バーフバリ 伝説誕生の紹介:2017年インド映画。古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を元に製作され、インド映画史上最大のヒットを記録した超大作歴史ドラマ二部作の前編です。古代インドを舞台に、滝の下の世界で育った一人の若者が、数奇な運命に導かれるうちに自らの出生の秘密に辿り着くことになります。
監督:S・S・ラージャマウリ 出演者:プラバース(シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ(二役))、ラーナー・ダッグバーティ(バラーラデーヴァ)、アヌシュカ・シェッティ(デーヴァセーナ)、タマンナー(アヴァンティカ)、サティヤラージ(カッタッパ)ほか
映画「バーフバリ 伝説誕生」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バーフバリ 伝説誕生」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バーフバリ 伝説誕生の予告編 動画
映画「バーフバリ 伝説誕生」解説
この解説記事には映画「バーフバリ 伝説誕生」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バーフバリ伝説誕生のネタバレあらすじ:起
遠い昔、インド一帯を支配していたマヒシュマティ王国の時代。赤ん坊を抱きかかえたひとりの老女シヴァガミ(ラムヤ・クリシュナ)は、追っ手の兵士から逃れながら滝の下に降り、近くの村に向かおうとしたところで足を滑らせて川に転落してしまいます。シヴァガミはシヴァ神に「自分の命と引き換えに赤ん坊の命を救って欲しい」と祈りを捧げ、赤ん坊は奇跡的に村人たちに救出されましたが、シヴァガミは命を落としてしまいます。村長の妻サンガ(ロヒニ)は、この赤ん坊は子供が生まれない自分への神からの授かりものとして育てることにし、赤ん坊に“シヴドゥ”と名付けました。
25年後、逞しい青年に成長したシヴドゥは(プラバース)は養母サンガの反対をよそに滝の上の世界へ興味を抱き、何度も何度も滝をよじ登ろうと試みていました。そんなある日、滝の上から女性の物らしき仮面が流れ着いたのを見つけたシヴドゥはその持ち主に会いたいとの思いを強くし、そこに現れた天女の幻に導かれるようにしてようやく滝の上の世界に這い上がりました。
バーフバリ伝説誕生のネタバレあらすじ:承
滝の上の世界に到達したシヴドゥは、そこで幻の天女に瓜二つの女戦士アヴァンティカ(タマンナー)を見つけました。アヴァンティカは一族や仲間たちと共にマヒシュマティ王国を支配する暴君バラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)の軍団と戦っており、囚われの身となっている王妃デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)を救い出そうとしていました。雪山で野宿をしていたシヴドゥはアヴァンティカに襲撃されますが、次第に二人は惹き付けあい、愛し合うようになっていきました。そんな時、デーヴァセーナ救出に向かったアヴァンティカはマヒシュマティ軍に捕まってしまい、助けに駆け付けたシヴドゥは生まれつきの怪力を駆使してマヒシュマティ兵を壊滅させました。その時、シヴドゥの姿を見た兵士の一人が“バーフバリ”と呟き、無礼を詫びてきました。辛うじて雪山から脱出したシヴドゥは、アヴァンティカに代わって王妃救出の任務を引き受け、単身マヒシュマティ王国へ向かいました。
バーフバリ伝説誕生のネタバレあらすじ:転
