スリープレス・ナイトの紹介:2016年アメリカ映画。アメリカのギャンブルの中心都市ラスベガス、そこでは麻薬ギャングがカジノ経営者と結託し警官も買収され無法状態となっていました。警官ヴィンセントはなぜかギャングから麻薬を強奪、ギャンググループにより息子が誘拐されます。息子を取り戻したいヴィンセントは、ギャングと警察から疑われてしまいます。息子を取り戻すためギャングと戦うヴィンセントの運命は?『スリープレス・ナイト』はラスベガスの犯罪組織と警察の戦いを描いた犯罪アクション映画です。
監督:バラン・ボー・オダー 出演:ジェイミー・フォックス(ヴィンセント・ダウンズ)、ミシェル・モナハン(ジェニファー・ブライアント)、ダーモット・マローニー(ルビーノ)、デヴィッド・ハーバー(デニソン)、ティップ・“T.I.”・ハリス(ショーン)、オクタヴィウス・J・ジョンソン(トーマス)、ほか
映画「スリープレス・ナイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スリープレス・ナイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スリープレスナイトの予告編 動画
映画「スリープレス・ナイト」解説
この解説記事には映画「スリープレス・ナイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スリープレスナイトのネタバレあらすじ:起・麻薬の強奪と息子の誘拐
ラスベガスでのカーチェイス、2人の警官ヴィンセント(ジェイミー・フォックス)とショーン(ティップ・“T.I.”・ハリス)が悪人を追いかけます。悪人と戦う警官2人は車の中の25キロの麻薬を持ち去ります。自宅へ戻るヴィンセント、壁には彼が追いかける麻薬犯罪者達ノヴァク(スクート・マクネイリー)とルビーノ(ダーロット・マローニー) の写真がありました。その中には同僚のショーンの姿も。ショーンも犯罪に加担しているようでした。女性内務調査官のブライアント(ミッシェル・モナハン)は職場へ向かいます。彼女のオフィスにも、ノヴァクとルビーノの写真、そしてヴィンセントの写真もありました。ブライアントはヴィンセントも犯罪組織のメンバーと疑っているようでした。ブライアントはカウンセラーから仕事を休むことをアドバイスされますが、麻薬事件の捜査を続けます。ヴィンセントは、カーチェイスと麻薬を持ち去ったことを報告せずに職場へ戻ります。上司はカーチェイスの事件を話しはじめ、ヴィンセントとショーンは事件現場へ戻ります。ヴィンセントはそこでブライアントに出会います。ブライアントはヴィンセントを疑い、二人の間は気まずい雰囲気が流れます。ヴィンセントは前の妻デナの勤務先の病院へ息子トーマスに会いに行きます。そこで彼女が婚約していたことを知りショックを受けます。トーマスは父が仕事で忙しいことに不満をぶちまけます。車中で2人は何者かに襲われ、ヴィンセントは重症を負います。息子を誘拐する悪人たち、それはカジノ経営者で麻薬ギャングのルビーノの配下の者たちでした。ルビーノから電話を受けるヴィンセント、ルビーノは麻薬25キロを渡さないと、トーマスに危害を及ぼすと警告します。
スリープレスナイトのネタバレあらすじ:承・息子を取り戻せ、ギャングとの駆け引き
トイレで血を洗うヴィンセントはショーンに会います。怒りのヴィンセントはショーンに麻薬をもってくるように命令します。野球場で逆さ吊りにされバッティングマシーンのボールをぶつけられ拷問される男、それは麻薬王のノヴァクの親戚でした。彼はヴィンセントに麻薬を奪われた責任を取らされ舌をきられます。ヴィンセントは麻薬をゴミ袋へ入れて、ルビーノのカジノの男子トイレの屋根裏に置きます。ヴィンセントは一部の麻薬を持ちルビーノと会い、息子トーマスの解放を交渉します。残りの麻薬をもってくればトーマスを解放するというルビーノにヴィンセントは残りを取りに行きます。そこへ、ブライアントが現れます。ブライアントはカジノの従業員からヴィンセントもここに来たことを聞き、男子トイレへ行き麻薬を見つけます。ブライアントは女子更衣室のロッカーに麻薬を隠します。ノヴァクはルビーノをカジノに訪れ、カナダにいる麻薬ギャングの父親のために残りを早くもってこいと脅します。トイレへ戻るヴィンセントは麻薬が失われていることに気がつきます。ヴィンセントは屋根裏からキッチンへ行き砂糖を袋に詰め、麻薬とします。ヴィンセントは警察が来ると脅しルビーノとノヴァクを騙してトーマスを解放します。ブライアントは同僚刑事のデニソン(デヴィッド・ハーバー)とヴィンセントを探しにカジノへ来ます。デニソンはブライアントに疲れているようだから家に帰るようにいいます。ブライアントは麻薬の入ったロッカーの鍵をデニソンに渡して帰ります。
