推理作家ポー 最期の5日間の紹介:2012年アメリカ映画。数々の名作を発表してきたミステリー作家、エドガー・アラン・ポー。実は彼の死は、多くの不可解な謎を残したものだった。彼の最期に何がおこったのか。
監督:ジェームズ・マクティーグ 出演:ジョン・キューザック(エドガー・アラン・ポー)、ルーク・エヴァンス(エメット・フィールズ刑事)、アリス・イヴ(エミリー・ハミルトン)、ブレンダン・グリーソン(ハミルトン大尉)、ケヴィン・マクナリー(マドックス編集長)、ほか
映画「推理作家ポー 最期の5日間」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「推理作家ポー 最期の5日間」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
推理作家ポー 最期の5日間の予告編 動画
映画「推理作家ポー 最期の5日間」解説
この解説記事には映画「推理作家ポー 最期の5日間」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
推理作家ポー 最期の5日間のネタバレあらすじ:起
エドガー・アラン・ポーは数多くのミステリー作品を世に送り出している作家ですが、彼の作品は大衆に迎合されず、ポーは呑んだくれる毎日を送っていました。そんな彼にも大切な女性がいました。彼女の名前はエミリー、しかし軍人である彼女の父親は2人の交際に反対しています。そんなある日、アメリカのメリーランド州で彼の書いた「モルグ街の殺人」に酷似した猟奇的な殺人事件が発生しました。ポーは一時は容疑者として警察に逮捕されますが、その後フィールズ刑事と共に事件解決に当たることになりました。
推理作家ポー 最期の5日間のネタバレあらすじ:承
しかし、またしてもポーの作品、「落とし穴と振り子」になぞらえた第2の事件が起こってしまいます。そしてなんと、その事件で最愛のエミリーを誘拐されてしまうのでした。その後も、ポーの作品を模倣した殺人事件が続いています。エミリーの安否も不明なままでした。ポーは、犯人に向けた挑戦状を新聞に掲載する事としました。それは、「エミリーを解放すれば自分が彼女の代わりに死ぬ」というものです。そして、ポーのもとに犯人からの一通の手紙が届きます。
推理作家ポー 最期の5日間のネタバレあらすじ:転
それは、彼が送った挑戦状への返信でした。しかし、ポーは不可解な点に気がつきます。そのメッセージが掲載された新聞は、まだ配達されていなかったのです。つまり、犯人は新聞が発刊される前に挑戦状の事を知っていた人物という事になります。そして手紙に使われていたインクから、ポーは犯人が新聞社に勤務している人間である事を突き止めました。そして、新聞社で植字工をしているイヴァンという男がポーの前に現れます。彼が、一連の事件の犯人だったのです。
推理作家ポー 最期の5日間の結末
イヴァンはエミリーを解放する代わりに、ポーに毒薬を差し出してきました。その毒薬を飲んだポーはエミリーが床下に閉じ込められている事を知り、彼女を助け出し救急車に乗せました。そして毒薬で弱った彼は、最後の力を振り絞って公園へと向かいました。ベンチに座った彼に、ポーが作家である事を知っている人物が話しかけてきます。ポーはその男性に「犯人はレイノルズ」と告げ息を引き取りました。そのポーの最後の言葉を知ったフィールズ刑事は、フランスへと向かっていたレイノルズの後を追います。そして、フィールズがレイノルズを撃ち、一連の猟奇的事件は幕を閉じるのでした。
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