結婚」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レイチェルの結婚」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「レイチェルの結婚」解説
この解説記事には映画「レイチェルの結婚」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レイチェルの結婚のネタバレあらすじ:起
9カ月の療養所生活からキムが帰ってくることになりました。姉レイチェルの結婚式に出席するためです。父ポールと復縁の妻キャロルに迎えられ家へ帰ると、純白の衣装に身を包み、予行練習をする姉レイチェルの姿が。キムはレイチェルと歓談し、仲睦まじげな様子を見せますが、周囲の人物もそしてキム自身も、家族との間に抱えた確執に気づいていました。
レイチェルの結婚のネタバレあらすじ:承
結婚式の前祝にレイチェルの夫シドニーの家族、そして彼らの友人が招待され、総出で彼女たちを祝いました。ところが主役のレイチェルを差し置いて長々と姉妹の絆について語り始めてしまうキム。パーティーが終わって姉妹喧嘩が始まりますが、レイチェルから妊娠の知らせが告げられ殺伐とした空気は一気に幸せな雰囲気になりました。ところがキムは納得がいっていないようです。
レイチェルの結婚のネタバレあらすじ:転
妊娠の話を母アビーにしながら、レイチェルが思い出すのは姉妹の下にいた歳の離れた弟イーサンです。キムが10代の頃車を運転していて車ごと川に転落、同乗していた幼いイーサンはこの事故で亡くなっていました。結婚式に出席するレイチェルと女友達、キムは明日に備えてサロンで手入れをしてもらうことに。ところがそこには以前療養所にいた時のキムの「告白」を読んでしまった依存症の男性が働いていました。レイチェルは自分に関する嘘を他人に吹聴していたとキムを罵倒し、家に帰ってしまいます。キムは自分が親の愛情を求めてはいけないのかとパニックになり、車を借りてそのままアビーの元に逃げ込みました。
レイチェルの結婚の結末
キムはアビーに対面するや否や、どうしてイーサンを薬物中毒だった自分に預けたのかと詰め寄ります。アビーはキムを平手打ちし、キムが彼を殺したのだと叫びました。キムは足早にその場を立ち去り、車に乗り込みました。彼女は意を決して雑木林に突っ込みましたが命に別状はありませんでした。翌朝現場検証の後、キムは家へ帰ります。レイチェルがキムを介抱し、入浴させてやりました。夕方になると結婚式が始まりました。衣装に身を包み、バンドの演奏を加えて式は盛り上がりました。アビーが姉妹の元を訪れますが、挨拶もそこそこに立ち去ってしまいました。翌朝、キムを療養所に送迎するための車が来ていました。彼女は言葉を交わすことなく立ち去ろうとしていましたが、レイチェルが気づいて駆け寄ります。キムは去り、レイチェルはシドニーとの生活を前に実家での最後の時間を過ごすのでした…。
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