マヒシュマティ王国の都ではバラーラデーヴァの誕生日を祝う祝典が開催されており、黄金に輝くバラーラデーヴァ像が建立されていました。その一方で、民衆は重税を課され、反対者は容赦なく弾圧されるなど圧政に苦しんでいました。宮殿に幽閉されているデーヴァセーナは毎日のように中庭に落ちている小枝を拾っており、王家に代々仕えてきた家の出身である武器工場長カッタッパ(サティヤラージ)に対して「いつか息子が助けにくる。息子がバラーラデーヴァを倒したら、この小枝でバラーラデーヴァを焼くために集めているのだ」と告げました。一方、都に潜入したシヴドゥの姿を見た一部の民衆は突如“バーフバリ”の名を叫び出しました。“バーフバリ”の名に何ら心当たりのないシヴドゥでしたが、兵士に扮して宮殿に潜入、混乱に乗じてデーヴァセーナを救出しますが、バラーラデーヴァの息子バドラ王子(アディヴィ・シェシ)の部隊に捕まってしまいます。脱走したシヴドゥの前にカッタッパが立ちはだかり、更にはアヴァンティカの軍勢や、シヴドゥを追ってきたサンガたちが集まりました。シヴドゥはバドラを殺害、カッタッパはシヴドゥに槍を向けましたが、その顔を見た途端に“バーフバリ”と叫び戦いを止めました。
バーフバリ伝説誕生の結末
翌朝、シヴドゥは自分が一体何者なのかをカッタッパに尋ねました。カッタッパはシヴドゥらを前に、シヴドゥの正体は先代国王アマレンドラ・バーフバリ(プラバース(二役))の息子マヘンドラ・バーフバリであり、カッタッパはアマレンドラの生涯について語り始めました…。
今から50年前、マヒシュマティ王国を建国した初代国王と王妃が相次いで亡くなり、まだ幼いアマレンドラ王子に代わって前国王の兄ビッジャラデーヴァ(ナーサル)の妃シヴァガミが国王代理を務めることになりました。ビッジャラデーヴァは息子バラーラデーヴァを王位に就かせようとしましたが、シヴァガミはアマレンドラとバラーラデーヴァを競わせ、優秀な者を次期国王にしようとしていました。月日が流れ、競い合って成長したアマレンドラとバラーラデーヴァは国の一大事に遭遇することになります。国の機密情報が漏洩し、隣国の蛮族カーラケーヤに渡ったことを知ったマヒシュマティ王国はアマレンドラとバラーラデーヴァの二手に戦力を分け、10万人にもおよぶカーラケーヤの大軍10万人に対抗する策を取りました。アマレンドラの部隊は人質を救出しながらカーラケーヤ軍を翻弄、ビッジャラデーヴァの部隊は人質の命も顧みず攻撃を加えました。両部隊はカーラケーヤの族長(プラバカール)を追い詰め、アマレンドラが討ち取ろうとしたその時、横から割って入ったビッジャラデーヴァが族長を討ち取りました。しかし、シヴァガミは人質の命を救おうとしたアマレンドラを高く評価、アマレンドラは民衆の歓喜の中で次期国王に即位しました…。
カッタッパは話を終えると、アマレンドラは既にこの世にはいないと語りました。父が死んだ理由を問うシヴドゥに対し、カッタッパは「仲間に裏切られて死んだのだ。そして、その裏切り者とは自分のことだ」と告げました…。(後編『バーフバリ 王の凱旋』へ続く)
「バーフバリ 伝説誕生」感想・レビュー
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ひたすらマッチョでイケメンな主人公と悪役が無双します。
あまりにもこの作品を進められすぎて見る気があまりなかったのですが、いざ見てみるとハリウッドでも真似できないような一大スペクタクルで、3時間があっという間に過ぎます、インド映画なのでダンスと歌のシーンが入るのですが少なめでストーリーに集中できます。
ひたすらクライマックスの連続のような展開なので見終わった後は疲れます。
しかし、見終わったらすぐに続きが気になったので続編を借りに行きました。 -
インド映画初視聴 見始めたらスケールの大きさ色彩の艶やかさにみいってしまいました
ただ二役でも俳優の顔が似通ってるので相関関係を理解するのに
カッタッパはいったい何歳?元気爺さんだな
アヴァンティカ約の タマンナーは典型的なインド美人
話題殺到!好評に次ぐ好評につられて久し振りに映画館に足を運びました。
パワフルでタフな登場人物たち!ド迫力の映像美!!それってアリなの?なアクション!!そして驚きと感動のストーリー!!!
満ち溢れる圧倒的パワーにこちらまで勇気と元気をもらえました。
最近落ち込んで元気のない皆さん、バーフバリを観ましょう!ただ座って鑑賞する、それだけです!めちゃくちゃハイになれますよ!
バーフバリ!バーフバリ!!バーフバリ!!!