スリープレスナイトのネタバレあらすじ:転・ギャングとの戦いと麻薬の行方
車の中でノヴァックは麻薬の袋が砂糖と知り激怒、カジノへ戻りルビーノを拷問し麻薬を手に入れろと脅します。ルビーノは配下にトーマスとヴィンセントを捕らえるように命令します。逃げるヴィンセントとトーマス、トーマスは父を非難します。ヴィンセントは麻薬組織の調査をしている自分の境遇を打ち明けます。そこへ、ルビーノの配下のギャングがトーマスを誘拐しようとします。乱闘になる3人、ヴィンセントはギャングを撃退しますが、トーマスは捕らわれます。妻のデナは音信不通のトーマスのことが心配でヴィンセントに電話しますが、ヴィンセントはカジノにいることしか話しません。トーマス奪還のため、ヴィンセントはカジノ従業員の制服を奪い変装しますが、エレベーターで家に帰る途中のブライアントに出くわします。ヴィンセントを汚職警官、麻薬グループの一味と疑う彼女はヴィンセントと乱闘になります。ヴィンセントはブライアントに手錠をはめ、麻薬のありかを聞き出し、ロッカーへ向かいます。ブライアントは自力で脱出、デニソンに電話します。ヴィンセントは女子更衣室のロッカーへ行きますが、麻薬はありません。そこへデニソンがあらわれ2人は乱闘になります。ヴィンセントはデニソンを倒します。ブライアントはヴィンセントを追いかけます。トーマスは自力でルビーノのギャングから脱出、電話を見つけヴィンセントに連絡します。デナは事情もわからず心配になりカジノへ向かいます。ヴィンセントは駐車場でショーンに会います。ショーンはヴィンセントが内務調査官と知ります。そこへノヴァクの配下が来て、二人を襲います。ショーンは撃たれます。ヴィンセントはショーンの電話のメッセージをチェックしデニソンもギャングの一味とわかり驚きます。ブライアントとデニソンは駐車場でショーンを発見します。まだ生きているようですが、デニソンはショーンを殺害します。ヴィンセントは息子トーマスがカジノにいることがわかり、救出に向かいます。カジノにはノヴァクとルビーノもいました。ヴィンセントは、トーマスを救出しスポーツカーで逃げます。ノヴァクは二人を追いかけます。ブライアントとデニソンも現れます。デニソンとブライアントはルビーノを逮捕し車で警察まで連行します。
スリープレスナイトの結末:家族の再会と和解
ヴィンセントとトーマスはカジノのスポーツカーで逃走します。ヴィンセントはブライアントの携帯にデニソンがギャングの協力者であることを知らせるメッセージを送ります。ヴィンセントを追うノヴァクはヴィンセントと銃撃になります。相打ちになりますが、ノヴァクは死去、ヴィンセントは重症をおいますが、デナとトーマスにより病院へ運ばれます。ルビーノを連行する車の中ではブライアントがデ二ソンに拳銃を向けます。デニソンはルビーノを殺害、ブライアントも銃撃されます。駆けつけた警官にデ二ソンはルビーノが暴れて、ブライアントを銃撃したと嘘をつきます。瀕死のブライアントは警官にデニソンは嘘をついてるとし逮捕せよといいます。病院に運ばれたヴィンセントに心配するトーマスとデナが付き添います。その横を担架に乗せられたブライアントが運ばれていきます。眠れない長い夜はおわりを告げます。その後、回復したブライアントは病室のヴィンセントをおとずれます。ヴィンセントはトーマスとデナと一緒でした。ブライアントはヴィンセントを”Good cop”(良い警官)と呼びます。ヴィンセントはデナとトーマス、そしてブライアントの信頼を回復したようでした。ノヴァクの死体を調べる警官たち、携帯がなります。その電話は麻薬グループの大物のノヴァクの父からでした。電話に出る警官、ラスベガスの麻薬グループの壊滅を暗示させるラストです。
以上『スリープレス・ナイト』のあらすじと結末でした
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