映画「サイレント・ワールド2012」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サイレント・ワールド2012の紹介：2011年アメリカ映画。西暦2012年、アイスランド・ヘクラ山の噴火により氷河が崩壊、異常気象を伴ってアメリカに迫り来るなか、娘を助けるためニューヨークに向かう家族や氷河に立ち向かう軍などの姿を描いたB級SFパニック映画です。
監督：トラヴィス・フォート 出演者：パトリック・ラビオートゥー（ビル・ハート）、ジュリー・マッカロー（テリ・ハート）、ケイティ・ウィルソン（ジュリア・ハート）、ニック・アファナシエフ（ネルソン・ハート）、カイル・モリス（ローガン）ほか
この解説記事には映画「サイレント・ワールド2012」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
西暦2012年、アメリカ・メイン州。気象学者のビル・ハート（パトリック・ラビオートゥー）は高校生の息子ネルソン（ニック・アファナシエフ）と一緒に、ニューヨークの大学に通う娘のジュリア（ケイティ・ウィルソン）を車で空港に送り届けたところでした。
そんな時、アイスランド・ヘクラ火山を調査中の同僚から連絡があり、火山が大噴火を起こし、巨大氷河が崩壊したと聞いたところで通信が途切れました。
急いで職場に向かうと、同僚から既に全長1600キロの巨大氷河がカナダに襲来して異常気象を巻き起こしており、このままだと19時間以内に氷河が到達して北米に氷河期が到来すると告げられました。
ビルはニューヨークにいるジュリアを救出するため、上院議員の事務所で働く妻テリ（ジュリー・マッカロー）を説得して車に乗せ、ネルソンと三人で遙か遠いニューヨークを目指して出発しました。
ビルはジュリアに何度も電話をかけるも繋がらず、その頃ジュリアは恋人のローガン（カイル・モリス）と過ごしている最中でした。ところがニューヨークもまた氷河がもたらす異常気象に見舞われ、街中がパニックに陥るなか、ジュリアとローガンは手を取り合って街からの脱出を試みました。
一方、アメリカ軍は氷河の進行を食い止めようと爆撃を加えましたがビクともせず、それどころか砕かれた氷片が町に降り注ぎ、カナダの町は壊滅状態となってしまいました。
ビルたちは途中で車が故障し、乗り捨ててあったトラックに乗り換えてニューヨークを目指しました。途中で玉突き事故による大渋滞に見舞われ、何とかすり抜けたと思いきや今度は強盗に襲われてトラックを奪われてしまいます。
仕方なく徒歩で移動するビル一家はとある一軒家に立ち寄り、家の主人から小型飛行機を借りて、竜巻が吹き荒れるなかニューヨークを目指しました。
その頃、軍は遂に核ミサイルの使用に踏み切りましたが氷河はビクともせず、ボストンの街中や人々が凍り付き、街は完全に壊滅状態となってしまいました。
ジュリアとローガンは地下鉄のトンネルを潜り抜けてニュージャージーまで辿り着き、州兵に保護されて避難所へ案内されました。
一方、ビルらを乗せた小型機はニューヨーク目前で機体が凍結を始めたのでやむなく近くの空港に不時着、一家は車を奪ってニューヨークへ急ぎました。
その頃、軍は大量の爆弾を氷河の広範囲で爆発させる作戦を実行、爆破された巨大な氷の破片がニューヨーク中も降り注いで甚大な被害を出していました。ビルらはスマートフォンを頼りにジュリアを捜索、渋滞を乗り越えてようやくジュリアやローガンと再会しました。
一行はハドソン川を車で突っ切り、自由の女神像の中に逃げ込みました。軍はヘリ部隊や戦闘機を投入して懸命に氷河の進行を食い止めるために爆撃を繰り広げ、氷河はようやく自由の女神像を半分程に埋め尽くして停止しました。無事生き残ったビルら5人の元に救助のヘリが向かっていきました。
以上、映画「サイレントワールド2012」のあらすじと結末でした。
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